おやじの つぶやき

 グリンデルワルトに住む、安東一郎=おやじ が、特にテーマもなく、毎日の行動、思い、気持ち、その他を、とりとめなく、 
 つぶやくコーナーです。 多少、個人的、傾斜的、一方的、一面的、勝手気ままに書いていますが、お許しを。 
           「ご意見」は、こちらへ。
 ご批判、激励、賛同、反対、その他、なんでもOKです。
 (但し、匿名のメールは無視します)
 「写真クイズ」などの回答は「ここ」へ回答をお送り下さい。
なお、  をクリックして頂くと、その日の写真が御覧頂けます。
「おやじのつぶやき」の写真一覧
「おやじのつぶやき」(2011年02月分) 「おやじのつぶやき」 表紙 「おやじのつぶやき」(2011年04月分)

2011年03月31日(木) 晴れ *** 2730
今日の天気は、晴れ。
午前08時の外気温は、+5℃。

今日は、うちの奥さんの誕生日。
午前0時には、シャンペンで乾杯。
子供達からもプレゼントを貰っていた。おやじも、もちろん、朝にお渡ししましたよ。(笑)

色んな友達からのメール、電話、そして訪問に、喜んでおりました。
多くの友人たちを呼んでの楽しかった「ビックリ誕生日会」からすでに2年。
月日の経つのは早いですね〜〜。
「ビックリ誕生日会」の様子は、「こちら」から。(笑)
2011年03月30日(水) 曇り/雨 *** 2729
今日の天気は、曇のち、雨。
日に日に、暖かくなり、春が近付いていることを感じる。

スイスのニュースから・・・
『2011-03-30 15:13 東日本大震災、家族を案じるスイスの日本人

 「大変な事態だからスイスに来たら」と言うのに、日本の家族は来ると言わない上、危機感も少ない。
情報量の違いなのか、遠くにいるためこっちの方がパニックに陥っているのか、それとも文化の違いなのか。
 こうした問いを抱えつつ、福島原発の事態が日々悪化する中、家族を案じ続けるスイス在住の日本人。
東京都と神奈川県に家族を持ちヌーシャテル、ベルン、シュヴィーツ州に住む3人の女性に話を聞いた。

日本とのギャップ
 「安定ヨウ素剤を送ったけれど、家族はこれ何って感じ。全然危機感がない。結局、自分の気休めに過ぎなかった」と話すのは、
ヌーシャテル州在住の中村道子さん ( 仮名、50歳 ) 。福島原発と同じ型のスイスのミューレベルク ( Muhleberg ) 原発近くに
住む友人は、5年に1度新しい安定ヨウ素剤を軍から受け取る。その友人に勧められた。

 この危機感のなさは、一つには情報不足のせいだと思う。東京でケアマネージャーをしている妹は「計画停電でヘルパーさん
たちが高齢者の世話に神経をとがらせ、夜中でも電話してくる。疲れていてニュースを観る暇もない」と言う。

 中村さんはスイスで日本の情報を見ていて
 「実際日本政府は、問題はないと今の状況を発表はするが将来の最悪のシナリオは何か、それにどう対処すればよいのかと
いったことは一切発表しない」と不満を漏らす。

 ダンス教師として働く、ベルンのヴィッガー斉藤靖子さん ( 40代 ) も日本とのギャップを感じた。
 「東京の友人に放射能が怖いからマスクをして雨に当たらないようにしてと注意すると、今余震があってそれどころではない。
遠いから分からないでしょうと逆に突っぱねられた」と言う。

 スイスでは津波直後から、冷却装置が機能しなければ原子炉の溶融は必然と警告し、最悪のシナリオも早々と発表された。
こうした報道とのギャップがあってのことだろうか?
 「それは確かにある。でも、日本でも東京の理系の友だちは何が起こっているのか理解していて、政府の言うことは信じられ
ないと言っていたし、ある大学の教授は大阪に逃げて行った。つまり知っている人は知っている」と話す。

「わたしの方が受け入れ側」と母 
 ヴィッガーさんは両親にスイスに来るよう伝えたが、来たいという感じではないと言う。父は79歳だが専門学校で生物学を教え
ていて、母は78歳だが近くの味の素スタジアムにいる福島からの避難民の援助にボランティアで行っている。

 「今はわたしの方が受け入れ側で忙しい。スイスに逃げるどころではない」それに、「ここまで生きてきて楽しんだからいい。
被災者の人に比べると贅沢なほうだ」と母は言っているとヴィッガーさん。

 シュヴィーツ州在のシュミット和加乃さん( 42歳 ) は神奈川県に両親がいる。
 「夫が母だけでも呼び寄せたらと言ってくれた。でも母が日本を離れるとは思わない。電話で話をしていてそれを感じる」と言う。
さらに、こう続ける。
 「母は、たとえ放射能を浴びて病気になったとしても、地元の人と互いにいたわりあって最期を日本で迎えるのだと思うし、わたし
もそれでいいと思う。もし誰か呼び寄せるのだったら、20代の若い親戚を預かろうということになっている」

スイス人の温かい反応
スイス人の温かい反応には深く心を打たれたと3人は口を揃える。
 「スイス人は日本人と似ていて、初めはそっとしておいてくれ、5日位たってから何人もの人が声を掛け、家族がスイスに来るなら
家に泊ってくれと言ってくれた。この反応はうれしかった」とヴィッガーさん。

 「近所の人が、家族の安否を案じて声をかけてくれた。問題がないと分かると安堵し自分のことのように喜んでくれた」とシュミット
さん。
 化粧品会社に勤める中村さんは、家族を呼び寄せたいというと旅行担当の男性が直ぐ5人分の切符を手配してくれ、そんなに
親しくないのに自分の家でも泊まれると言ってくれた。
 「でも結局、甥と姪の2人だけが来て、しかも学校が始まるので2週間後に日本に帰ると言うと、最低4カ月は滞在する『原発
難民』だと思っていたらしく、がっかりしていた」と話す。

日本人の穏やかさとメッセージ
 スイス人はみんな、映像で見た日本人の穏やかさに、「こんな混乱のときにあの平静さは何なのか。素晴らしい国民だ」と感動
した。
 「初めは、国の指示にただ従うだけの国民だと半分ばかにしてこう言っているのではないかと疑ったが、本当に感嘆しているの
で、かえってびっくりした」と中村さん。
 「でも自分としては歯がゆい。不愉快なときはもっと発散させたほうがいい。悲しいならそれを表現してほしい。また怒りも、情報
がないとか、もっと表に出すべきでは」と続ける。
 
 ヴィッガーさんは、停電で真っ暗なコンビニで、きちんと並びレジでお金を払っている日本人の映像を観たとき「無法地帯になら
ない日本」に感動。そして「日本は世界に凄いメッセージを送ることになる。長崎、広島に次いで、この被害。しかも冷静なので
説得力がある。
メッセージとは原発を捨て再生可能エネルギーで成り立つ、バランスの取れた国に生まれ変わること。
これを悲劇に終わらせず、180度転換して再出発してほしい」と願う。

そして自分なりの行動に
 ヴィッガーさんは、3月11日以来深く落ち込んでいた。「遠くにいて何もできない無力感は人を疲れさせる。大病人に付き添って
いる感じ」
しかし、物事にすべて意味があるとしたら、今すぐにでも日本に帰りたい自分がここにとどまっていることにも何かの意味があると
思えた。そのとき窓の外で鳥が鳴き、この平和さと日本とのギャップが整理できない自分もいた。そこで、「体を動かして、空っぽ
になりたい。それをほかの人と共有したら何かよい考えを思いつくかも知れない。それにここの日本人が病気になってはならない」
と思い立った。

 4月4日には、体を動かしみんなでリフレッシュするワークショップをベルンのダンス教室で開催し、被災者のための募金も募る。
里信邦子 & 小山千早, swissinfo.ch』
http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=29872254
(Swissinfo の記事を転載)

だ、そうだ。
これは、もしかしてスイスだけでなく、他の外国に住んでいる日本人も、そして、他の外国人も同じ感じを感じているのではない
だろうか、と思う。

スイスの報道と、日本の報道との間には、大きな違いがある。
スイスなどでは、結構深刻な報道になっているが、日本の報道(WEBサイトのニュースでしか読んでいないが)では、危機感を
余り感じられない。
この報道の違いが、そのまま国民性に反映されているのではないかと、思ったりもする。
2011年03月29日(火) 晴れ *** 2728
今日の天気は、晴れ。
午前08時の外気温は、+5℃。

朝からインターラーケンのホテルに向かい、今日ユングフラウヨッホ観光の御案内をするお客様を迎えに行く。
今、スイスのバーゼルでは「時計、宝飾展示会」が開かれているが、そこに参加されている報道関係の方らしい。
久し振りのユングフラウヨッホには、日本人団体さんの姿はなかったが、中国人や韓国人の団体客と外国の個人客の姿が
多かった。
天気は良くて、風も少なく、穏やかな日だった。
日の出前のお月さん(左側)
2011年03月28日(月) 曇り/雨 *** 2727
今日の天気は、曇り、やがて雨模様。
夏時間に変わった途端に、朝が真っ暗。
しかし、夕方が明るい。

用事があって、インターラーケンやベルンへ行ったが、やはり、標高の低い地方では、すでに春の花が咲いていた。
やっぱり、春だなぁ〜。

ニュースから・・・
『アエラ表紙に抗議、野田秀樹氏が連載降板  読売新聞 3月28日(月)18時6分配信

 福島第一原子力発電所の事故を扱った朝日新聞出版発行の週刊誌「アエラ」3月28日号が、風評被害を広げると批判された
問題で、同誌に随筆を連載してきた劇作家・演出家の野田秀樹さん(55)は、28日発売の4月4日号で連載を自ら降りることを
明らかにした。

 野田さんは、「ひつまぶし」と題した随筆の中で、「アエラ」28日号が表紙に「放射能がくる」と見出しを付けたことなどを疑問視
し、「刺激的なコピーを表紙に使い人々を煽(あお)る雑誌だったとは気がつかないでいた」、「このアエラの『現実』に対する姿勢
への不安が消えません」などと降板の背景を説明している。

