全体のご案内 (回答)

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Q01001スイスを個人で旅行したいのですが、大丈夫ですか?
同じヨーロッパの中でも、スイスは「治安が安全」「人が親切」そして「乗り物の時間が正確」で、
「街中が清潔」ですので、非常に旅行しやすい国だと言えます。
しかも、国内の公用語はドイツ語、フランス語、そしてイタリア語ですが、人々は英語も良く理解し、
話しをしますので、日本人にとっても助かります。
Q01002旅行のベストシーズンは、いつ頃ですか?
夏のシーズンは、だいたい6月〜9月頃までですが、最も込む時期は、やはり7月〜8月です。
天候の安定している時期は7月と9月ですが、時には「雷雨」があったりします。
人が少なく料金が安く、そして草花が咲いている時期は、何と言っても6月〜7月上旬と、9月〜10月
上旬ですね。(但し、これも場所によって、その年の天候によって多少の差がありますのでご注意下さい)
Q01003花が咲いている時期は、いつ頃ですか?
花が咲いている時期は、その場所と標高によって多少のずれがありますが、一般的に言うと、標高が
500m付近では4月〜6月頃。(栽培したり、飾っている花はず〜と咲いていますよ)
標高が1000m付近は5月〜7月頃に、高山植物が咲いています。
家に飾る花は、もっと早くから咲いていますが、地面の花は牧草ですから、長く延びてくると刈り取ら
れれば、それでおしまいです。標高1500m付近では6月〜8月頃に、高山植物が咲いています。
(この辺りでは、刈り取る事はありません)
標高2000m付近では7月下旬〜9月上旬にかけて、さまざまな高山植物が咲いています。
北側斜面や南側斜面、そして異なる標高では、咲く花の種類も異なります。
どこでもそうですが、天候は年によって変わります。また異常気象もありますので、この情報も絶対では
ありません。
Q01004日中の気温はどのくらいですか?
場所や標高によって違いますが、一般的な平均気温は、次の通りです。(スイス政府観光局の資料)
地名(標高) 5月 6月 7月 8月 9月 10月
グリンデルワルト
(標高1030m)
12℃ 13℃ 16℃ 16℃ 12℃  9℃
ジュネーヴ
(標高 375m)
14℃ 17℃ 19℃ 18℃ 15℃ 10℃
サン・モリッツ
(標高1856m)
12℃ 13℃ 18℃ 18℃ 14℃ 11℃
日本でも東京都と長野市では、気温はずいぶんと異なりますが、スイスでも同じです。
ただ、日本と違うところは、スイスでは「湿気がない」という事です。
つまり、日中の気温は暑く高くても、日陰に入ればひんやりしますし、夜間には気温は下がります。
標高3000m付近の展望台に上がる方は、厚手のヤッケやコート、手袋は必要です。
Q01005スイスでの言葉は、何語ですか?
スイスの公用語は、ドイツ語、フランス語、イタリア語、そしてロマニッシュ語の4つとなりますが、
観光客が立ち寄る場所では、英語が十分に通用します。
ただ、ホテルやレストランの下働きの人には、出稼ぎの人が多いので、ポルトガル語やスペイン語、
ユーゴスラビア語などの言葉しか分からない人も多いですし、スイスの田舎に行くと、そこの老人には
ドイツ語やフランス語の「訛り」しか話さない人もいます。
日本人で時々「ここはちっとも英語が通じない国だ!」と怒る方がいますが、しかし「コーヒー」や
「テレビ」「トイレ」など、和製英語を英語だと思って、しかも日本語発音で話しても、それではきっと
通じないでしょう。
(スイス人の話す英語は、日本人の話す英語とは比べ物にならないくらい、立派な英語を話します)
Q01006どんなお金が通用しますか?
