おやじの つぶやき

グリンデルワルトに住む、安東一郎=おやじ が、特にテーマもなく、毎日の変化、
行動、思い=気持ち、その他を とりとめなく、つぶやくコーナーです。
多少、個人的、傾斜的、一方的、一面的、勝手気ままに書いていますが、お許しを。
この「おやじの つぶやき」についてのご意見がありましたら、「ここ」へ.。
ご批判、激励、賛同、反対、その他、なんでもOKです。
(但し、匿名のメールは無視しますので、お名前をちゃんと書いて来てくださいね)

また、「写真クイズ」などの回答は
「ここ」へ回答をお送りください。
なお、「写真」をクリックして頂くと、写真が御覧頂けます。
「おやじのつぶやき」(2004年06月分) 「おやじのつぶやき」 表紙 「おやじのつぶやき」(2004年08月分)

2004年07月31日(土) 天気は 晴れ *** 0397
今日の天気も、快晴。
今、すでにサン・モリッツに来ている。
29日にグリンデルワルトに戻り、メンリッヒェン〜クライネ・シャイデック間のハイキング。ユングフラウヨッホへの観光。そして、
クライネ・シャイデック〜アルピグレン間のハイキングを行なった。
地元に戻ると、どうしてもたまっている仕事を片付けねばならず、深夜まで仕事をしていた。
そして、今日は再びサン・モリッツである。
6月以降、4度目のサン・モリッツ来訪である。

さて、スイスのニュースから・・・
『スイス人は国民的英雄と神話が好き (Thu. 22.07.04 Smi)
 スイス人の75%は、スイス国家が1291年に「4つの森と町の湖」湖畔のリュトリの草原で建設されたと確信しているが、
歴史家は1291年のいわゆる「建国の手紙」(ラテン語で書かれた誓約書)は、本物ではないとしている。
 また50%のスイス人は、国民的英雄のヴィルヘルム・テルは実在していたと信じている。
ドイツの詩人、フリードリッヒ・シラーがスイスの英雄を1804年に戯曲にした。
 アンケートに答えたスイス人の84%は、品質の点ではスイスが世界一であると信じている。
 68%は、スイスを固有で、特別だと考え、60%はスイスの銀行の守秘義務は国家の将来のために重要で必要だとしている。
(スイスの雑誌「ベオバハター」が2004年6月、スイス全国の700人にアンケート調査をした)』
http://www.beobachter.ch
http://www.geschichte-schweiz.ch/schweizer-nationalheld-wilhelm-tell.html
だそうだ。。。。
スイス人にも結構「頭が固い人」多いからね〜〜。(笑)
明日は、スイス建国記念日である。。。。713回目の誕生日となる。。。。おめでとう!!

サマーシーズンの真っ最中。
今日は、スイスもドイツも、どこもかしこも込んでいて道路は渋滞。観光地も込んでおり、湖や川などでは多くの人々が日光浴や
泳いでいた、、、、とテレビのニュースで言っていた。。。。
2004年07月28日(水) 天気は 晴れ 写真 0396
今日の天気は、快晴。
マッターホルンが良く見えていた。
スネガ展望台へ地下ケーブルで上がり、更にゴンドラ・バーンでブラウヘルドへ上がる。
そこから、シュテリゼー〜フリューアルプ〜グリンジゼー〜フィンデルン〜ツェルマットまでのコースをハイキングする。
天気はいいし、暑くもなく、寒くもなく、いいハイキング日和だった。

さて、スイスのニュースから・・・
『ゴットゥハルトゥ鉄道トンネルは歴史的一里塚 (Tue. 20.07.04 Smi)
2014年の完成を目指して現在建設中のゴットゥハルトゥ鉄道トンネルは、全長57.072kmで世界最長の鉄道トンネルになる!
開通の暁には、時速250kmでトンネル内を通過する。
スイスの鉄道網では420kmがトンネル内を走り、トンネルの数は合計750。
現在のゴットゥハルトゥ鉄道トンネルは長さ15.003km。
この世界最長の鉄道トンネルに続くのは、、、、、
2位:日本の青函トンネル53.850kmで、1988年完成。
3位:英仏のユーロ・トンネル50.450kmで、1994年完成。
4位:スイスのロッチベルグ・トンネル34.577kmで、2007年完成予定。
5位:スペインのグゥアダッラマ・トンネル28.377kmで、2007年完成予定。
6位:日本の八甲田トンネル26.455kmで、2013年完成予定。
7位:日本の岩手一戸トンネル25.810kmで、2002年完成。
8位:日本の飯山トンネル22.225kmで、2013年完成予定。
(情報源:ミグロ・マガジン NO.30 、2004.07.20)』
だ、そうだ。。。。
見ていると、スイスや日本のトンネルが多いのに気づく。
「やっぱ、トンネル技術はスイスや日本が優秀なんだ〜!」と、嬉しくなるが。。。。
ちょっと、待てよ。
アメリカやイギリス、フランス、ドイツなどの大国がないじゃないか?

そうそう、結局はスイスや日本は山国、ということ、だよね。
他の国は、トンネルを作る必要がない。。。。。そういうことである。。。。(ジャンジャン)
2004年07月27日(火) 天気は 晴れ 写真 0395
07月25日より、横浜からの家族をお連れする。
日程は、ジュネーヴ空港〜シャモニー〜ツェルマット〜グリンデルワルト〜サン・モリッツ〜チューリッヒ空港までの10日間
コースである。
07月26日には、ヨーロッパ最高峰の「モン・ブラン」(標高4808m)を見るために「エギュー・ドゥ・ミディ」(標高3842m)へと
ロープウェイで昇ったが、予想に反してロープウェイは空いていた。(普通は、長時間待つことが多いのだが・・・)
天気はマアマアだったが、ガスが多くて、なかなか山の全容が見えなかった。
帰路、「プラン・ドゥ・レギーユ」(標高2310m)から「モンタンベール」(標高1909m)までハイキングする。

07月27日には、反対側の「ブレヴァン」(標高2525m)展望台に昇ったが、やはりガスでなかなか見えなかった。
ハイキングはせずに、そのまま下山。その後、車でテッシュ。登山電車でツェルマットへと移動する。

シャモニー(フランス)のホテルの部屋からでは、やはりインターネットは、繋がらなかった。
よって、今日の分は、ツェルマットからお届けしている。。。。
夏のシーズン中。
シャモニーもツェルマットも、込んでいますね〜〜〜〜。

しかし、シャモニーはやはりフランスだね〜(当たり前だが・・・)
道路は汚れているし、埃りっぽい。ゴミも犬のウンチもよく落ちている。
途中でなくなる歩道。車の駐車も適当(に見える)。
ホテルの部屋の作りも適当(に見える)。。。。。。
スイスに入るとホッとする。やはり、スイスである。何かにつけて安心する。。。(笑)
2004年07月24日(土) 天気は 曇り/雨 *** 0394
今日の(ローザンヌ地方)の天気は、曇り。やがて、場所を移動しながら雨に変わった。
私は、お客様(家族)を連れて、ローザンヌからヴェヴェイ、モントルーへと移動。
その後、パノラマ急行でツヴァイジーメンへから、グリンデルワルトへと戻ってきた。
やはり「自分の住むところは、一番いい!!」