 朝日新聞出版は野田さんの指摘について、「(表紙に)恐怖心を煽る意図はなく、原発事故の深刻さを伝える意図で掲載しま
した」としている。  最終更新:3月28日(月)18時6分』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110328-00000825-yom-soci
(読売新聞の記事を転載)

『米誌:表紙にひびの入った日の丸 日本総領事館「不適切」

 米誌ブルームバーグ・ビジネスウィーク(3月21日号)が東日本大震災の特集をした際、表紙にひびの入った日の丸を掲載した
ことから、ニューヨークの日本総領事館(広木重之総領事)は24日までに、同誌に対し「不適切である」との申し入れを行った。
総領事館が明らかにした。
 同誌側は「被災者や日本国民に不快感を与える趣旨ではなかったが、配慮が欠けていた」と述べたという。

 申し入れは、同誌が大震災被害を「幅広く報道している」と評価しながらも、表紙については日本が崩壊し、国民が引き裂かれ
たことを表しているようにも見えると指摘。申し入れ文書を何らかの形で同誌に掲載するよう要請した。
 「日本の危機」と題する同誌の特集は、大震災の日本経済や政治への影響を分析している。(ニューヨーク共同)』
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20110326k0000e030016000c.html
(毎日新聞の記事を転載)

だ、そうだ。
マスコミの報道は、難しい。
激しい内容だと、注目度は大きい。しかし、その反面、傷つく人もいる。
控え目な話題だと、購買者が少ない。
どの程度注目を集めさすか、なおかつ、人を傷つけないようにするか。そして、販売数も増やさなければいけないだろう。

しかし、国旗を引き裂くアイデアもどうか、と思う。
アメリカの星条旗だって、引き裂かれたらアメリカ国民は怒るだろう。

目の前で死にかけている人を助ける方がいいのか、それとも、助けないでその光景を写して、世界中に公表する方が良いのか。
まるで「卵と鶏」の話しのようだ。
週刊誌「アエラ」 米誌ブルームバーグ・
ビジネスウィーク誌
2011年03月27日(日) 曇り *** 2726
今日の天気は、曇り。

昨夜(正確には今朝方だが)の午前02時に、夏時間に変わった。
つまり、1時間早くなったのである。
なので、これからはスイスと日本との時差は、7時間となる。
この夏時間は、10月の最終土曜日(10月29日)まで続く。

メンリヒェンのゴンドラ・バーン乗り場の駐車場には、まだ多くのスキー客の車が止まっているが、でも、7割程度の駐車率。
まあ、天気もそんなに良くないし、スキーシーズンも後半に入っており、ドイツやオランダ人の休暇客も少なくなったからだろう。

いよいよ、春ですね。
スキーコースのみ、雪が。 アイガーの麓
2011年03月26日(土) 晴れ *** 2725
今日の天気も、晴れ。
午前08時の外気温は、+5℃。

日本のニュースから・・・
『「汚染情報なぜ共有しない」東電の対応、専門家ら批判  2011年3月26日17時0分

 東京電力福島第一原子力発電所3号機のタービン建屋内で起きた作業員3人の被曝(ひばく)事故をめぐり、東電側が2号機の
同建屋でも同様の放射線量を6日前に把握しながら、注意喚起していなかったことが判明。
東電側は26日、後手にまわった対応への釈明に追われた。専門家らは、ずさんな安全管理を批判している。

 同日午前の東電本社。連日の記者会見に姿を見せた福島第一原発の藤森昭彦・環境担当は、注意喚起がなかった理由を
問われ、言葉に窮した後、「十分な情報共有がなされていなかった。現場の混乱があったと思われる」。絞り出すような声だった。
高い放射線量の公表が遅れたことについても、吉田薫広報部部長が「申し訳ない」と述べるにとどまった。

 経済産業省原子力安全・保安院も、東電から1号機関連の報告を25日未明に受けながら、公表したのはほぼ1日後。
西山英彦審議官は「3号機に神経が集中していたという事情があった」と釈明。ある保安院職員は「バタバタした状況が続いて、
保安院でも情報整理ができていないのだ」と混乱ぶりを嘆いた。

 元京都大学原子炉実験所講師の小林圭二さん(原子核工学)は、「情報共有されていなかったことは非難されるべきだ。
一義的には放射線管理担当者の責任だと思うが、組織としてずさんだったと言われても仕方ない」と東電の対応を批判。
同実験所の小出裕章助教(同)は、「作業員は非常に困難な状況で、一刻も早く冷却ポンプを復活させようと水に入ったのだろう。
これを教訓に、東電側は情報を共有させ、作業員一人一人の身を守ることを考えないといけない」と話す。

 また、宮崎慶次・大阪大名誉教授(原子炉工学)は、「長靴を履いていれば、水につかって作業してもやむを得ない放射線量
だった。直接肌に触れることの危険性が、現場で作業する人にどの程度伝わっていたのか。
東電が協力会社側にも十分に注意し、管理する必要があった」と指摘した。』
http://www.asahi.com/national/update/0326/TKY201103260297.html
(朝日新聞の記事を転載)

だ、そうだ。
なんか、おかしいね。
東京電力は。
普通の災害ではなく、放射能という非常に危険で、なおかつ、世界中に影響を及ぼす、そんな大事故の作業員への注意喚起も
なければ、非常に重要な情報の共有もなかったのだと。
上層部には、危機管理の意識がないのかな。
なんか、不思議だな。
2011年03月25日(金) 晴れ *** 2724
今日の天気も、晴れ。
午前08時の外気温は、+5℃。

スイスのニュースから・・・
『2011-03-26 15:00 「福島を天災のごとく扱おうとしている」

原発事故による大災害が危惧される中、スイスの著名作家アドルフ・ムシュク氏 ( 76歳 ) は4月初旬に東京を訪れる
という。


今回の災害に対する日本の反応、また技術や原発に寄せられていた無限の信頼について、知日家でもあるムシュク氏に話を
聞いた。

大地震と大津波は日本に死と苦悩と荒廃をもたらした。現在は、福島原発の数基の原子炉が重大な危機に面している。
次から次へと畳み掛かる災害。日本人を妻に持つムシュク氏は、その規模は地震や津波に慣れている日本人にとっても異常な
ものだと語る。

swissinfo.ch : 現在の難局に対する日本の反応をどのように見ています
ムシュク : 地震と津波に関しては、伝統や慣れ、これまで積み重ねてきた苦い経験などもあり、窮地を切り抜けられるだろう。
三つ目の大災害は世界中に直接関わるもので、日本は新たな試練に直面している。だが、広島と長崎の原爆投下を経験したと
いう意味ではまったく新しい問題というわけでもない。
しかし、日本が戦後原子力を手なずけることに、つまり平和的に利用することに成功したことは、たとえ誰も口にしなくても、日本
人の意識の中で戦後の偉業の一つに数えられている。
わたしが見るに、根本的に原発問題全体に疑問を投げかけることになったこの三つ目の大災害も、日本はできればいつまでも
天災として扱おうとしているようだ。
その現われとして、自衛隊の部隊のごとく、各都市から消防士がチームを組んで出動している。日本の消防団には数百年に
及ぶ非常に厳かな伝統がある。こちらの消防団とはまったく異なる存在なのだ。

swissinfo.ch : スイスのマスコミは、日本国民の沈着冷静な態度を繰り返し報道しています。日本人は本当にその
          通りなのですか?それとも現実から逃避しているのでしょうか。

ムシュク : 現実から目をそらすというのは非常に西洋的な見方だ。日本で精神分析が浸透しなかったのは偶然でもなんでも
ない。いずれにせよシグムント・フロイトは浸透しなかった。
日本文化は論証的な文化ではない。何かひどいことが起こったらそれだけでもう十分。それについてまた話をするというのは
思いやりに欠けると考える。話をしても何も変わらないし、自己を出し過ぎるだけだから。これは日本では禁物だ。

swissinfo.ch : 日本の人々は当局や東電が発表する情報を信じているのでしょうか。
ムシュク : 日本では過失は人間につきものだと考えられており、報道官や政府に対しても過失を許す姿勢だ。
先ほど、日本人は福島原発事故を天災のように扱おうとしていると言ったが、これは事故の責任者に対する姿勢にまで及んで
いる。
あえて極端な発言をすると、東京電力がこの事故の全責任を負わねばならなくなるとは想像しがたい。実際問題、この被害は
お金で解決できるものではないが。

swissinfo.ch : 日本は高度に発展した国で、技術や原発に対してはほとんど無限の信頼が置かれています。
この信頼は今回の大災害で揺らいだと思いますか。

ムシュク : 誰でも、どの社会でも同じことが起こったらショックを受けるように、日本人ももちろんショックを受けている。
日本は他国と異なり、原子力に代わる発電形態を開発せず、ほぼ原発だけに集中してきた。また、そうせざるを得ない
事情もあった。現在、ヨーロッパでは原発を根本から批判する議論が起こっているが、その事情により日本には
そのような動きが起こらないのではないかと思っている。

その代わり逆に、災いを転じて福となそうとするのではないか。

swissinfo.ch : 日本の反原発運動家についての報道はほとんどありませんが、存在しないのですか。
ムシュク : いたことはいた。1960年代に、青少年運動、反ベトナム運動、あるいは日本の再軍国化を恐れての抗議運動など
とともに反原発デモも行なわれた。
だが、反響はそれほど大きくなかった。原発神話がもうすでにできあがっていたからだ。人々は安全な技術を生産する能力が
日本にあることを期待していたし、その技術を保証することができると信じていたのだ。
そのため、抗議運動は興をそぐだけのものと見なされてしまった。そして、日本人はそんな興をそぐだけのような人間の話には
耳を貸さない。批判的な声に対しては往々にしてそうだが。

swissinfo.ch : あなたは原発賛成派というわけではありませんが、福島原発の事故はその姿勢を証明したのでしょう
か。

ムシュク : 自分が正しかったという主張はしないが、わたしはすでに20年前、自然には人が侵してはならない内々の領域が
あると述べた。物には境界があり、それを侵したときの影響は予測できない。これは原子力エネルギーや遺伝子技術のみでなく、
技術の最前線すべてにおいて見られることだ。
考え方を変えるという行動は一人ひとりが自分で始めるべきであり、単なる夢想よりもっとしっかりしたものでなければならないと
思っている。そうすれば新しい方向性が出来上がるのではないか。

swissinfo.ch : 二酸化炭素 ( CO2 ) の放出量が少ない原子力エネルギーは、日本にも豊かさと成長をもたらしま
した。原発に残るリスクは、進歩や消費の成長のために人類が払わざるを得ないものなのですか。