日本であらかじめ「スイスフランの現金」に交換するのは困難でしょうから、「スイスフランの旅行者用
小切手」(トラベラーズ・チェック)に交換しておいて、これを現地で現金同様に使えます。
現金だと落としても戻りませんが、「トラベラーズ・チェック」だと手続きをすれば戻ります。
例えば、50スイスフランの物を購入する際に、100スイスフランのトラベラーズ・チェックを出せば
50スイスフランのお釣りが、現金で手元に戻ってきます。
日本円や、アメリカ・ドルなどのトラベラーズ・チェックでも同様に使用できますが、交換レートが
店によって異なりますので、場合によっては損する場合もあります

日本円をそのままスイスへ持ってきても、空港や、町中のほとんどの銀行で、すぐにスイスフランの現金
に両替してくれます。(日本のように、用紙に記入したりパスポートを見せたりする事は殆どありません)
また、
ヨーロッパの殆どの国では現在は「ユーロ」ですが、スイスでは「スイスフラン」です。
(一部のホテル、レストラン、お店などでもユーロが使える所もありますが、全部ではありません)
Q01007クレジット・カードはあった方がよいですか?
クレジット・カードは、全国的にどこでも使用できますが、駅の売店(キオスク)や、スーパーマーケット
などでは使えない場合もあります。
(日本でも一緒で地下鉄の駅の売店で、クレジットカードでタバコを買っている人を見る事はないですね)
良く使えるカードから順に言うと、VISA、AMEX、マスターズ、ダイナース、JCBとなります。
使用する前に、カードには必ず
書き慣れた自分のサイン(日本語でも可)をしておきましょう。
落としたり、盗難した時の為に、カード会社の緊急連絡先やカード番号は、手帳に書き止めておきます。
Q01008お店の営業時間は、いつ頃までですか?
都市と観光地では異なりますし、時期によっても異なります。
例えば、都市ですと月曜日〜金曜日までが、午前10時ごろ〜午後7時ごろまで。
土曜日は、午後4時ごろまで。そして、日曜日は完全休業です。
観光地ですと月曜日〜金曜日は、午前8時頃〜午後7時頃まで商店は営業しています。
(但し、銀行は午後5時まで)。
土曜日は、銀行は休みで、スーパーなどは午後4時ごろまでの営業時間です。
日曜日ですと、銀行もスーパーも休業日で、お土産屋さんなどは、日曜日でも営業しています。
但し、オフ・シーズンですと、土曜日や日曜日でも休みになる商店も多くなります。
Q01009鉄道で旅行するには、どうでしょうか?
スイス国内には、スイス国有鉄道(SBB/ドイツ語、CFF/フランス語、FFS/イタリア語)の
管理する鉄道網と、私鉄、郵便バス、登山鉄道、湖船、そして各種の乗り物(ロープウェイ、ケーブルカー
ゴンドラ・バーン)など、その延長距離は、16、000kmもあります。
しかも、日本と同様に時間は正確で車内は綺麗で、広々していますので、電車での旅行も大変快適です。
スイス国内で通用する「パス類」(周遊券のようなもの)は何種類もあり、スイス国内でも購入できます
し、中にはスイスでしか購入できないパスもあります。
「乗車券、指定券、パス案内」を参照してください。
Q01010どんな切符を買えば便利ですか?
日本には「周遊券」がありますよね。それと同じようなパスがスイスでも購入できます。
「乗車券、指定券、パス案内」を参照してください。
Q01011沢山の荷物を持っていますが、移動が大変なのですが?
荷物が多い時には、「ライゼゲペック」(ドイツ語)といって、スイス国鉄が荷物だけを別の車両で
運んでくれる制度がありますから、それを利用すると大変便利です。
方法は、乗車駅の専用窓口に行って、荷物を預け、行き先を言い、お金を支払い、預かり証をもらえば、
それだけでOKです。あとは「手ぶら」で旅行を続けましょう。(途中下車したってOKです)
荷物は、ゆっくりと目的地の駅に運ばれます。
(通常の所要時間よりも荷物は遅れますので、必ず預ける駅で確認して下さい)
また、送った荷物は、目的地の駅で3日間は「無料」で保管してくれます。
目的地の駅で「預かり証」を渡せば、そこで荷物を受け取れます。
なお、国境を越えてスイス以外の所へ送る場合には、書類を書いたりする手続きと、到着までに時間が
掛かりますので、お勧めしません。

Q01012「フライ・バゲージ」というのは、何ですか?