日本のニュースから・・・
『政治ニュース - 7月24日(土)0時3分      不評の人名用漢字9字、追加案から削除
   法制審議会(法相の諮問機関)人名用漢字部会は23日、先に公表した578字の人名用漢字追加案のうち、国民から
100件以上の反対意見が寄せられた9字の削除を決めた。削除の要望があった489字のうち、残りの480字については、
さらに検討を続け、削除するかどうか判断するとしている。要望が多く出された「掬」を新たに追加案に加えることも決めた。
   追加案から削除する漢字は、「糞」「屍」「呪」「癌」「姦」「淫」「怨」「痔」「妾」の9字。6月11日から7月9日まで、国民から募集
した意見で、いずれも100件以上の反対があった。部会の議論では、「国民の常識を尊重すべきだ」(鎌田薫部会長=早大教授)
として、9字の削除に異論が出なかった。
   しかし、「蔑」「膿」「娼」など他の漢字については、どこまで削除するかを巡って調整がつかず、削除を求める意見があった
残りの480字すべてをさらに検討する対象にした。
  今後、委員が〈1〉平易性が疑わしい〈2〉人名としてふさわしくない――などを理由に削除すべき字を法制審事務局に郵送し、
同部会は8月25日に削除する漢字を最終決定する方針だ。法務省は、9月に法制審から答申を受け、10月には新しい漢字を
使用可能にしたいとしている。
  ただ、法務省は7月中旬、追加案に含まれている「毘」「瀧」「駕」の3字について、家裁などが使用を認めたことを理由に、
法制審の判断を待たずに「人名用漢字」に追加している。(読売新聞)      [7月24日0時3分更新]』
とのこと。

これって「人名漢字」でしょう?
自分の子供に「糞」「屍」「呪」「癌」「姦」「淫」「怨」「痔」「妾」な〜んて付ける親って居ないと思うけど。。。。
でも、まだ「蔑」「膿」「娼」などは不明だって。
ま・さ・か。。。。ね〜。
でも、数年前に自分の子供の名前に「悪魔」ってつけて話題になったことがあるよね。
まあ、世間には色んな親が居るから、もしかして、変な名前をつける親が居るかも知れないよね。。。。。。
(付けられた子供は災難だよね〜〜〜〜)

ちなみに、「おやじ」の子供の名前は・・・・
長男は「一康」(一郎/父親の一と、康代/母親の康を取って、いっこうと、言います)
長女は「仁子」(女の子なので、いつもニコニコして欲しい希望と、2番目だったので、にこと言います)
どちらにしても、日本人にもスイス人にも覚えやすい名前を考え、つけました。

明日からフランスのシャモニーに居ます。(2泊)
インターネットが繋がらない可能性もあります。お許しを。。。。
2004年07月23日(金) 天気は 晴れ *** 0393
今日の天気は、晴れ、しかし、一部で雷雨もあった。

今日から6人の家族をご案内して、ベルン〜ローザンヌへとやって来た。
しかし、暑い!!(ひとこと)
汗がジワジワとにじみ出てくる。
まるで、日本の夏のようだ。。。。
あ〜あ、早く「山に帰りた〜い!」(ハイジの心境と同じ・・・笑)

さて、日本のニュースから・・・・
『グリ経済総合ニュース - 7月21日(水)13時41分      マイクロソフトが株主に8兆円還元
   【ニューヨーク=小山守生】世界最大のソフトウエアメーカー、米マイクロソフトは20日、今後4年間に750億ドル(約8兆
1000億円)を株主に還元すると発表した。
   初の特別配当や「自社株買い」が柱となる。米経済史上でも過去最大規模の“大盤振る舞い”となる。
   同社は1975年の創業以来昨年まで、毎年の利益を配当の形で株主に還元するのでなく、将来の成長に向けた投資資金
として社内に残す方針を取ってきた。その結果、手元資金は約560億ドル(3月末現在)に膨れ上がっている。最近、成長の
ペースがやや鈍り、株価も伸び悩んでいることから、利益還元を求める声が株主から強まっており、昨年初めて期末配当を
1株当たり8セント実施した。
   今回発表された還元策では、今後4年間で300億ドル相当の自社株式を買い取って1株当たりの利益を増やすほか、
今年11月時点の株主に対して、1株当たり3ドル(総額320億ドル)の特別配当を行う。さらに、年間16セントの普通配当を
今年8月時点の株主から四半期ごとに8セント(年間ベースで32セント)に増額する。
   これら増配の結果、同社の創業者で自社株の約10%を保有する筆頭株主のビル・ゲイツ会長は、当初1年間で約40億ドル
(約4300億円)もの配当を手にする計算になる。
   発表を受けてマイクロソフトの株価は時間外取引で急上昇し、午後8時現在、同日終値比で5・61%高の29・91ドルで
取引された。(読売新聞)      [7月21日13時41分更新] 』

あ〜あ、こんなことだったらマイクロソフトの株を10万円くらい買っておけばよかった。。。。。(笑)
そしたら、今頃、多少なりとも「利益」があったのに・・・(ざんねん!)

それにしても、ビル・ゲイツ会長、1年間に4300億円ももらってどうするんだろうね〜〜〜。
0.001%(でも、分けて欲しいな〜。。。。寂しい・・・・笑)
2004年07月22日(木) 天気は 晴れ *** 0392
5日間、ご一緒した家族連れのお客様との最後の日。
グリンデルワルトから一路、スイスの西。ジュネーヴへと向う。

いや〜、暑い暑い。
西へ来ると、標高も低くなり、しかもレマン湖沿い。湿気も増えてくる。。。。。
スイスといえど、暑いのは暑い(笑)。たまんな〜い、、、、、、(やはり、山岳地帯のほうが涼しくていいね〜〜〜)
お客様はジュネーヴ空港から帰宅の途に。
私は、すぐにグリンデルワルトへトンボ帰りだが、ベルン近郊の高速道路で交通事故。煙を上げていた。
ラジオ放送では「車が燃えている」とか。。。。

明日は、ベルンからローザンヌへ、また別のお客様をご案内することになっている。
久しぶりのローザンヌ泊となる。
ここも、レマン湖沿いの港町(ウーシー)である。暑いだろうな〜〜〜〜。
2004年07月21日(水) 天気は 晴れ *** 0391
ツェルマットを出発の朝、ようやくマッターホルンは、全容を表してくれた。
お客様も喜んでいると思う、と嬉しい。。。。。
そして、私はお客様をお連れしてグリンデルワルトへとやってきた。
すぐにユングフラウヨッホへと登る。
天気は晴天。景色も良い。良かった良かった・・・・。