ムシュク : 残っているリスクとは婉曲な表現であり、それは今日日本が背負える責任に勝るほど大きい。
これは残っているリスクではなく、その中には黙秘されていることもあり、また最新技術が克服していない事実も隠されている。
この最新技術はもはや簡単に利益を得ることしか考えていない。
原発は環境に良く、費用もかからないと思われてきた。しかし、どちらも根本的な欺瞞であることが証明された。
原子力エネルギーは、人間が使うべきエネルギーではない。このエネルギーの利用には安全の確保も不可欠だが、それも
実際は不要なものだ。

swissinfo.ch : アルベルト・アインシュタインは、原子力エネルギーは人間の手に負えなくなるだろうと言いました。
その時期がやってきたのでしょうか。自ら呼び招いた魔物をもはや追い払うことはできないのでしょうか。

ムシュク : そうだ。古きゲーテの作品をきちんと読むと、これから人々は眩惑によって魂を失うことになる。
ここにはすべてが記されている。現代を記した脚本では、不吉なページはもうとっくに書き下ろされているのだ。

ガビ・オクセンバイン, swissinfo.ch ( 独語からの翻訳、小山千早 ) 』
http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=29839250
(Swissinfo の記事を転載)

だ、そうだ。
2011年03月24日(木) 晴れ *** 2723
今日の天気も、晴れ。
午前08時の外気温は、+3℃。
でも、寒い感じがする。

さて、丁度一週間前に始めた「フェイスブック」だが、ようやく、なんとなく使い方がわかって来た。(苦笑)
友達の数も増えて、今は、スイスと日本に38人になった。
色んな方のフェイスブックを見ていると、「あ、この人知っている!・・・・でも、友達に加えて良いものだろうか・・・・?」と、考えて
しまう。(まあ、そんな場合は、友達の誘いをしない方が良いのだろうが・・・・)
でも、中には、こちらから友達の誘いを出したにもかかわらず、返事がない(友達の承認がない)ものもある。
ということは、相手に「友達にしなくても良い・・・・」と思われているわけだ。
(なんか、寂しいな、哀しいな・・・・苦笑)

通常のメールだと、用事がないと出しにくいが、フェイスブックの場合は、ちょっとしたコメントを簡単に入れられるし、写真も、
ビデオも紹介できる。何かと、便利で、簡単だ。
暇な人は、朝から夜まで。ず〜〜〜〜と、ログオンされている。。。。(あ、私じゃないですよ・・・・笑)
でも、ヤミつきになりそう・・・・(苦笑)

さぁ、みなさんも作りましょう! 友達の「わ!」
「フェイスブック」のページ(登録後ですが)で「あんどう いちろう」、又は「Ando Ichiro」と 検索して頂くと、「おやじ」がすぐに出て
来ます。
(ただ、実際に、あんどういちろう・・・を検索したら、ナ・ナ・ナント!! おやじとは別の「あんどう いちろう」さんも、居ました!!)
http://www.facebook-japan.com/
おやじの「フェイスブック」(表紙)
2011年03月23日(水) 晴れ 2722
今日の天気も、晴れ。
午前08時の外気温は、+1℃。

スキーシーズンも後半を迎えている。
雪も溶けており、スキーで村の中まで滑り降りることは、もう不可能だ。
(但し、途中駅までは滑って降りれるが、そこからは乗り物に乗って降りることになる)

家の周辺にも小さな花たちが咲き始めている。
その写真を、どうぞ。
2011年03月22日(火) 晴れ *** 2721
今日の天気も、晴れ。
午前08時の外気温は、0℃。
霜が降りていた。

さて、スイスのニュースから・・・
『2011-03-21 15:00 「自分の楽しみを少し削って」  小山千早 ( こやまちはや ), swissinfo.ch

大地震、大津波、そして深刻な原発事故。
次から次へと異常事態に見舞われる日本の東北地方を応援する声は日本国内だけではなく、外国でも大きく
なっている。


ここスイスでも募金活動やチャリティコンサートなど、日本に対する支援活動が各地で盛んになってきた。

カーニバル見物が募金活動へ
 3月18日、チューリヒ大学の正面入り口ホールに10人前後の有志が集まり、朝8時半から午後5時まで募金活動を行った。
発起人は、交換留学生として2010年9月から1年間の予定でチューリヒ大学で英文学を学んでいる同志社大学4回生の石橋史子
さん ( 23歳 ) だ。
 大阪出身の石橋さんは、16年前の阪神大震災の経験者。当時も今回も家族は無事だったが「被災地の状況があまりにも悲惨
すぎて、身内に何かあったかのようにつらかった。こんなことは初めて」と心境を語る。

 14日にバーゼルのカーニバルを見に行こうと友達から誘われていたところに、東日本大震災のニュースが舞い込んだ。
家族の無事はすぐに確認できたが動揺は大きく、温かい声を掛けてくれた寮生の前で大泣きをしてしまったという。
その後、ロンドンにいる友人から募金活動が始まったことを聞き、自分にも何かできるのではと思ったと石橋さん。
 カーニバル行きを取りやめ、連邦工科大学チューリヒ校 ( ETHZ/EPFZ ) にいる日本人の友人に相談。
16日から準備を始めた。まだ会ったこともない日本人留学生、在スイス邦人、スイス人と日本人を両親に持つ人、日本学を学ぶ
スイス人たちが集まり、ネットや大学構内、市内の日本食品を扱っている店などで「自分の楽しみを少し削って被災者のために
協力を」と18日の募金活動を宣伝した。

 「自分が募金活動をするなんて思いもしなかった。冷ややかな目で見られるのではという不安もあった」と石橋さんは複雑な
心持ちだったことを打ち明ける。一方で「これだけの短期間で実行できたのは、みんなが何かやらなくてはという同じ思いを持って
いたから。たまたまわたしが発起人になっただけ」とも。

自分たちを信じてくれる
 チューリヒ大学のホールに運び込まれた机の上には美しい折り紙がたくさん並べられ、寄付をしてくれた人にお礼として手渡
された。その横には模造紙が広げられ、さまざまな言語で寄せ書きが書かれている。
後ろの衝立には習字や、男性陣が朝4時までかかって作った大きなポスターが貼られていた。

 大学構内で行っているだけに、普段からよく寄付するという人は少なそうだ。
寄付した人はその理由について「日本に2回行ったことがあり友人もいる」「被災者のためになにかできるのなら」「隣国だから」
などと話す。

 反響は予想以上に大きく、この1日で7000フラン ( 約63万円 ) 近くが集まった。
石橋さんは「自分たちを信じてお金を預けてくれる人がいる。それがとてもうれしい。
スイスで学んでいる日本人同士の横のつながりができたことも」と目を輝かす。
この活動は今後、ジュネーブ大学や連邦工科大学チューリヒ校にも広がりそうだ。
小山千早 ( こやまちはや ), swissinfo.ch』
http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=29790048
(Swissinfo の記事を転載)

だ、そうだ。

今後も、スイス国内で募金活動が行なわれる。
3月22日 ( 火 ) ベルン市フランス教会 ( Franzosische Kirche ) で18時からコンサートと「一日個展」を開催。
           入場無料、寄付金と収益金を日本赤十字社に寄付。
3月23日 ( 水 ) ザンクトガレン市聖ラウレンツェン教会 ( St. Laurenzenkirche ) で12時15分から13時までチャリティコンサート。
3月25日 ( 金 ) ツーク ( Zug ) 市アルト劇場 ( Theater Arth ) で20時からオペレッタ「陽気な農夫」を上演。
           入場料、飲食品の売上金を「幸福の鎖 ( Gluckskette/Chaine du Bonheur ) 」に寄付。
3月26日 ( 土 ) ソロトゥルン州ベラハ ( Bellach ) のヘスガレージ ( Carrosserie Hess AG ) で11時半から洗車サービス、
           日本食販売。収益金はスイス赤十字社および幸福の鎖に寄付。
          バーゼル市ラディソン・ブルーホテル ( Radisson Blu Hotel ) のロビーで17時からと19時からの1時間、
           バイオリンとピアノのチャリティコンサートを開催。
          チューリッヒ日本人学校補習校が10時から17時までチューリヒ市Rennwegで街頭募金を実施。
3月27日 ( 日 ) ルツェルン市パウルス教会 ( Pauluskirche ) で17時からチャリティコンサートを開催。
3月30日 ( 水 ) スイス日本協会がチューリヒ市プレディガー教会 ( Predigerkirche ) で19時か20時ごろからチャリティコンサート。
4月 2日 ( 土 ) ルツェルン州クリエンス ( Kriens ) クラウス教会 ( Bruder Klaus Kirche ) で19時より尺八のチャリティーコンサー
           トを開催。寄付金は日本赤十字社に寄付。
          チューリヒ州ヴィンタートゥール ( Winterthur ) 市で開催される「春まつり」の一環で募金活動。
          チューリッヒ日本人学校補習校が10時から17時までチューリヒ市Rennwegで街頭募金を実施。
4月 3日 ( 日 ) チューリヒ市芸術大学で17時から支援チャリティコンサートを開催。入場無料、寄付金はスイス赤十字社へ寄付。
4月10日 ( 日 ) チューリヒ州ヴィンタートゥール市で開催される「春まつり」の一環で募金活動。
夕焼けが綺麗だった(ヴェッターホルン、メッテンベルグ、アイガー/左から)
2011年03月21日(月) 晴れ *** 2720
今日の天気も、晴れ。
午前08時の外気温は、−3℃。
寒い朝だった。