「ライゼ・ゲペック」が駅から駅の間に荷物を送る制度ですが、「フライ・バゲージ」は、チューリッヒ
空港やジュネーヴ空港から、国鉄と飛行機を利用して他の都市に荷物を送る制度の事です。
(逆の場合も可能です)
条件は、乗車する(預ける)駅や、送り先(目的地)や、更に利用する航空会社によって、多少の違いが
ありますが、だいたい、乗る飛行機の座席が「予約OKになっている」事、飛行機の出発時間の24時間
以内から8時間以内の間にしか預けられないこと、合計20kg以内しか駄目(エコノミークラスの場合)
等の条件があります。詳しくは、最寄りの駅や利用する航空会社にて直接確認して下さい。
Q01013レンタカーでの旅行は、大丈夫でしょうか?
スイスには、世界的なレンタカー会社「ハーツ」「エイビス」「バジェット」などと、ヨーロッパ諸国内
のレンタカー会社とそれを委託されたガソリンスタンド(受付事務所)がありますが、借り方は簡単です。
予約は、日本出発前からもできますし、現地到着後にカウンターで聞いて、借りることも出来ます。
支払いは、現金、トラベラーズ・チェック、クレジット・カードと何でもOKですが、身分保証の為に、
必ずクレジット・カードの提出が必要です。
また、日本で発行された「国際運転免許証」も提示しなければなりません。
運転は、他のヨーロッパ諸国同様に「左側の座席」に座わって運転。「右側通行」ですので、くれぐれも
安全運転が必要です。(シフトは右手で行ないます。オートマチック車は、ベンツなどの高級車にしか
なく、ウインカーやワイパーのレバーが日本とは反対側についています)

もし、万が一事故を起こしてしまった場合には、すぐに警察や救急車を呼んで、被害者の救出に努めます。
(外国人の命は大変高いので、くれぐれも人身事故は起こさないように注意して下さい。そして、保険
 には必ず加入しておきましょう)
また、日本とは異なる「交通法規」があるので、それを守りましょう。
例えば「歩行者絶対優先」「駐停車中のエンジンは、必ず切る」「クラクションはやたらに鳴らさない」
などです。
Q01014航空券だけを購入して、あとは現地で行き当たりバッタリで宿を予約したいのですが、可能ですか?
時間の余裕があって、どんな所でもOKであれば可能です。
何故ならば、宿(ホテル)を捜すには、観光案内所に行ってから早くて15分、遅くて30分〜1時間は
掛かります。しかも、ローシーズンならば問題はありませんが、ミドルシーズンや、ハイシーズンになると
希望する予算、場所、部屋のタイプなどの、自分の条件に合う所はすでに一杯で、空いている部屋が
少なくなっている場合もあります。
シーズン中の、しかも観光地の宿であれば、あらかじめ早めに予約をしておいた方が良いでしょう。
しかも、宿を探すのはあなただけではありません。他の外国人も同じように順番を待っています。
Q01015日本から予約して行った方が良いわけですね?