ところで、「おやじのつぶやき」ファンからのメールを頂いた。。。
『 いつも楽しく読ませて頂いています。
 今月10日から17日までグリンデルワルドに滞在しました。 おやじさんにお会いできなくてチョッピリ残念でした。
後半は天気も最高で、存分にトレッキングを満喫いたしました。
  今回、御社のスタッフの方々には大変お世話になりました事、心より御礼申し上げます。
ところで、2年前にもグリンデルワルドに滞在しましたが、その差を感じたことが有ります。韓国人の若者が増え、韓国人のお店が
増えたことです。
インターラーケンでは、夜遅く(午後9時)まで駅前で数10人のグループが騒いでいました。韓国の経済が好調なのは判ります
が、日本の若者の数に比べて圧倒的に多い感じがします。 何か理由があるのですか? 彼らはトレッキングに来ている雰囲気
では無く、単に観光に来ている風なのですが。 もっとも、日本の若者が少ないからそう感じるのかも知れませんが
(女性同士のグループは見かけるが)。
それと御社、日本語観光案内所のお客さんの変化。 私も今回何度か訪問しましたがいつも混雑していてかなり待たされました。
その中の1人などは、事前に下調べなくグリンデルワルドに来られたらしくて、何処に行けば良いのか?交通費は?パスが得か?
等延々と質問されており対応されていた大黒さんの根気強さ?に敬服致しました。
  レンタルの炊飯器を返還にお邪魔したときも10分以上待ちました。 私からしたらくだらない質問の為に。又、人が話をしている
最中に割り込んで、両替の方法を訪ねるずうずうしい日本のおばちゃんの多さにもびっくり。私ですら’表の説明を良く読んで’と
叫びたくなります。 日本人観光客の質が低下したのは明らかですね。
 御社は何も政府観光局では無くて営利企業ですので、1円にもならない応対の為に貴重な時間が消費されていく様子を見るに
付け、おやじさんの度量の大きさに感服しました。 いっそのことインターラーケンオストの駅の様に順番表を1フランで発券して、
単なる質問以外(予約・手配に関する事)は支払い時に清算(返却)しては。
長々となりましたのでこれ位で。 
 おやじのつぶやきでは、このところ連日ガイドでスイス各地を飛び回って折られる様子。 お体をご自愛下さい。』


メールをありがとうございます。

1)確かに、韓国人の若者が多いです。
  彼らの道徳観念には「?」が多いですが、しかし、韓国の事情に対しては私も何も分かりません。
   20年前には、日本人の若者が多かったのですが(私も、その1人ですが・・・)、礼儀、マナーなどにはこだわっていました。
   しかし、今の韓国人の若者(男女を問わず)には、閉口することも多いです。
   韓国人気質って、こういうものですか?
   この現状を誰に言えば分かって貰えるのでしょうか???
   不明です。。。。。

2)日本語観光案内所という名前を掲げている以上、仕方ないことかな・・・と思っています。
  何か良い方法があれば、ぜひともお知らせ下さい。
  お金を取れば、またそれなりに「お金を支払っているんだから・・・」と延々と質問が続きそうですが・・・・・

3)「横割り」などは、ハッキリ言って、多いです。
  これなんて、「ずーずーしい」の一言です。

上記の3つの質問に対して、何かアドバイス、回答などあれば、どうぞご遠慮なく「おやじ」までお知らせ下さい。
よろしくお願いします。。。。
2004年07月20日(火) 天気は 曇り/雨 写真 0390
今日の天気は、曇り。
登山電車でゴルナーグラートに登る。残念ながら厚い雲で、マッターホルンをはじめ、どの山頂も雲に掛かって見えず。
帰りは、ローテンボーデンからリッフェルベルグまでハイキングする。

夕食を取っていたお客様から「緊急」の連絡。
そのレストランに行くと、
「スープのあと、1時間以上も料理が出てこないので、ウェイターに言うと、『あと1分』と言いながら更に15分間も待たされた」
「ごめんの一言もなく、ヘラヘラ笑うばかりで、気分が悪い」とのことだった。
そして「日本人を馬鹿にしている」とのこと。

担当のウェイターとレストラン・マネージャーと会って、お客様の意見を伝える。
担当ウェイターもレストラン・マネージャーも、
「遅くなるのは仕方がない。キッチンが込んでいるんだ。団体が入っているんだ」などなどと、言い訳を言っていた。

しかも、私が交渉している間に、まだ食べる予定だった料理も下げられてしまった、とのこと。
なんだかんだがあって、
「再度同じ料理を今からサービスする」とのマネージャーの言葉に、小さな子供も居ることだし、今から食べる気分にもなれない
との事。
結局、支払う料金を下げてもらい、とりあえず店をあとにしたのである。

私も、この店は今まで何度も来た事があるし、そんなに悪いサービスでもなかったので、お客様にご案内したのだが。。。。
ただ、全体的にツェルマットの店では、日本人客に対して『軽くあしらう傾向』はあると思う。
従業員がイタリア系やスイス人以外の外国人労働者が多いからかな?とも思うが、ではグリンデルワルトではどうなんだろう?と
考えると、グリンデルワルトではそうでもない、と思う。
「地元ひいき」があるとしても、やはり日本人に対する歴史(考え方)が違うのだと思う。
グリンデルワルトは、1921年(大正9年)の日本人登山家『槇 有恒』氏のアイガー東山稜の初登攀から日本人との付き合いが
ある。それが、その後の姉妹村提携、観光局長の日本へのセールスとなり、そして、現在の日本人観光客の訪問と繋がっている。
当然ながら、各ホテルのオーナーには、親日家も多いし、その方針が従業員にも伝わっていると思う。
だからグリンデルワルトにも、多くのイタリア系やスイス人以外の外国人の従業員は多いが、日本人への対応も「愉快」であり
「嫌味がない」と、思う。
それに引き換え、ツェルマットの場合には、日本人登山家が来たのも多分最近だし(私は知らない)、夏の日本人観光が増えた
のもこの10〜15年前くらいからである。
(私が、グリンデルワルトに住み始めた21年前頃、夏にツェルマットに来る日本人観光客の姿は、少なかった)

冬のスキーでは、夏の観光よりもずっと以前から日本人スキーヤーは来ていたが、25年ほど前に当時の宿泊予約の交渉をする
ためにツェルマットに来たという旅行代理店の人に聞くと、
「日本人は、スキーを知っているのか?」
「日本人は、何しに来るのだ?」
「お金は払えるのか?」などと、色んなホテルのオーナーから言われたそうである。

そういう感じで始まったツェルマットへ来る日本人スキーヤーと、最近になって急に増えだした夏の日本人観光客。
各ホテルのオーナーの気持ちが、そのまま従業員に伝わっているのではないだろうか?と、思う。
だから、同じイタリア系などの外国人従業員でも、グリンデルワルトの彼らと、ツェルマットの彼らとでは、日本人に対する接し方が
違うのである、と思う。
(ツェルマットで働くイタリア系などの従業員の日本人への対応は、どちらかと言うと「小ばか」にしているように感じるのである)

ここまで言うと、「語弊がある」ことを承知で言わせてもらうと、
「日本人観光客が少なくなったって、ツェルマットは困らない。世界中から観光客が来るから・・・」とツェルマットの多くの人たちは
思っているのではないだろうか・・・・・。
2004年07月19日(月) 天気は 曇り/雨 *** 0389
今日の天気は、曇り、場所によって雨。
お客様は、サン・モリッツから「氷河急行」にてツェルマットまでの全線を乗車(8時間コース)。
私は、車で山越えをしながらツェルマットへ向う。
結局、「氷河急行」が40分遅れで到着した。