昨日、「JIB通信」をお送りしたので、今日は沢山の御意見を頂いた。
その主要な意見は、「読者の御意見」に投稿者の御了承を頂いて掲載させて頂いた。
更に、YouTubeの視聴回数も、一挙に600回以上を記録した。
さすが、である。
一瞬にして多くの人々に伝わる。
最近は、これら(フェイスブック、ツィッターなど)の影響で、アフリカ各地に民主化運動が巻き起こっている。

ニュースから・・・
『カダフィ氏邸宅など攻撃、米軍「大きな効果」   読売新聞 3月21日(月)19時8分配信

 【ワシントン=黒瀬悦成、ロンドン=大内佐紀、カイロ=長谷川由紀】リビアに対する軍事介入を開始した米英仏中心の多国籍
軍は20日夜から21日未明にかけて、反体制派を弾圧してきた最高指導者カダフィ氏の邸宅に近い建物やカダフィ派の防空
施設などの拠点に対し、巡航ミサイル攻撃や空爆を行った。
 ワシントンで記者会見した米軍統合参謀本部のビル・ゴートニー海軍中将は20日、作戦は「大きな効果を上げている」と、初期
攻撃の成功を強調。2波の攻撃でカダフィ派の防空能力は首都トリポリとカダフィ氏の出身地シルテ周辺に限られたとの見方を
示した。

 同中将は、多国籍軍が計124発の巡航ミサイルで攻撃したと発表。イタリア、ベルギー、ノルウェー、デンマークに加え、中東
のカタールも多国籍軍に参加し、航空機を派遣させたことも明らかにした。
仏軍は戦力増強のため空母「シャルル・ド・ゴール」を地中海に移動させている。 最終更新:3月21日(月)19時8分』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110321-00000501-yom-int
(読売新聞の記事を転載)

だ、そうだ。
米英仏を中心となっての多国籍軍の飛行機やミサイルが、リビアの首都、トリポリを始め、カダフィのおっさんの周辺を攻撃した。
今、こちらのニュース(CNNなど)は、「リビア戦争」というタイトルで頻繁に流れている。
日本の原子力発電所も気になるが、リビアの戦争も大変気になるところである。
今回の大きな特徴。それは、欧米諸国だけでなく、中東のカタールも多国籍軍に参加し、航空機を派遣させたことだ。
イスラム諸国でも、リビアへの攻撃を暗に承諾している訳だから、今までのイスラム 対 キリスト という宗教対立とは違って
いる。
しかし、戦争で犠牲になるのは一般市民である。
1日も早い、終戦を祈っている。
2011年03月20日(日) 晴れ *** 2719
今日の天気は、晴れ。
昨夜降った雪も、いっぺんに溶けた。
メンリッヒェンへ上がるゴンドラ駅や登山電車のグルント駅の駐車場は、スキー客の車で一杯である。
今日も、天気が良いのでスキー客が沢山やって来ているようだ。

JIB通信を送付したので、多くの方々からメールを頂いた。
勝手に公表するわけには行かないが、承諾を得たものに関しては「おやじのつぶやき」(読者の御意見)に掲載させて頂く。
http://www.jibswiss.com/nikki-2007-0001-hyoshi.html

さて、日本のニュースから・・・
『東日本大震災 震災報道、子供の心理に影響 親が声かけ、不安取り去る工夫  産経新聞 3月20日(日)7時57分配信

 東日本大震災を受け、被災地の状況が連日絶え間なく、テレビに映し出されている。報道として重要だが、幼児には心理的な
悪影響が出始めているという。専門家は「災害から命の尊さを学べるのは小学3、4年になってから」と注意を呼びかけている。

 「もともと元気に遊んでいたのに、震災後の月曜日(14日)から先生のそばを離れなくなった子、1人でトイレに行けなくなった
子や、ジャングルジムが倒れないか心配する子がいる。安心させるような対応を心がけている」
認定こども園「あいゆう園」(茨城県龍ケ崎市)の大越和美主任は震災以降、園児たちの心の変化に気付き始めているという。

 筑波大学大学院の徳田克己教授(子供支援学)も「小学1年のわが子が不安定でよく泣くようになった、という母親から話を
聞くと、地震の怖さを言い聞かせ、テレビの映像もよく見せていた」。

 こうした子供たちの異変に対し、徳田教授は「多くの親は深く考えないまま、子供と一緒に災害のニュースを見て、『死んだら
会えないんだよ』などと話しかけたりする。震災を通じて幼いうちから命の大切さを教えなければ、というのは勘違いで、恐怖だけ
を抱かせてしまう」と強調する。

 平成7年の阪神大震災後、徳田教授のグループがニュース映像を見た幼児を調査したところ、被災地ではないのに、多くの
子供に夜泣きや不登園の傾向が出た。
 中には夜驚(やきょう)症(睡眠から突然起きて叫ぶなど怖がる症状)、爪をかむ、チックなどの神経症状が強く、治療が必要な
子供もいたという。

 幼児がいる場合の災害情報の接し方として徳田教授は、
▽悲惨な映像をなるべく見せない
▽親がテレビを見る時には近くにいて、「ママ(パパ)がいるから大丈夫」などと声をかける
▽災害と死を結びつけたり、死んだら会えないといった話をしたりしない
▽枕元に子供の宝物を置いて安心させる−などを挙げる。

 徳田教授は「幼児は恐怖を感じても、地震の時に正しく対処できるわけではなく、悪影響の方が大きい。
不安を取り去るよう工夫してほしい」とアピールしている。(草下健夫)  最終更新:3月20日(日)8時40分』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110320-00000103-san-soci
(産経新聞の記事を転載)

だ、そうだ。
確かに、小さな子供の心理的影響は大きいだろう。
大人は何気なく見ている画像でも、子供にとっては違う。
「怖い物」「恐ろしい物」などを小さい時に見てしまうと、きっと、精神的に心の奥に深い傷が残るのだろう。

おやじも小さい時に、東宝の「ゴジラ」の映画を見た後、自宅のトイレに一人で行けなかった・・・のを、思い出した。
(ウン?・・・関係ないか・・・?苦笑)
ヴェッターホルン(左) アイガー北壁
2011年03月19日(土) 雨/みぞれ *** 2718
今日の天気は、雨、午後からは雪が降っていた。
今日はお休みで、自宅で仕事をする。

日本の地震のニュースもCNNでは少なくなってきている。
という事は、大事件が起こっていない、少しづつでも落ちついて来ている証拠だろう。
その分、今度はリビアの内戦が大きな問題である。
今日の夕方には、フランス軍機がリビアを攻撃したと言うニュースが流れていた。
カダフィのおっさんは、国連主導の多国籍軍がリビアを攻めると言うと「停戦する」と言いながら、ベンガジを攻撃するという「二枚
舌」だ。こんなおっさん ムカつく。
1日も早く、捕まえて、内戦を終わらせてほしい。

日本のニュースから・・・
『節電中のコンビニで強盗 石川・小松市    日本テレビ系(NNN) 3月19日(土)15時49分配信

 19日未明、東日本大地震への支援で節電のため店のネオンを消していた石川・小松市のコンビニエンスストアで2人組の男が
店員を襲い、現金数万円を奪って逃走した。

 事件があったのは、小松市にある「ファミリーマート」今江中店。19日午前1時50分頃、2人組の男が店を訪れ、1人が客を
装ってたばこを注文した直後に、もう1人がレジカウンターの中に入って36歳の男性店員の体を押さえ、現金数万円を奪って
逃走した。男性店員にケガはなかった。
 犯行当時、店では男性店員が1人で勤務しており、客はいなかった。事件当時、この店では東日本大地震への支援として、
節電のため店の外のネオンを消していた。警察は強盗事件として、逃げた2人組の行方を追っている。
最終更新:3月19日(土)15時49分』
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20110319-00000064-nnn-soci
(日本テレビの記事を転載)

『抜き取りや暴力行為などガソリンのトラブル続発、県警が落ち着いた行動呼び掛け/神奈川
                                                   カナロコ 3月17日(木)20時15分配信

 燃料不足が続く県内でガソリンスタンドの給油をめぐるトラブルや車からの抜き取りなどが相次いでいる。
 15日は厚木市のガソリンスタンドで、給油の列で待っていた軽乗用車のクラクションに腹を立てた塗装業の男(35)が、鳴らした
車の窓の一部を壊し、器物破損容疑で厚木署に逮捕された。
16日は横浜市中区錦町で車列のトラブルから、会社役員の男(64)がトレーラーの男性(39)と口論、ナイフで脅すなどして暴力
行為法違反容疑で山手署に逮捕された。また、震災発生以降、同市保土ケ谷区でトラックから約4500円分が、同市旭区では
4台のミニバイクから数リットルのガソリンがそれぞれ抜き取られたという。
最終更新:3月17日(木)20時15分』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110317-00000030-kana-l14
(カナロコの記事を転載)


『義援金募金中の高校生に暴行、1万円奪う   読売新聞 3月19日(土)17時57分配信

 19日午後0時半頃、千葉県松戸市日暮、新京成電鉄八柱駅の駅ビル1階で、東日本巨大地震の義援金募金活動をしていた
同県立高校3年の男子生徒2人が、若い男に「誰に断って商売しているんだ」と因縁を付けられた。
 男は生徒2人を殴ったり蹴ったりし、集まった募金約1万円を奪って逃げた。生徒2人は顔に軽傷を負い、松戸署は強盗傷害
事件として捜査している。

 同じ高校の有志21人で午前9時から募金活動を行い、計約10万円が集まっていた。生徒2人が途中集計していたところ、
男が近づいてきたという。最終更新:3月19日(土)17時57分』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110319-00000612-yom-soci
(読売新聞の記事を転載)