日本の旅行会社から、あらかじめホテルの予約をすることは、もちろん可能です。
しかし、大手の旅行会社ですと、契約し、予約出来るホテルは、4つ星クラス以上の高級ホテルとなる
場合が多いです。(1泊ツインで、約250〜350フラン/朝食付き)
スイス専門の旅行会社ですと、現地の手配会社と契約を結んでいて、小さなホテル(日本でいうペンション
など)でも予約を取ってくれます。例えば2つ星クラスですと、1泊ツインで120〜180フラン/
朝食付きです。(バス、またはシャワー付き)

「グリンデルワルト日本語観光案内所」では、スイス国内全域とフランス・シャモニー地区の殆どの
クラスのホテルと契約を結んでおり、しかも、山小屋、山岳ホテルなどの予約も行なっております。
ですから、細かい条件や、ご希望に添ったホテルを予約できますので、是非一度お問い合わせ下さい。
「ホテル案内」を参照してください。
Q01016/貴社を通じて、スイス以外のヨーロッパ(具体的にはイタリア)のホテル、レイルパスなどの手配は、
可能でしょうか?
申し訳有りませんが、スイス及びシャモニー以外のホテル手配は、弊社では行なっておりません。
ユーロパスは、手配できますが、イタリアではかえってユーロパスが高くつきます。
Q01017/どうしても泊まりたいホテルや、部屋があるのですが、そのようなホテルを予約できますか?
「このホテルには是非泊まりたい!」「部屋からアルプスの山を見たい!」などの、さまざまなご希望が
あるはずです。しかも、滅多に行けないスイスですから、当然色々な希望は叶えたいという気持ちは
充分に分かります。それならば、予約の際にきっちりと自分の希望を旅行会社に伝えましょう。
しかし、希望することを叶えるには、当然ながら「多少の追加料金が必要」なことは、言うまでも
ありません。
同じホテルでも、部屋の向きが山側と反対側では、同じ料金ではありません。しかも「絶対保証」する
ためには、お金が掛かります。「ホテル案内」をご覧下さい。
Q01018/食事については、どうでしょうか?
スイス料理は、フランス、ドイツ、そしてイタリアの影響を受けていますので、その地方によって料理の
内容に多少の違いがあります。
一般的に「しょっぱい」(岩塩を多く使っています)く、量が多いのが特徴です。
日本人旅行者の中には「しょっぱくて、こんなまずいもの食えるか!」と怒る方もいますが、決して
日本人専用に料理しているわけではありません。これがスイス料理なのです。
(日本に来た外人が、日本の料理を「こんなまずいもの食えるか!」と怒っているのと同じです)
量が多く感じられる場合には、早めに「ハープ・ポーション・プリーズ」(半分の量)と依頼すれば
良いでしょう。「レストラン案内」を参照してください。
Q01019/名物料理は食べられますか?
名物料理には「ラックレット」「チーズ・フォンデュ」そして「オイル・フォンデュ」などがあります
が、レストランによっては、匂いが強いためにチーズ料理を出さない(メニューにない)店もあります。
ちなみに「ラクレット」は、チーズを溶かして食べるもの。(付け合わせは、ふかした「おいも」など)
「チーズ・フォンデュ」は、白ワインにチーズを溶かして、サイコロ状のパンにそのチーズをからめて
食べるもの。
「オイル・フォンデュ」は、煮えたぎった油に、サイコロ状の牛肉をつけて、油で揚げて、各種のソース
につけて食べる物です。
最近は「フォンデュ・シノワーズ」といって、油の代わりにブイヨン・ソース。サイコロ状の牛肉の代わり
に、スライスした牛肉(しゃぶしゃぶ用の肉と同じような物)を使用して、まるで「しゃぶしゃぶ」の
ように食べる料理も出てきました。(日本の「しゃぶしゃぶ」を真似て作ったそうです)
Q01020/簡単に、食事を済ませられる方法はありますか?
日本にあるような「立ち食い」「ファーストフード」は、駅構内にある「ソーセージ」や町中の「マクド
ナルド」や、スーパーマーケット内のレストランくらいで、観光地や、山の上にはありません。
山頂の展望台には、必ずレストランがあり、セルフサービスも多いですから、自分の好きな物を目で見て
注文して、レジでお金を払う方法が便利で、簡単です。