ツェルマットにも、電車の到着と同時に多くの日本人客(団体さん)が、到着され、駅前は日本人町に変化する。
COOPに行くと、またまた多くの日本人客でごった返している。まるで、日本のスーパーのごとく、である。

ところで、日本のニュースから・・・
『海外ニュース - 7月16日(金)13時56分      <米大統領>アテネ五輪代表団に一族ずらり 大統領選を意識
  ブッシュ米大統領は15日、アテネ五輪に派遣する大統領任命の代表団に関して、団長を父親のブッシュ元大統領とするほか、
団員に双子の娘も含めることを決めた。
代表団内のブッシュ家の比重が格段に高く、双子の娘の選挙運動でのアピール力を高める効果も期待できそうな点、「政治
利用」と批判を浴びる素地がありそうだ。(毎日新聞)      [7月16日13時56分更新]』

ついに、ブッシュ大統領は家族総出での攻防戦に入ったわけですね。
おじいちゃん〜お孫さんまでの家族3代に渡る、「ファミリー・ブッシュ」で、ね。
2004年07月18日(日) 天気は 晴れ/曇り 写真 0388
今日の天気は、快晴〜曇り。
ケーブルカーとロープウェイを乗り継いで、「ピッツ・ナイル」(標高3057m)へ行く。
帰り、途中駅の「コルヴィリア」(標高2488m)から「チャンタレラ」(標高2005m)間をハイキングする。
3歳の男の子は、元気に約1時間30分のコースを歩き通した。(エライ!)
1歳の女の子は、殆ど抱かれて眠っていた。(笑)

ところで、日本のニュースから・・・
『社会ニュース - 7月17日(土)3時2分      <曽我さん一家>来日機提供1円 日航、全日空に抽選勝ち
   曽我ひとみさん一家が18日にインドネシアから帰国・来日する際、日本航空が1円の応札額でチャーター機を提供する
ことが16日分かった。
政府関係者によると、会計法に基づき外務省が日航と全日空に見積もりを出させたところ両社とも1円で、同法令によるくじ引き
で日航に決まったという。
  9日に北朝鮮からインドネシアまで曽我さんの夫ジェンキンスさんらを乗せたチャーター機について、外務省は当初約900
万円の費用を見込んでいた。この時は日航は約100万円を示したが、全日空はわずか5万円を提示して競り勝った。
  同省関係者は「今回は両社が人道的観点から、経費面で協力してくれた」と語っている。また官邸関係者は「宣伝効果を考え
たら、採算が取れると判断したのだろう」と指摘した。一家が滞在するジャカルタのホテルについても、政府は通常1泊20万円の
スイートルームを5万円で契約している。
  外務省には「一家を優遇し過ぎ」との批判が寄せられており、通常の定期便での来日も検討されたが、細田博之官房長官は
16日の記者会見で、「(随行を含め)大人数で、一般のフライトだと問題も考えられる。空港に直行し、ジェンキンスさんを病院に
運んだほうがいいと判断した」と語った。【中澤雄大、犬飼直幸】(毎日新聞)      [7月17日3時4分更新]』

やっと、曽我さんも家族と共に日本に帰ってきた。
素直に良かったね、と言いたい。
北朝鮮からの拉致で30年以上も日本を離れ、北朝鮮に残してきた家族と再会できて、本当に良かった。

来日に際して、日本政府がいろいろとお膳立てするのは当然だと思うし、その費用も日本政府が支払うのも当然だと思う。
しかし、こういう場合、JALとANAに見積もりさせて、くじ引きするのは知らなかった。
で、費用が「1円」。
まあ、両社とも、「人道的」であり「宣伝効果」を考えての見積もりなのだろうが、裏側を知って、なかなか思い白いね。

でも、北朝鮮の拉致問題は、終わったわけではないので、これからも日本政府は北朝鮮に対して、残る方々の安否についても
もっと強く言うべきだよ。 ね、小泉さん。
2004年07月17日(土) 天気は 晴れ/曇り *** 0387
今日の天気は、快晴〜曇り。
7日間、ご案内した愛媛県からのご夫婦最後の日。
ベルン〜チューリッヒ空港へとお送りした。

その後、今度はトルコ在住の日本人家族(大人4人+子供2人)を、夕方にチューリッヒ空港で出迎えし、そのままサン・モリッツ
へと向かったのだが、トルコ航空のチューリッヒ到着が1時間の遅れ。
そして、2人の子供(3歳と1歳)を同伴するので、なかなか時間通りには物事は進まず。
サン・モリッツのホテルに到着したのは、午後10時20分だった。
(大人も疲れるんだから、子供はもっと疲れただろうな〜と、思う)
このご家族とは、これから5日間ご一緒する。

ところで、日本のニュースから・・・
『社会ニュース - 7月18日(日)3時14分      子供が偽1万円札 ゲームソフト購入 沖縄の書店
  17日午前11時ごろ、沖縄県名護市宮里の書店から「子供が偽札を使った」と110番があった。
   名護署の調べでは、小学生ぐらいの男児が10時45分ごろ、ゲームソフト2個(約8600)を偽1万円札で購入、おつりを
受け取って書店を出た。直後に偽札と気付いた女性店員が店外に出たが、男児は既に立ち去った後だった。
   偽札は1万円札の両面をカラーコピーして張り合わせたもので、実物よりやや小さい。
同署は模造通貨行使事件として、周辺の聞き込みなどをして調べている。
男児は身長130センチぐらいで、一人で店を出たという。(産経新聞)  [7月18日3時14分更新]

社会ニュース - 7月18日(日)3時14分      逆上中3生、首にナイフを突き付け 同級生2針縫うけが
  和歌山県那賀郡の公立中学校で、3年生の男子生徒(14)が放課後、同じ学年の男子生徒の首にナイフを突き付け、2針縫う
けがを負わせていたことが17日、分かった。同校は、警察に届け出た。
  同校や県教委の説明によると、加害生徒は13日午後3時15分ごろ、生徒用玄関で同級生たちと清掃中、被害生徒の髪形を
からかったところ、体を押され、ほうきで唇を切った。これに逆上し、同級生が持っていた護身用ナイフを借りて、被害生徒の
左首筋に突き付け、切り傷を負わせた。「脅かすつもりだった」と話しているという。
  当時、玄関には数人の生徒がいたが、教職員はいなかった。同校は14日に学年集会を開き、経過を説明。
17日夜に保護者説明会を開く。刃物などは持ち込まないよう指導していたという。(産経新聞)   [7月18日3時14分更新]』

*大人顔負けだね。でも、やることは「幼稚」。
*「我慢」をしらない、今の子供たち。
2004年07月16日(金) 天気は 晴れ *** 0386
今日の天気も、「快晴」
ツェルマットからモントルーへ。「パノラマ急行」に乗って、ツヴァイジーメンへ。そして、スイスの首都。ベルンへ到着。
山と違って、都会は暑い。