だ、そうだ。
先日(13日)に、「阪神大震災時の取材で、崩壊した商店街で略奪がほとんどなかったことや、支援物資の奪い合いが生じな
かった事例を紹介・・・」ということで、日本人の良さを書いたばかりだが、でも本当に悪い奴は、どこにでも居る。
日本にもスイスにも、どこにでも。
しかし、今の日本がこんな情勢の中で、みんなが助け合おうとしているにも関わらず、弱い者いじめをする奴らに、腹が立つ。

「がんばって 日本!」のYouTubeの視聴数が、125回。
沢山見てくれて、ありがとう。YOUTUBE
雪が降っている
2011年03月18日(金) 晴れ *** 2717
今日の天気は、晴れ。
午前07時30分の外気温は、+5℃。

朝からグリンデルワルトに宿泊中の御家族(03月15日に空港に迎えに行った)をお連れして、ベルンでの観光を行ない、その後
チューリッヒ空港へとお連れする。
昨日は、ユングフラウヨッホに登山電車で観光に行かれたそうだが、吹雪で真っ白だったそうだ。(残念です)
お客さま方は、今日からパリだそうだ。

日本のニュースから・・・
『津波で一時孤立の病院、高齢患者7人死亡…宮城   読売新聞 3月17日(木)20時59分配信

 東日本巨大地震で津波の被害を受けて一時孤立した宮城県多賀城市の仙塩総合病院で17日夕までに、入院患者計7人が
亡くなったことがわかった。80〜90歳代の重篤患者がほとんどという。
 同病院は津波で1階部分が浸水したほか、電気や水道などライフラインが使えなくなっている。鈴木寛寿理事長は「震災の
ショックや、暖房が使えないための寒さなどの影響もゼロではないだろう」と話している。

 一方、福島県災害対策本部は17日、福島第一原発の半径20キロ圏にある医療機関から同県いわき市の避難所に搬送中の
患者2人と移送済み12人の計14人が14〜16日に相次いで死亡したと発表した。
重症患者が悪条件下の長時間移動で衰弱、避難所でも十分な治療を受けられなかった「震災関連死」とみられる。

 福島県によると、「双葉病院」(大熊町)と老人介護保健施設「ドーヴィル双葉」(同)に入院していた男性6人、女性8人。
いずれも高齢で、寝たきりなど重い症状だった。患者らは14日夜、バス8台に分乗して避難先の県立いわき光洋高校体育館
(いわき市)に到着したが、搬送中に2人が死亡、その後、12人が次々と亡くなった。県から派遣された医師らが重症患者の
治療にあたったが、避難所の医療設備が整わず、対処しきれなかったという。
 岩手県陸前高田市の避難所にいた80歳代の女性も16日に心筋梗塞で死亡している。
最終更新:3月17日(木)21時36分』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110317-00000768-yom-soci
(読売新聞の記事を転載)


だ、そうだ。
九死に一生を得て、地震、津波から助かったのに・・・・
残念だ。
アーレ河の向こうが旧市街 ベルンは世界遺産に指定
2011年03月17日(木) 曇り/晴れ *** 2716
今日の天気は、曇り、時々晴れ。
午前08時00分の外気温は、+5℃。

朝からグリンデルワルトに宿泊中の御家族(03月15日に空港に迎えに行った)をお連れして、ベルンでの観光を行ない、その後
チューリッヒ空港へとお連れする。
昨日は、ユングフラウヨッホに登山電車で観光に行かれたそうだが、吹雪で真っ白だったそうだ。(残念です)
お客さま方は、今日からパリだそうだ。

ところで、おやじも、遂に・・・・・(?)
「フェイスブック」をすることにした。(今更・・・・という感じもするが・・・・苦笑)
まだまだ使い方がイマイチ分からないのだが、まずは「友達」を作るそうなので、とりあえず、1番目は長男に。2番目は長女に
「友達のリクエスト」をすると、すぐに「承認」の返事が届いた。
(後で聞くと、親とは友達にならない子供も多いらしい。なぜなら、友達になると自分たちの行動が筒抜けになるからだと言う・・・
  う〜〜ん、なるほど。。。。
  でも、このおやじの場合は、子供達がドイツ語で幾らやり取りしても、「ぜ〜〜んぜ〜〜ん分からないから大丈夫ですよ」って
  言ったら、長女が「そうだと思うから、友達になるのを了解した」と言う。なんでやねん!?)苦笑

さぁ、みなさんも作りましょう! 友達の「わ!」
「フェイスブック」のページ(登録後ですが)で「あんどう いちろう」、又は「Ando Ichiro」と 検索して頂くと、「おやじ」がすぐに出て
来ます。
http://www.facebook-japan.com/

なお、我が家の子供にアドバイスを受けました。
「知らない人とは、友達になってはいけない」そうです・・・・・(苦笑)
ですので、新しい出会いを求める方には、ちょっと、不向きかも・・・・・?(笑)

皆さまからの「友達のリクエスト」を、お待ちしておりま〜〜〜す!!(笑)
2011年03月16日(水) 曇り/晴れ 2715
今日の天気は、曇り。

おやじは、朝の6時から車でチューリッヒ空港に向かい、日本から到着された御家族を迎えに行く。
到着したお客様に聞くと、「空港までも大変だったが、今は、日本を脱出する人で混んでいて、飛行機が満席」だという。

確かに、原子力発電所の爆発事故により、現在スイス・インターナショナルを始めとして、多くの飛行機が運航を停止している。
或いは、関西空港から、あるいは香港経由で。。。と、なっている。
どうなるんだろうか・・・・・?

到着したお客様に聞くと、「空港までも大変だったが、今は、日本を脱出する人で混んでいて、飛行機が満席」だという。
確かに、原子力発電所の爆発事故により、現在スイス・インターナショナルを始めとして、多くの飛行機が運航を停止している。
或いは、関西空港から、あるいは香港経由で。。。と、なっている。
どうなるんだろうか・・・・・?


さて、「がんばって 日本!」の準備を午後4時30分頃から行なう。
観光局の人々が、看板を立て、机を用意し、マイクやスピーカーを専門業者が運んでくる。
飲み物などは村からの災害担当者が用意し、日本の「巻きずし」を、うちの奥さんは、朝から大量に作っていた。

午後5時30分前から、ぞくぞくと、赤や白の服を来た人々が集まって来る。
殆どが地元の住民で、顔を知っている人が殆どである。
グリンデルワルト周辺に住んでおられる日本の方も、多く来られていた。

地元の新聞記者も来ている。スイスラジオ(DRS)のインタビューも受けた。長男へのインタビューが一番長かったそうだが・・・。
やがて、アルプホルンとスイスの旗振りでオープニング。
マニー・シュラッピー村長の挨拶は、スイスドイツ語、ドイツ語、そして英語であり、それをうちの奥さん(安東康代さん)が、日本語
に訳す。
グリンデルワルト在住の日本人女性達がそれぞれ「巻きずし」や「折りヅル」を持ってきて、更に小さなケーキやパンや、デザート
などを「買ってもらい」、そのお金を、姉妹都市である松本市に送り、そして被災地に送って頂く。そういう手順になっている。

最後は、赤い服の方々が真ん中に集まり、白い服の方が周りを囲む。
そして「日の丸」を作るのである。

最終的には、2時間ほどの集まりになったが、約400名ほどの方が集まり、約11,000スイスフラン(約100万円)の寄付が
集まったそうだ、
勿論、会場での支払いでなく「送金」で支払うところも多く、それは、専用の口座に貯められる。

募金箱には、一人で500スイスフランを支払った方も居たし、100フランなど多く集まったそうだ。
まあ、約400人で約11,000スイスフランだから、一人平均で27スイスフラン支払って頂いたことになる。
額は少ないが、でもみんなの「がんばって!」の気持ちである。
被災地の方々の少しでもお役にたてれば、幸いである。

地元の新聞記事(動画も見られます)
http://www.echovongrindelwald.ch/artikel/110297/

「今日の写真」です。

YOUTUBE にも、公開しました。
赤い服が真ん中で、白い服が周りを囲む。 沢山集まった人々
2011年03月15日(火) 曇り *** 2714
今日の天気は、曇り。

午後には、インターラーケンの歯医者に「定期検査」に行く。
ここの歯医者との付き合いも、すでに25年ほど。
我が家の家族全員が同じ歯医者に掛かっている。

今日の定期検査で言われた。
「安東さん、歯に被せている物も古くなってきています。そろそろ取りかえた方がいいですね」
そう歯医者に言われて、
「いえ、痛くなるまで我慢します・・・・」とは、言えない。
歯に限らず、どこでも同じだろう。
「今、痛いですが・・・春まで待ちます・・・」
「手術も、我慢します。あと半年間・・・・」な〜〜んて、言えないね。(苦笑)

で、
「はい。分かりました。じゃ、治療をお願いします」
ということで、4月から 3回治療に行くことになった。
あ〜あ、また お金が掛かるなぁ〜〜〜。(苦笑)

明日の「がんばって 日本!」の準備を進める。
グリンデルワルトに住んでいる日本人にも声をかけ、お寿司を作ってもらったり、折り紙を作ってもらったり。
在スイス日本国大使館やベルンの日本人会にも連絡する。
日本人だけでなく、地元グリンデルワルトの人々、観光客、一人でも多くの人に参加してもらい、日本に向かって「がんばって!」
とエールを送りたい。

津波で一瞬にして家族を失い、兄弟を失い、同僚を、友達を、家を失った人々。
いまだに行方が分からない人々。
この寒い季節に、避難している人々。
テレビの画面を見ていると、本当に心が痛む。

そんな状況の中にあって、
『<東日本大震災>石原知事「天罰」発言撤回   毎日新聞 3月15日(火)13時12分配信

 東京都の石原慎太郎知事は15日午後、記者会見し、東日本大震災を14日に「天罰」と表現したことに対し、「発言を撤回し、
深くおわびいたします」と謝罪した。
石原知事は14日、蓮舫節電啓発担当相から節電への協力要請を受けた後、報道陣に「この津波をうまく利用してだね、我欲を
一回洗い落とす必要がある。
積年たまった日本人の心のあかをね。これはやっぱり天罰だと思う。被災者の方々、かわいそうですよ」などと発言した。
【石川隆宣】   最終更新:3月15日(火)14時54分』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110315-00000061-mai-soci
(毎日新聞の記事を転載)


こんなことを、平気で言う「おっさん」が腹立たしい。
これが、東京都の長である。
いつも自分が「王様」だか「将軍」だと思っている「おっさん」である。
こんな「おっさん」が、また 長になるために選挙に出ると言う。
どうかしている。
こんな非常識な「おっさん」。 おやじは、ムカつく!。
「がんばって 日本!」の集いの広告
2011年03月14日(月) 晴れ *** 2713
今日の天気は、晴れ。
午前08時の外気温は、+3℃。

朝からテレビのCNNを付けて日本の状況を確認する。
24時間ニュースをやっているので、特別に何か事件や事故が起こった時には、すぐに画像で状況が分かるので助かる。
地震と津波の被害は、益々広がって行くし、多くの方々が亡くなり、行方不明というのが、可哀そうである。
更に、原子力発電所の爆発事故。
放射能の危険性が世界中に広がるだけに、スイスを始めとしてヨーロッパ各国でも関心ごとになっている。

午後に、二人の女性が事務所にやって来た。
それぞれスイス人で、グリンデルワルトで働く女性たちである。
用件は、
「グリンデルワルトは昔から多くの日本人客がやって来ており、しかも、昔から日本人とは長いお付き合いをしている村である。
日本人はグリンデルワルトにとっても、かけがいの無いお客様である。
しかも、日本人の友人も多いはずだ。
そんなグリンデルワルトで、日本の為に何か出来ないだろうか?
自分たちも何かしたいけど、個人の力ではたかが知れている。
グリンデルワルト村として、日本の被災者の方々に何か出来ないだろうか・・・・」という相談である。

そこで、我々「グリンデルワルト日本語観光案内所」も日本人のお客様で成り立っているわけだし、我々は日本人である。
我々こそ、何かしなければならないはずだ。
私の奥さんが、「よし!」と、腰を上げた。
すぐに村長に連絡を取り、二人の女性を伴って村役場に行くと、そこにはすでに村長からの連絡で、書記長、防災担当者、観光
局長などが集まっており、そこで二人の女性の話しをする。
「みんなで何かしよう!」と。
村長たちも、昨日の夜に住民会議があった際に、「何か出来ないものか・・・・」と話しをしていたばかりだと言う。

話しがトントン拍子に進み、明後日の03月16日の午後5時30分から 「がんばって 日本!」 の集まりをすることとなった。
役場、観光局からそれぞれの関係機関への連絡。当日の準備の段取り、誰が何をするのか・・・などの決定。
二人の女性と奥さんは、村内のホテル、商店などに配るチラシを作り、会場で掲げる大きな看板を作り、我が家の子供達も
フェイスブックなどを使って、友達から友達へと「催しの件」を知らせる。
テレビやラジオ、各新聞などでも「催しの件」を紹介し、記事にしてもらう。
一人でも多くの方に集まってもらい、寄付金を集めて、姉妹都市である松本市経由で被災地に送ってもらう。
そういう話しが、数時間のうちに、決まった。

二人の女性たちは、自分たちだけで出来ない事が、トントン拍子で進んでゆくので驚いており、また喜んでいた。


弊社のホームページが、うまく繋がらない状況になっておりますが、弊社側の都合によるものです。
大変ご迷惑をお掛けしますが、早急に治しますので、暫くの間、お待ちください。
2011年03月13日(日) 曇り 2712
今日の天気は、曇り。
しかも、南風が吹きあげており、ゴンドラバーンなどは停まっていた。

日本の地震について
『<東日本大震災>「不屈の日本」…米紙称賛   毎日新聞 3月13日(日)17時59分配信

 【北米総局】東日本大震災を受け、米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は12日、「不屈の日本」と題する社説を掲載
した。社説は地震大国日本の技術力と「備え」をたたえ、「日本は経済が低迷し、政治家の失態に国民の大部分は当惑している
が間違ってはいけない。日本の産業力は依然として偉大だ」と述べた。

 社説は「1億2600万人以上が住む島国が、(大規模)地震にいかに持ちこたえたかについて言及せざるを得ない」としたうえで、
日本が100年以上にわたり「建物の耐震化をしてきた」と指摘。「今回の地震で高いビルは持ちこたえたようだ」と分析した。

 93年完成の横浜ランドマークタワーに触れ「高さ971フィート(約296メートル)は地震大国では驚異的。
最先端の建築工学を駆使できる技術と富があって初めて可能になった」と評価。
また07年導入の緊急地震速報を「世界最先端の技術」と紹介し、11日の地震発生時にも「高い評価を得た」とたたえた。

 また米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は11日、阪神大震災当時に東京支局長だったニコラス・クリストフ氏の「日本への
お悔やみ、そして称賛」と題するコラムを掲載、日本人の精神力の強さをたたえ、復興に向けてエールを送った。

 クリストフ氏は、阪神大震災時の取材で、崩壊した商店街で略奪がほとんどなかったことや、支援物資の奪い合いが生じな
かった事例を紹介。「我慢」という日本語を引き合いに「日本人の忍耐力や冷静さ、秩序は実に高潔だった」と説明し、「今後、
それらが示されるだろう」と期待を寄せた。 最終更新:3月13日(日)18時44分』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110313-00000037-mai-soci
(毎日新聞の記事を転載)


『東日本大震災 英紙「がんばれ東北」…日本語見出し   毎日新聞 3月13日(日)20時42分配信

 【ロンドン笠原敏彦】東日本大震災を受け、英日曜紙「インディペンデント・オン・サンデー」は13日、1面に日の丸のデザインと
ともに、日本語で「がんばれ、日本。がんばれ、東北」と見出しを掲げた。同紙は1面から7面までを震災報道に割いている。
最終更新:3月13日(日)20時42分』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110313-00000026-maip-soci
(毎日新聞の記事を転載)


だ、そうだ。
最近、余り良い話題のない日本だっただけに、こういう事を言われると、嬉しくなる。


さて、去る03月04日にお知らせしました「写真クイズ」の回答です。
8名の方々から回答を頂きました。(予想に反して少なかった・・・かな・・・?)
2問だけ正解の方が1名様。
3問だけ正解の方が2名様。
4問だけ正解の方が1名様。
5問だけ正解の方が1名様。
6問だけ正解の方が1名様。
7問だけ正解の方が1名様。
8問だけ正解の方が1名様。
9問と、10問全部の大正解の方は、0でした。

3番目と10番目が難しいだろうな〜とは、思っておりましたが、やはり、3問目を正解された方は「0」でした。
なお、10番目は、スキーのワールドカップコース上にある場所で、名前は「フンドショップ」(Hundschopf)と言います。
ラウバーホルンと答えられた方が多かったですが、ラウバーホルンは山の名前ですので、正解ではありません。
御了承下さい。
(「正確にお書き下さい」・・・・・と記載しておりましたので・・・・・)ペコリ・・・
http://www.jibswiss.com/ski-2011-06-worldcup.html

「写真クイズの回答」を、どうぞ。
また、次回をお楽しみに。
「がんばれ、日本。がんばれ、東北」の
見出しを掲げた英日曜紙
2011年03月12日(土) 晴れ/曇り *** 2711
今日の天気は、晴れ、のち、徐々に雲が多くなって来た。
午前08時の外気温は、0℃。

東北の地震から一夜明けた。
こちらのテレビもラジオも(スイスも、ドイツも、フランスも、そしてCNNも・・・・)日本の地震のニュースが流れている。
その惨状のひどさ、被害の大きさに、みな驚いている。
スイスは地震もなく、海もないので津波もない。
そういう災害を経験した人が少ない。
でも中には、日本に行った時に小さな地震を経験した人も居る。
「地震は怖い。何ともいえぬ恐怖だった」と、言う。

2004年12月26日に発生したスマトラ島沖地震では、スリランカ、タイ・プーケット島周辺を中心にアフリカ東岸にかけて、インド
洋沿岸各国で25万人の犠牲者がでた。時期がクリスマス〜年末休暇ということで、多くのヨーロッパ人が被害に遭った。
もちろん、スイス人旅行者も多くいたようだ。
このとき「TSUNAMI」という言葉が世界語になった。
海から押し寄せる津波が、ビーチリゾートホテルに流れ込む映像は衝撃的だった。
そして、昨夜も同じような衝撃的な映像を見た。
今日も様々な被害の様子がテレビから映し出される。

更に今日は、東京電力福島第一原子力発電所から、爆発音とともに周囲に放射能が漏れるというショッキングな映像を見た。
ドイツでは、放射能が風に乗ってヨーロッパに来るのではないか!?と心配するニュースが流れていた。
スイスからは、25名の救助隊が救助犬と一緒に、スイス・インターナショナルの飛行機で東京に出発する映像が映った。
世界各地から救助に行けると言う連絡もある。

ある、ツイッターには、
「他の国では地震が起こると、略奪や強盗などの被害が溢れるのに、日本では”皆で助け合い”という。日本は良い国だ」と
書かれてあった。
おやじも、本当にそう思う。
2011年03月11日(金) 晴れ *** 2710
今日の天気も、晴れ。
午前08時の外気温は、0℃。

朝、出勤前にいつものように「CNN」ニュースを見ると、「日本で地震」とある。
仙台市沖の海中での地震。津波がやって来る・・・・という。
その後、上空のヘリコプターからの映像(NHK)で、海からの津波が上陸し、家々を、畑を、車などを呑み込んでゆく映像を見る。
ラジオのニュースでも日本の地震と津波のことを取りあげている。
昼に自宅に帰り、早速CNNをつけると、日本のニュースが休みなく流れている。
映像も増えており、海からの津波が押し寄せる。河を逆流し、船も車も家屋もドンドンと上流に流されてゆく。
船が橋げたにぶつかる。
道路を横断中の車が何台か、津波に飲みこまれてゆく。
2回の部屋から白いシーツを振る婦人の姿がある。
石油タンクが炎上し、家屋もあちこちで燃えている。
まるで、災害映画を見ているような、そんな感じである。
しかし、300人以上の方が亡くなられ、多くの行方不明者が出て、多くのけが人、跡形もなくなった家屋など。
あっと言う間の災害である。