ところで、今ホテルの部屋で見ているドイツ番組は、日本の若者たちが歌手などになるためのスクール(練習)のドキュメンタリー
番組である。
小学生から18〜20歳くらいまでの男女、数人にスポットを当てて、彼らの毎日、練習、考えなどをレポートしている。
言葉は全て日本語で、ドイツ語の字幕が出ている。
ドイツのテレビ局は、よく、日本のドキュメンタリーをやっている。
その内容は風俗だったり、今の若者だったり、いろいろとあるが。。。。

今日のレポートでは、タレント養成学校や、その類の学校に通いながら、小学校、中学校、高校、さらにはレストランなどで働く
若者の姿を追っている。
夢である。若者の夢である。
若者には夢は必要である。
で「有名になりたい」という気持ち。
歌いたいという気持ち。
踊りたいという気持ち。
これもひとつの職業であり、夢を持つことは必要だろう。
しかし、某タレント養成学校の応募者が1500人。そのうち、物になるのは1人か2人くらい。

有名になれる職業もいいが、もっと身近な、本当の職業にも夢を持って欲しいな〜と、おじさんは思うのである。
2004年07月15日(木) 天気は 晴れ 写真 0385
今日の天気も、「快晴」。暑くなりそうだ。。。

登山電車でゴルナーグラートへと向かう。
乗り場も、頂上駅周辺も日本人の団体さんで賑わっていた。
一駅下った「ローテンボーデン」から「リッフェルゼー」へ向かい、「逆さマッターホルン」を眺めるが、風が強くてマッターホルンの
姿は綺麗には見えなかった。
多くの日本人団体が、いわゆるハイキング・ツアーであり、グループの先頭には「現地ガイド」(らしき)若者が歩いていたが、
みんなツェルマットに来たばかり(だろう)の若い子たちだ。
まあ、簡単なハイキング・コースだから何も問題は起こらないだろうが、もし、何か事故があったら、彼らには何が出来るの
だろうか?

駅の待合室では、お客の前でヨーグルトを食べていた女のガイド。
ポケットに手を突っ込んで、話しをしている男のガイド。
あきらかに、スイス来たばかりですよ・・・・と言っているような、男のガイド。
なんとなく、格好ばかりつけている男のガイド。。。。。

夕食は、「妙高」という日本レストランへ行く。
日本人団体の予約は入っておらず、小グループの日本人と個人客が数組居たくらいで静かだった。
かるそ〜なポルトガル人マネージャーと、外人のサービス係りが3人。
板前修業をしたであろう日本人男性が1名。彼が、揚げ物、寿司、刺身を一人で調理していた。
他の若い3人の日本人(男性1名と女性2名)は、アシストの様子で手持ち無沙汰。
ツェルマット滞在が1年未満(だろう)の若い子たちだった。(と、言っていた)

かるそ〜なポルトガル人マネージャーが、簡単な日本語を「ちょっと待ってください」「おいしいですか?」などと言う度に
小グループの日本人客たちは「おおお〜〜」「日本語うまい〜〜」などど騒いでいた。
こんな言葉だけを「アメリカ人」やイギリス人」に英語で言ったて、誰も喜んでくれない。
「知っている英語それだけか?」と馬鹿にされるだけだ。
しかし、日本人は「日本語うま〜い!」と喜んでいる。
まあ、客が喜べばそれでいいのかも知れないが。。。。
が、はたから見ていると、ポルトガル人マネージャーに「小ばか」にされているのだが。。。それさえ分かっていない。日本人。
やはり、世間知らず、、、、だと、思う。
2004年07月14日(水) 天気は 晴れ *** 0384
今日の天気は、一転して「快晴」。
昨日まで見えなかったアイガー北壁がしっかりと見えていた。
そして、お客様2名を連れてトゥーン湖での遊覧船に乗り、ツェルマットへとやって来た。
グリンデルワルトも日本人は多いが、ツェルマットも多いね〜。
しかも、ツェルマットはメインストリートが狭く細いので、全ての商店やレストランに日本人が入っているような、そんな雰囲気だ。

私が宿泊しているホテルには、アメリカ人の団体さんが宿泊しており、夕食時に食べて、飲んで、大きな声で騒いでいる。
まあ、団体さんは洋の東西を問わず、うるさい物だが。。。。。。。

さて、スイスのニュースから・・・・
『スイス:鉄道利用で世界一  (Fri. 09.07.04 Smi)
2002年度のスイス人の一人当たりの鉄道利用は、2,077kmに達した。
ちなみに2001年度は、1,923kmに過ぎなかった。1,900kmの日本が世界第二位。
鉄道を利用する回数では、日本が一人当たり68回で世界一となる。
一人当たり47回のスイスは欧州一で、35回のルクセンブルクが2位、29回のデンマーク、23回のオーストリアと続く。
スイス人は自国の優れた鉄道網と高い質を高く評価している。(同統計は国際鉄道組合より) 』だそうです。
http://www.uic.asso.fr/home/home_en.html
2004年07月13日(火) 天気は 雨/曇り *** 0383
今日は、お客様は、弊社スタッフとハイキング、ならびに、ユングフラウヨッホへの観光に行った。
私は、しなければならない仕事を片付ける。
天気は、悪く。寒い。今年は「冷夏」かも?

さて、グリンデルワルトの新聞に載ったニュースによると・・・
『グリンデルワルトの6月の宿泊客数で見ると、日本人観光客は前年比、88%アップ!という結果が出た。
昨年は、SARS、イラク戦争などで落ち込んだので、余計に大きな数字のように見える。

6月のグリンデルワルトでの宿泊数は、46、984泊であり、16.3%の減少です。
しかし、日本人客の宿泊数は、18、281泊で、前年比88.4%の上昇でした。
その他の国で見ると、スイス人が13.9%のマイナスで、7,619泊。
イギリス人は16.5%のプラスで、7,019泊。
ドイツ人は7.0%のマイナスで、5,623泊。
アメリカ人は2.1%のアップで、2,805泊。
オランダ人は14.8%のアップで、1,133泊でした』

この88%のアップは、もちろん、中高年のハイキングツアー客が殆どである。
中高年のパワーによって、6月のグリンデルワルトは潤っている。

パワーはあるが、時折、質が下がることもある。
「質」を問題にすると、きっとまた、「お叱りのメール」が届くであろうから、ここでは論じない。
皆さんの思うところの「想像」にお任せしよう。。。。。

そう、あなたが思っていること、その通りです。。。(笑)
2004年07月12日(月) 天気は 曇り/晴れ/雨/雪/晴れ *** 0382
今日は、お客様は「氷河急行」にて、サン・モリッツからアンデルマット間に乗車した。そして食堂車での昼食も。
私は、専用車で併走である。
サン・モリッツ(標高1775m)では、曇り空。
ユリア・パス/峠(標高2284m)では、雨模様。
ライヘナウあたり(標高604m)では、晴れ模様。
ディセンティスあたり(標高1130m)では、曇り空。
オーバーアルプ・パス/峠(標高2033m)では、ガスで真っ白。
そして、アンデルマット(標高1436m)では、雨が降っていた。
その後、お客様と合流したあとのスーステン・パス/峠(標高2224m)では、雪模様。。。。。
あははは、「なんでもあり」の今日の天気だった。