グリンデルワルトの友人や知人が、
「家族は大丈夫か? 知人に被害はないのか?」と、メールが届いたり、電話が掛かって来る。

町中の声で、
「日本の半分が沈んだらしい・・・」とか。
テレビのニュースでは、
「日本の株が大暴落」とか。

最近のニュージーランドの地震といい、あちこちで洪水、山火事、大雪と、嫌な出来事が次から次に起こっている。
亡くなられた方々の御冥福をお祈りします。
2011年03月10日(木) 晴れ *** 2709
今日の天気も、晴れ。
午前08時の外気温は、0℃。

夜に、娘が通う高校のコンサートがあるのでインターラーケンの教会に見に行く。
現在娘は、インターラーケン高校で合唱部に入っている。
毎年、同じ時期にコンサートがあるのだが、今年は高校主催で、インターラーケンの子供コーラスと共に、行なわれた。
「アフリカの貧困を少しでも救おう」という事で、アフリカの音楽を主に唄い、ここでの募金がアフリカに送られる。

今まで娘は「ソロ」で歌う事が多かったが、今年は、二人での合唱とグループとの合唱ということになっていた。
昨日(03月09日)から03月12日までの4日間、コンサートは開かれる。

翌日の地元の新聞に、写真入りの記事が載った。
(娘達が唄う動画もあります)
http://www.echovongrindelwald.ch/artikel/110147/
インターラーケンの教会でのコンサート(娘は右の写真の右側)
2011年03月09日(水) 晴れ *** 2708
今日の天気も、晴れ。
午前08時の外気温は、−2℃。

昼食後、ベランダでコーヒーを飲みながらアイガーを眺めていると、暑い暑い。
直射日光は、熱い。

日本のニュースから・・・
『日航、事実上の賞与復活へ=グループ会社が労組と交渉   時事通信 3月3日(木)3時0分配信

 会社更生手続き中の日本航空のグループ会社が、2011年3月期末までに一時金として給与の1.4カ月分を支給する方向で
労働組合と交渉していることが2日、明らかになった。順調な経営再建に協力した見返りだが、凍結してきた賞与の事実上の
復活。再建への取り組みに「緩み」が生じる懸念もある。
 日航は昨年1月の経営破綻後、不採算路線や余剰人員の削減を徹底。グループ会社を含む今期の連結営業利益は1700億円
超と、更生計画の2.6倍以上を見込むなど順調に再建を進めている。
また、日本政策投資銀行など主要取引金融機関などからの新規融資2800億円のほか、100億〜200億円の追加増資を実施する
めども立った。
 関係者によると、こうした状況を受けて、再建加速へ社員の士気向上にも配慮し、まず、グループ会社で一時金支給の交渉を
スタートした。 最終更新:3月3日(木)10時18分』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110303-00000022-jij-bus_all
(時事通信の記事より転載)


だ、そうだ。

赤字赤字で倒産して、様々な銀行から多額の融資を受けて再建中の会社で、ボーナスとは。
辞めたくないのに無理やり「クビ」にされた社員も多いらしい。
「再建加速へ社員の士気向上」・・・というのも、分からないでもないが。
でも、借金だらけなのに、ボーナスとは・・・・?
なんか、おかしくないのかなぁ〜。(と、おやじは、思う)
「アスペン」のスキー場(北斜面) 南斜面(鉄道駅方向)
2011年03月08日(火) 晴れ *** 2707
今日の天気も、晴れ。
午前08時の外気温は、0℃。

毎日、良い天気が続きます。

さて、ニュースから・・・
『仏ヴィトン、伊ブルガリ買収=総額4200億円で   時事通信 3月7日(月)22時6分配信

 【パリ時事】仏高級ブランド「ルイ・ヴィトン」を擁するモエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)は7日、イタリア高級宝飾ブランド
「ブルガリ」を買収することで双方が合意したと発表した。
 合意によると、LVMHが発行する1650万株と、ブルガリ創業一族が保有する同社株50%超(1億5250万株)を交換。
残りのブルガリ株はTOB(公開買い付け)で取得する。買収総額は37億ユーロ(約4200億円)になるとみられる。 
最終更新:3月7日(月)23時0分』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110307-00000144-jij-int
(時事通信の記事より転載)


『   クオニイ、ガリバーズ・トラベルを買収へ−オンラインなど補完性評価         [掲載日:2011/03/08]
       クオニイトラベル(クオニイ)とトラベルポートは3月7日、トラベルポートがガリバーズ・トラベル・アソシエイツ(GTA)を
総額7億2000万米ドル(約590億円)でクオニイに売却することで合意したと発表した。クオニイによると、オンラインでのFIT向け
旅行素材流通などGTAの事業構造が、クオニイの成長戦略に合致。トラベルポートは本業に注力するためという。

  GTAは1975年にロンドンで設立され、GTAやオクトパストラベルなど複数のブランドで、ホテルや送迎などの地上手配を世界
展開。ホテルについては、約3万5000軒のホテルを130ヶ国以上に29ヶ国語で提供。2010年12月期(2010年1月1日〜12月31日)
のGTA経由のホテル予約数は約1200万泊で、その他を含めて総流通額が前年比18%増となる18億8700万米ドル(約1550億円)
総流通額が10%増となる2億9400万米ドル(約240億円)を計上している。

  クオニイでは、GTAが特にFITを得意とし、オンラインでの流通を強みとする点を評価した上で、DMC(Destination 
Management Company)事業に強いクオニイと補完的な関係にあると分析。また、団体旅行などについては同等程度の規模と
見ており、その他の分野を含めて全体的な規模の拡大によるシナジー効果が期待できるとした。さらにクオニイでは、GTAが
世界26都市に拠点を構えて約2400名を雇用しており、欧州だけでなくアジア太平洋地域や中東、北米でも存在感を持つ点を
評価したといい、地理的にも補完関係にあるとした。

   このほか、業務や営業、オペレーションの効率化、事務作業の統合、規模の拡大による仕入力の向上、GTAのイールドマネ
ジメントの導入などを見込んでおり、2014年までに2500万スイスフラン(約22億円)の統合効果を予測。一方で、組織の再編や
IT投資、マネジメントコストなどで2013年までに2000万スイスフラン(約18億円)のコスト増が見込まれるという。
なお、買収は株主総会の承認などが条件であるものの、5月には完了する予定だ。』
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=48060
(トラベルビジョン誌より転載)


だ、そうだ。
今、世界中で、色んな業種間で、吸収、合併、統合、買収などが繰り広げられている。
ドイツの証券取引所は、ニューヨークの証券取引所を買収。ロンドン証券取引所がニューヨークのナスダック取引所を買収。
まさに、グルーバルな世界になっている。

ところで。。。。。。
「写真クイズ」を発表してから、すでに4日が経過した。
しかし、回答が寄せられたのが2名の方だけ。
寂しい。。。。。。

もっと、応募してほしいなぁ〜。(笑)
(難しいのかなぁ〜〜〜?)
残りは、あと4日である。

クイズは、10問。
それぞれ、「ここは、どこ?」 「これは 何?」です。

回答の締め切りは、2011年03月12日(土)の午前07時59分まで(日本時間)です。
10問大正解の方には、粗品をプレゼント! グリンデルワルトからお送りします。
当選者の発表は、03月12日(土)の午後(日本時間)にでも行なう(予定)です。
回答には、お名前、住所、電話番号、メール・アドレス、そして、10問の答えを書いて下さいね。(笑)

奮って、御参加下さい。

では、
「写真クイズ」を、どうぞ。
2011年03月07日(月) 晴れ *** 2706
今日の天気も、晴れ。
午前08時の外気温は、−3℃。

日本のニュースから・・・
『熊本・3歳女児遺棄直後、友人とゲーム   TBS系(JNN) 3月7日(月)18時52分配信

 JNNのこれまでの取材で、山口芳寛容疑者(20)は、遺体を遺棄したとみられる時間のおよそ40分後には携帯電話のメール
で友人をオンラインゲームに誘い、普段どおりに遊んでいたことが分かりました。

 「最初、一緒にゲームをやろうと約束がきて、急に家でトラブルがあったらしく、大丈夫?と聞いたら
『大丈夫さ、いつものことだから慣れた』っていうメールですね。(Q.いつもこういう風にゲームを?)そうですね、
誘いがきたらやっています。犯行直後にメールがくると思うと怖いですね」(メールを受け取った友人)

 また、警察が山口容疑者の自宅から押収したものの中には、幼い子どもがモデルとなっている、わいせつな漫画などがあった
ということです。

 ところで7日正午からは、清水心ちゃんの葬儀が営まれ、多くの参列者が悲しみに包まれました。
 「葬儀で心ちゃんの父親は『ビールを両手で注いでくれたことが忘れられない』と話していた。何とも言葉にできないですね、
悲しくて・・・」(参列者)

 警察は今後、動機などを含め慎重に取り調べを行い、殺人の容疑で再逮捕する方針です。
調べに対し、山口容疑者は「殺すつもりはなかった」、「自分がやったことがばれたら重い罪に問われると思い、怖くなって遺棄
した」と供述。
また、水路に遺体を遺棄したことについては「小学生の頃、友人と遊んだ場所」と話しているということです。(07日17:56)
最終更新:3月8日(火)0時20分』
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20110307-00000039-jnn-soci
(TBSニュースより転載)


本当に、こんな「ヤツ」許せない。
こんな「ヤツ」に小さな命を奪われた「心」ちゃんが、可哀そうだ。
許せねぇ!」 「てめえら人間じゃねえや! 叩っ斬ってやる!
(「破れ傘刀舟悪人狩り」の萬屋錦之介  きめ台詞風)