3日ぶりでグリンデルワルトに帰ってきた。
「う〜む。自分の住んでいるところが一番、いい!」

ところで、スイスのニュースから・・・
『新:「五つ星」航空会社がチューリッヒ便就航
  湾岸国家カタールの国際的に成功を収めている「カタール航空」が、チューリッヒ空港に週4便運行を開始する。
世界でもいわゆる「五つ星」を獲得している航空会社は3つしかないが、カタール航空はそのひとつ。
カタール航空の「売り」は快適な飛行で、他の廉価な航空会社とは一線を画している。
現在53の空港に運行しており、2003年には300万人以上の利用客があった。カタール航空は10年前にできたばかり。』
ということで、世界で「5つ星」を獲得している3つの航空会社とは・・・
キャセイ・パシフィック航空、カタール航空、そして、シンガポール航空、だそうだ。
http://www.airlinequality.com/StarRanking/5star.htm

2004年度のランキングでは、
1位:シンガポール航空/2位:エミレーツ航空/3位:キャセイ・パシフィック航空/4位:カンタス航空/5位:タイ航空・・・
だそうだ。
http://www.airlinequality.com/2004/airline_04_entry.htm
http://www.qatarairways.com
2004年07月11日(日) 天気は 曇り/晴れ 写真 0381
今日は、ヨーロッパ全土的に気温が下がった様子。
ここ、標高1775mのサン・モリッツの街中でも降雪があり、山は一面真っ白になっていた。

お連れしているお客様が「ベルニナ急行」に乗って、ティラノへ向かうので、私は専用車で併走する。
道路には、さすがに雪はないものの、周辺の山々は真っ白に変わっていた。
一番高い「ベルニナ・パス」(標高2330m)から、標高429mのティラノに下りてくると、そこは「イタリアの夏」だった。
2004年07月10日(土) 天気は 雨/曇り/晴れ 写真 0380
今日は、チューリッヒからサン・ガレン、ファドーツ(リヒテンシュタイン)、マイエンフェルト、そしてサン・モリッツへと移動する間、
天気は、刻々と変わっていた。

サン・ガレンでは、世界遺産の大聖堂を見学。
ファドーツでは、街中を散策し、マイエンフェルトでは「ハイジ博物館」を見学。
そして、サン・モリッツでは「クラシック・カー・ファンクラブ」の集いが行なわれていて、いろんなクラシック・カーが集合していた。

ところで、日本のニュースにあった
『社会ニュース - 7月10日(土)16時13分      曽我さん家族出発 北朝鮮、異例の“生中継”
    問題の終わり印象づけ?
   1年ヶ月ぶりの再会を果たし、家族水入らずで一夜を過ごした曽我ひとみさん(45)一家。
9日夜の対面の映像は日本中のお茶の間に流れて感動を呼んだが、夫のチャールズ・ジェンキンスさん(64)らを送り出した
北朝鮮での映像が日本で放送されたのは異例中の異例だった。北朝鮮のねらいは何だったのか。
   平壌の順安(スナン)空港で出国を待つジェンキンスさんと長女の美花さん(21)、二女のブリンダさん(18)。
9日朝、日本のテレビに流れた三人の姿は、北朝鮮の朝鮮中央テレビが日本向けに生中継したものだった。映像はフジテレビ
が代表で受信し、日本国内でそのまま放送された。
   北朝鮮が港や空港内部の詳細な映像を海外に公開するのは異例のことで、専門家らは「日本の国民に、曽我さん問題の
終わりを印象づけたいのではないか」と指摘する。
   映像にはジェンキンスさんが喫煙しながら貴賓室でくつろいだり、3人がお茶を飲んだりする場面が含まれていた。
   北朝鮮側のこうした異例の“サービス”について「救う会」の西岡力・副会長は「映像の影響力の大きさを十分に承知した上で、
選挙で苦戦している自民党・小泉政権に貸しを作り、今後の交渉を有利に進めようとする狙いではないか」と分析する。
(産経新聞)      [7月10日16時13分更新]』

なるほど。
小泉さんは、曽我さんを選挙選に「利用」したのね。。。。
投票前日に「再会」を果たせる。
これも、小泉さんが「お膳立て」をした結果だと、国民に見せたかったのね。。。
選挙に勝つための、1つの戦略だったのね。。。。小泉さん?
2004年07月09日(金) 天気は 曇り/晴れ *** 0379
今日の天気は、午前中はず〜とガスに覆われていたが、午後からは晴れ間が広がってきた。
今日も、私はあるツアーのガイドでミューレン方向にハイキングとトゥルンメルバッハの滝の見学に行った。

さて、日本のニュースから・・・
『海外ニュース - 7月10日(土)4時40分      一夜明けホテルで静養 曽我さん一家、水入らず
【ジャカルタ10日共同】1年9カ月ぶりの再会を果たした拉致被害者の曽我ひとみさん(45)と夫ジェンキンスさん(64)、
長女美花さん(21)、二女ブリンダさん(18)の一家4人は、一夜明けた10日、滞在先のジャカルタ中心部のホテルで
家族水入らずの時を静かに過ごした。
  米国によるジェンキンスさん訴追問題が未解決なため、曽我さんが希望する家族全員の日本永住は見通しが立って
おらず、一家は今後の生活について時間をかけて話し合うとみられる。
  一家は9日、再会後にホテルに入った後、ルームサービスで夕食を楽しんだ。やや疲れた様子だったが、姉妹は靴を
脱ぎスリッパを履いたり、はだしになるなど、くつろいでいたという。(共同通信)      [7月10日4時40分更新]』

「ようやく・・・」という感じはするが、でも、家族が再会できて本当に良かったね。
政治的に、家族が離れ離れなんて、かわいそうだよね。
アメリカのブッシュ大統領も、意地を張ってないで、ジェンキンスさんの日本滞在を認めてあげて欲しいね。

今夜、私はチューリッヒのホテルに居る。
明日から、中年のご夫婦を案内してサン・ガレン、ファドーツ、マイエンフェルト、サン・モリッツへと行く。
2004年07月08日(木) 天気は 曇り/晴れ *** 0378
今日の天気は、午前中が曇りで、午後には晴れたり、雨が降ったりの変な天気だった。
今日も、私はあるツアーのガイドでハイキングとユングフラウヨッホに行った。

さて、日本のニュースから・・・
『社会ニュース - 7月7日(水)22時40分      <窃盗罪>キャラメル2箱盗んだ男、名前名乗らず 横浜地裁
   キャラメル2箱を盗んだとして窃盗罪に問われ、捜査段階から氏名、住所など身辺に関することを全く話さない男の
初公判が7日、横浜地裁で開かれた。
被告名は「逗子警察署留置番号第37号」。起訴事実の認否で「間違いありません」と認めたものの、氏名などについては
松尾昭一裁判官の問いかけにも「答えたくありません」と話した。国選弁護人も「話してくれれば、被告に有利な証言も
引き出せるのだが」と困惑している。
    起訴状や冒頭陳述などによると、同被告は6月2日午後5時半ごろ、鎌倉市内のスーパーで、キャラメル2箱(販売価格
計198円)を盗んだ。店外に出て自転車で立ち去ろうとしたが、警備員に見つかり、駆けつけた鎌倉署員に窃盗容疑で現行
犯逮捕された。所持金は44円だった。千葉県から自転車で静岡県の石廊崎へ向かう途中で、キャラメルを盗んだのは
「腹が減ったから」と供述しているという。
   検察側は論告で、過去にも菓子を盗んだとして同罪で2度、有罪判決を受けていることを指摘し、懲役2年を求刑した。
これに対し同被告は「短い。3年にしてくれ」と“要求”した。
   冒頭陳述で検察側が「名前を隠しているから生活保護も受けられない」と指摘。求刑後には、松尾裁判官も「堂々と名を
名乗って生活できるようになりなさい」と諭した。【内橋寿明】(毎日新聞)      [7月7日23時46分更新]』

キャラメル2個(販売価格198円)の窃盗もセコイが、名前を答えたくないというのも、スゴイ。
そして、「懲役2年の求刑」を「短い。3年にしてくれと“要求”した」のも、おもしろい。
きっと、シャバよりも、刑務所のほうが暮らしやすいんだろうな。。。。この男には。。。。(笑)

最後に裁判官の言った「堂々と名を名乗って生活できるようになりなさい」も、なんとなく滑稽である。
2004年07月07日(水) 天気は 曇り/晴れ *** 0377
今日の天気は、午前中が曇りで、夕方からは晴れてきた。
今日も、私はあるツアーのガイドでユングフラウヨッホに行った。

今日の話題は。。。。
ツアーの添乗員さんからの話題である。。。。。

昨日、グリンデルワルトへ来る途中の高速道路で、トイレ休憩を取った。
そしたら、バスが止まっている方向と違う方向に、あるおじいさんが歩き出した。
他のお客様が、おかしいと気づき、おじいさんを呼び止めた。
しかし、そのおじいさんは、そのまま高速道路の車道の方向に歩いてゆく。
添乗員さんがあわてて止めに行った。
おじいさんに、聞いた。
『どうしたんですか?』
『いや、家に帰ろうと思って歩いていた』
そうだ。

ボケているおじいさんだと思ったが、後で聞いたら、このツアーには元々ご夫婦で参加する予定だった。
しかし、奥さんが突然他界した。
おじいさんは慌しく、葬儀、などをやってきた。
しかし、ツアーをキャンセルするとキャンセル料金が掛かるし、勿体無いので一人で参加している、という。
奥さんの他界でショックしたおじいさんであった。
(可愛そうだな〜と、私は思った)

あるおじさん(約60代後半)から添乗員さんに相談があった。
おじさんは一人参加であり、他の男性と相部屋である。
そのおじさんが、
『同室の男性はホモである。不安なので部屋を変えて欲しい』
とのこと。
もちろん、そんなことであれば添乗員さんだって黙っては居られないので、会社やホテルに相談して「一人部屋」に変更した
そうだ。
しかし・・・・
居るんだね〜。こういう男性。。。。
当人は、60代のおじさんである。
相手の年代を聞くのを忘れたが、きっと同年代なんだろうな〜〜〜。
(私も、ホモは嫌いである。夜中に寝ている後方に、男の寝姿を考えると、ゾッ!とする。。。。苦笑)
2004年07月06日(火) 天気は 曇り/雨 *** 0376
今日の天気も曇りと雨にガス。
私は、昨日と同様のコースをハイキングした。
たまに、山肌が見えたりするのでお客さんは喜んでいた。

最近、日本からのお客さんが多いこともあり、私がガイドなどで歩いていると、突然
「「おやじのつぶやき」読んでますよ・・・」と、声を掛けられることが多くなった。
そして「これからも読みますから、頑張ってください」と、激励される。
(嬉しい。。。。。)

昨日なんか、突然男性が私の方に近寄ってきたので、”何事か!?”と、不安になっていると、
「握手してください」と頼まれた。
勿論喜んでその中年の男性と握手したが・・・・
本当は、綺麗な女性と握手したかった。。。(笑)

今後、またどこかで私とすれ違う際、或いは、私を見かけた際には、どうぞお気軽に
「「おやじのつぶやき」読んでますよ!」と、声を掛けてくださいね。
(励みになりますから・・・)

なお、今年は私は殆ど毎日出歩く仕事ばかりで、9月下旬までお休みはありません。
そして、グリンデルワルトだけでなく、スイス中を動いていますから、きっとどこかで出会うでしょうね。。。。。
2004年07月05日(月) 天気は 曇り/雨 *** 0375
今日は、曇り、時々雨。
ハイキングなどには、良い天気ではなかった。

ハイ・シーズンに近づき、現在は中高年のハイキング・ツアーの客で溢れている。
グリンデルワルトはもちろん、インターラーケンやヴェンゲンなど。
さらに、どの有名なハイキングコースも同様である。

弊社カウンターには、団体客、個人客の区別なく、日本人の方々がひっきりなしにやってきては、いろんな質問をする。
中には、ムカツク客も多々いる。

例えば、電話が掛かってくる。
「グリンデルワルト日本語観光案内所ですが・・・」
「今、○○に宿泊しているの。この電話番号に、夕方の5時に電話ちょうだい!」
「5時に電話することは困難ですが、どのようなご用件でしょうか?」
「2〜3、質問したいの!」
「では、いまお聞きしますが・・・」
「この電話、友人の携帯電話なの。だから、あとで電話頂戴!」
「もしもし・・・」
(電話は、すでに切れている・・・)

カウンターで、お客様の応対中・・・・
「ごめんなさい!」
「少々、お待ち下さい」
「急いでいるの!」
「ですが、今、こちらのお客様の応対中ですから・・・」
「でも、私、急いでいるのよ〜!」
(わがままな客である)

電話が掛かってくる。
「グリンデルワルト日本語観光案内所ですが・・・」
延々と、様々な質問が始まる。
カウンターには、列が出来、よそからの電話もガンガン鳴っている。
でも、最初の電話の主は、平気な様子で、しかも、クドクドと「くだらない」質問をしてくる。。。。。
(あ〜あ。。。。。)

こんな場合のうまく処理する方法をご存知の方、お知らせ下さい!!!
ご意見をお待ちしています。。。
2004年07月04日(日) 天気は 晴れ 写真 0374
今日の天気も晴れ。暑い1日だった。

去る、07月02日(金)が、グリンデルワルトの学校の終業式だった。
終業式といっても、日本のそれとは異なる。
こちらの学期末は7月である。そして、新学期は08月09日から始まる。

1年間子供たちが作った作品、勉強した内容をクラスの部屋に展示してあり、親たちはそれらを自由に見ることが出来る。
もちろん、自分の子供以外のクラスだって閲覧は自由である。

その後、公民館にて、子供たちの演技が行なわれる。今年のテーマは「夢」。
それを各クラスごとに練習したものを見せてくれる。
ただ、1クラスの生徒数が少ないので、1〜2年生。3〜4年生。5〜6年生。そして、7〜8年生の4つと、「クライン・クラス」と
いう、「知恵遅れの生徒たちのクラス」の5つが演じていた。
それぞれ担任の先生と子供たちとで考えた出し物をやるわけである。

9年生たちは演技はしない。
全ての演技が終わったあと、9年生たちは壇上に上がり、5〜7人のグループごとに、「彼の名前は○○と言います。今度
○○学校に行きます」とか「○○会社に勤めます」とか、生徒同士で会場の父兄たちに紹介しあう。
全体の1割以下の生徒しか高校に進まないこちらの学校制度では、殆どの生徒たちは職業学校に通いながら、現場で働く
ことになる。
だから、15〜16歳で、すでに就職するのである。(半分学校で勉強し、半分は仕事するのだが)
そして、職業学校を卒業する17〜18歳には、みんな「一人前」として正式に就職するのである。
(同じ職場に就職する生徒も居れば、異なる職場に就職する生徒も居る)
だから、この場で「○○君は、今度フリーターになります」とか「○○さんは、花嫁修業します」なんていう子供は一人も居ない。
最後に、お世話になった担任や科目の担当の先生に、生徒たちから「ありがとう」の言葉と共に、花束が手渡される。

そして、終業式(とは言わず、イグザーメンという)が終わると、生徒や親たちは、バイキング(ブッフェ)式の昼食を一緒に取る
のである(但し、食事も飲み物も自己負担で、現金で支払って購入するのだが)
こちらでは、子供が小さいうちから親は子供に「あなたは、将来何になるの?」「どんな仕事をするの?」と聞く。
知人も子供には、親と同じ質問をしょっちゅうする。
決して「あなたは、どこの高校に入るの?」「どこの大学に行くの?」とは聞かないし、そんな質問は誰もしない。
子供たちは、小さいときから夢であっても「ぼくは、将来○○になるよ」と答えるし、その実現のために頑張っているようだ。
(もちろん、子供のこと、夢はドンドンと変わるし、考えも変わるのは普通だが)

7年生の後半から、「○○の職業に就くためには、○○の学校に行かなければならない」「○○の勉強をしなければならない」
というインフォメーションが揃っている案内センターに子供は自分から出向き、自分で調べ、考えなければならない。
そして、自分で進む道を考えねばならない。。。。。

どこかの国とは考え方も、制度も大きく違う。
2004年07月03日(土) 天気は 晴れ 写真 0373
今日の天気は、晴れ。
メンリッヒェン〜クライネ・シャイデック間のハイキング・ガイドを行なった。
しかし、渋滞渋滞で、凄かった。
日本人の団体さんは、同じような時刻に出発し、同じような行程で動くからどうしても「同じようなスケジュール」になってしまう。
どの旅行会社でも、版で押したようなスケジュールなので、どのツアーに参加しても、だいたい似たり寄ったりである。
だから、「銀座通り」になり「渋滞」してしまうのである。
時間があと2時間違っていたら、きっと全然違うイメージでこのコースも歩けるだろうに。。。。(残念である)

さて、「つぶやきファン」から、次のようなメールを頂きました。
『さて、6月28日のつぶやきですが、「なんたって、人口が6億。日本人の約6倍である。」とありますが、12億、日本の10倍
の間違いではないでしょうか。
旅行業に携わる方のつぶやきとしては、やはり正確を期して・・・と思い、老婆心ながら。
私はかつて仕事で年に数回ずつ中国各地に行っておりましたが、中国人のパワーには恐るべきものがあると実感しています。
今では当時とは比較にならない経済成長ですから、おそらくスイスにも大量の中国人観光客がおしよせるようになるでしょう
ね。日本人に劣らぬ(あるいはそれ以上の)団体旅行好きですから、そのうち大変なことになるのでは・・。』

とのご指摘です。
はい。お恥ずかしながら、「中国の人口は6億」だと、勝手に思い込んでいました。
ですので、訂正とお詫びです。申し訳ございませんでした。。。。。

また、次のようなメールも頂きました。
『ホームページを読むたびに昨日のことのように思い出され、楽しいひと時を過ごしております。ずーっと続けてくださいね。
スイスに限らずどこの国に行っても本当に日本人ばかりです。安東さんのおっしゃるとおりわたしも日本人なのですが・・・。
しかし、私たち家族のモットーは旅行であってもその国の生活を体感する、とい!うことです。
coopで買ったパン、ハム、チーズ、フルーツのおいしさが今でも家族の話題になっています。間違ってもスイスの山を見なが
ら持ち込んだおにぎりを食べたりしません!(安東さんのご意見に「そうだ、その通り!」と独り言を言っていました。)
今後も辛口で楽しいつぶやきを期待しています。そして、いつか貸し別荘でのグリンデルワルト、スイスでの滞在が実現した
ときには一番に案内所に伺いたいと思っております。では、お元気で。』

COOPで食料を買い込んで地元民の雰囲気を少しでも感じて頂ければ。。。。とも、思います。はい。
食事は必ずしもレストランでなくても、いいんですよね。はい。
失言があったら、お許し下さい。
貸し別荘での滞在を早く実現してください! お待ちしています。

「今月の写真」 見てくださいね。
2004年07月01日(木) 天気は 晴れ/曇り *** 0372
今日の天気は、晴れたり曇ったり。
今年の暦も、後半に入りましたね。今日は7月1日。
今年も、残すところ、あと半年です。(鬼が笑いますか?)

今日見た地元の新聞に、次のようなニュースが載っていました。
「IOC/国際オリンピック委員会/の元会長である、サマランチ氏が、グスタードの古い家を購入し、それを改築して「休暇用の
ビレッジ」を作る」とか。。。。。
サマランチ氏は、大富豪でしょうから、家の1軒や2軒とかじゃなくて、きっと家とその周辺の広大な土地も一緒にまとめて購入
するんでしょうね。。。いいな〜〜。(笑)

今、スイスでは外国人だって、日本人だって、家を購入できますよ。
もちろん、グリンデルワルトにある建物だって購入できます。
もし、お金が余って「どのように使ったらいいんだろう・・・・?」と、困っているあ・な・た。
グリンデルワルトの別荘を購入してみませんか!!??

もちろん、ややこしい手続きなどは、弊社がお手伝いします。詳細は、
http://www.jibswiss.com/bessou-2003-hanbai.html
を、どうぞ。

ところで、06月26日の「写真クイズ」の回答です。
@アルトドルフ(ウィルアム・テルの親子像)
Aメンリッヒェン・ゴンドラバーン
Bクライネ・シャイデック駅
Cシオン城(レマン湖畔)
Dカステルグランデ(ベリンツォーナ)
E国会議事堂(ベルン)   でした。

回答を頂いたのが1名様。そして全問正解だったのが1名様でした。
渡辺英直さま、おめでとうございます!!!!
(なお、賞品はありませんので、ご了承下さい。。。。)