『雪の中から男性救出 小学生5人見事な連携 山形・河北   河北新報 3月7日(月)14時33分配信

 山形県河北町の西里小3年、庄司ひよりさん(9)と黒田美緒さん(9)は2月16日、学校からの帰り道に、ふと足を止めた。
聞いたことがない、くぐもった声がする。
 「誰か、助けてけろ!」。声が聞こえる辺りに雪の塊があり、人の太ももだけがちらりと見えた。「男の人だ」。
手で雪を掘って助けたかったが、冷たくて、硬かった。
 すぐ後ろを、同級生の後藤健人君(9)が歩いていた。つい最近、近所の人が雪かきで具合が悪くなったのを知っていた健人君。
「また雪の事故だ」と、ピンと来た。近くに住むおじいちゃんを呼びに走った。
 5年生の皆川安里紗さん(11)と庄司七海さん(11)も異変に気付き、とっさに近くにあったスコップをつかんだ。
 生き埋めになった男性の話し声がだんだん小さくなった。「早く助けないと」。みんな、心臓が高鳴り、どきどきした。
駆け付けた健人君のおじいちゃんと一緒に、夢中で雪を掘った。
 小学生5人の見事な連携プレーで、町内の農業後藤正義さん(60)は助かった。左脚にけがをして入院したが、命に別条は
なかった。
 事故の後、後藤さんの奥さんが学校に来て感謝の気持ちを伝え、伝言を残した。「子どもたちにいつでも遊びに来るように
言ってくださいね」。後藤さんが退院したら、会いに行こうと誓った5人に、もう一つ、ご褒美が待っていた。
 1週間後の23日、全校児童の前で、寒河江署の芳賀豊松署長から感謝状を手渡された。立派な額入り。
「重いなあ」と美緒さんが言うと、先生が声を掛けた。
 「人の命を助けたんだから、重いのは当たり前だよ」(山形総局・関川洋平)  最終更新:3月7日(月)14時33分』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110307-00000017-khk-l06
(河北新報の記事より転載)


9歳〜11歳の子供達が、一生懸命に人の命を助けているのに、20歳の「バカ」が、3歳の子供の命を簡単に奪っている。
本当に、こんな「ヤツ」許せない。
おやじは、怒っている!
2011年03月06日(日) 晴れ 2705
今日の天気も、晴れ。
午前08時の外気温は、−3℃。

天気が良いので、急に思い立ってうちの奥さんと一緒にスキーに行く。
(うちの奥さんにとって、今シーズン3回目のスキーである)

グリンデルワルトから登山電車でクライネ・シャイデックへ。
そこからメンリッヒェン方向にトラバースしながら滑って移動する。
クライネ・シャイデックからアルフェンに滑り降り、ホーネックの6人乗りチェアーリフトに乗る。
頂上からグンミ方向に滑り降りて、今度はチュッケンのTバーリフトに乗車。
昔は多かったTバーリフトも最近は、ドンドンとチェアーリフトに付け変わっているので、その姿も少なくなった。
頂上からは、メンリッヒェンのチェアーリフト方向に滑り降り、そのリフトに乗ると、そこはもうメンリッヒェンの山頂である。

このクライネ・シャイデックからメンリッヒェンへのトラバースコースを滑るのは、もう何年振りだろうか?
いや、すでに15年近くは滑っていないように思う。
昔は、スキーツアーを引き連れてコースガイドをした時は、まずメンリッヒェンのゴンドラに乗ってメンリッヒェンに上がり、そこから
クライネ・シャイデック方面にトラバースしたものだ。
(すると、3回のチェアーリフトに乗るとクライネ・シャイデックに到着した。逆のコース=今日滑ったコースだと2回のTバーに乗ら
 なければならなかったのだ)
その後、いつの間にか、メンリッヒェンは、コースガイドの最後に立ち寄るだけとなった。

昼食をメンリッヒェンで済まし、その後チュッケンのコースをアスペンまで滑り降りる。
そしてグルントから電車に乗ってグリンデルワルトへと戻って来た。
午前10時過ぎに出発し、午後2時30分には戻って来た。

イメージ的に「悪い雪質」だろうと思っていたのだが、ナンノ・ナンノ。
雪室は良いし、滑りやすいし、アイスバーンもないし、景色は良いし、天気も良いし(暑い位だったが)、素晴らしいスキーをする
事が出来た。
久し振りにスキーをした、我が家の奥さんも非常に満足されていた。(笑)

「今日の写真」を、どうぞ。

さて、スイスのニュースから・・・
『銀行秘密主義、闇の歴史一掃 スイス、独裁者の不正資産相次ぎ凍結   産経新聞 3月1日(火)7時56分配信

 【ロンドン=木村正人】スイス政府がチュニジア、エジプト政変、リビア騒乱で独裁者と一族らの資産を相次ぎ凍結した。
スイスの銀行は銀行守秘義務をタテに、米遺族から集団訴訟を起こされるまで半世紀もの間、ナチス・ドイツに虐殺されたユダヤ
人の休眠口座の存在に口をつぐみ、批判を浴びた経緯がある。
今回の対応には世界中の独裁者が不正資産を隠してきた闇の歴史を一掃する狙いがある。

 スイス外務省は2月24日、反体制派を武力弾圧しているリビア最高指導者カダフィ大佐と家族、側近計28人がスイス国内に
所有する全資産を凍結すると発表した。
政権崩壊前に最高権力者の資産凍結に踏み切るのは初めてで、リビア側は「敵意の証明だ」と猛反発している。

 スイスとカダフィ政権の対立は2008年7月までさかのぼる。
大佐の五男と妻が使用人に暴行を加えたとしてスイスで逮捕され、リビアは石油輸出を停止、スイス企業の社員2人を拘束する
報復措置に出た。
 地元メディアによると、カダフィ大佐はこの事件をきっかけに、同国内に保有していた約57億スイスフラン(約5千億円)の資産
を10分の1まで減らした。

 スイス政府はエジプトのムバラク政権が崩壊した約30分後に、国内銀行に前大統領と家族、側近計11人の資産を凍結する
よう命じ、1月にはチュニジアのベンアリ前大統領の銀行資産6億スイスフランも凍結した。

 スイスの銀行守秘義務は数百年の歴史を持ち、第一次大戦では自国の政情不安に見切りをつけた海外の資産家がスイスの
銀行に資産を持ち込んだ。1935年には法律ですべての国内銀行に守秘義務が課された。
しかし、スイスの銀行を相手取り、ナチス・ドイツに家族を虐殺されたユダヤ人グループが95年、犠牲者名義の銀行口座情報の
開示を求め、米国では集団訴訟に発展。98年にスイスの大手2行が遺族に12億5千万ドルを支払うことで和解が成立した。

 さらに、世界中の独裁者が不正資産を隠していたため国際社会の批判が集中。スイス側はマルコス元フィリピン大統領の6億
8400万ドル、アバチャ元ナイジェリア大統領の7億ドルをそれぞれ本国に返還した。
2月1日にはスイス政府が独裁者の資産凍結を補強し、10年経過すれば押収できる新法も施行した。
最終更新:3月1日(火)16時48分』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110301-00000110-san-int
(産経新聞の記事を転載)


だ、そうだ。
秘密主義の「スイス銀行」も、遂に歴史の変化に対応せざるを得なくなった訳だ。
今まで、世界中の「隠しておきたいお金」が、今後は場合によっては公開されることになる。

隠しているあなた!。あなたのお金は大丈夫ですか?
おやじは、ぜ〜〜んぜ〜〜ん 大丈夫です!!(笑)
2011年03月05日(土) 晴れ *** 2704
今日の天気も、晴れ。
午前08時の外気温は、−3℃。

さすが、スキー休暇中の土曜日、しかも晴天。
朝からスキー客の車がゾクゾクとやって来る。
日本と違って、スキー人口が多い。
しかもスキー場は、スキー客だけのものではない。観光客も来るし、ハイキング客も来るし、子供から大人、そして高年者までが
やって来る。某国のスキーとは全然違う。
某国も、もっともっと冬の楽しみ方をみんなで考え、作ってゆかないといけない。
「自分たち」のことばかり、考えちゃだめだ。
冬全体として考え、客を育てて行かねばいけない。
それが、某国では、全然出来ていない。

ところで、日本のニュースから・・・
『「犯人は絶対に許せない」心ちゃんの父親   読売新聞 3月5日(土)20時43分配信

 熊本市のスーパーで同市の保育園児清水心(ここ)ちゃん(3)が行方不明になり、遺体で見つかった事件で、心ちゃんの父、
誠一郎さん(39)は5日、県警を通じ、「最愛の娘を突然失い、悲しみに暮れております。
なぜ、娘が命を奪われなければならなかったのでしょうか。犯人は絶対に許せません」などとするコメントを出した。
最終更新:3月5日(土)20時43分』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110305-00000633-yom-soci
(読売新聞の記事を転載)


だ、そうだ。
おやじも、こういう人間 絶対に許せない!
3歳の子供を、まるで人形のように、簡単に、10分程度で殺してしまう。
しかも、計画的にリュックサックまで用意している。
こんな残虐な人間は、許せない。

加害者は、20歳。大学生である。
大学で、何を学んでいるんだ?
教師は一体、何を教えているんだ?
この親たちは、どんな育て方をしているんだ?

学校の勉強よりも、携帯電話よりも、ゲームよりも、もっと大事な事があるだろう。
何が良くて、何が悪いか。
何をして良くて、何をしちゃダメなのか。
そんな人間としての基本的な事も、考え方も出来ていないで、なにが大学だ。何が大学生だ。
子供をまるで、ゲームのように、遊びのように、虫けらのように殺してしまう、こんな考え、どこから来るんだ。

どうして、もっと人間をいたわらないんだろう。
弱い子供やお年寄りを、どうして大切にしないんだろう。
どうして、簡単に人を殺してしまうのか。

今が一番可愛い頃、3歳の子供を突然失ったこの親御さんの気持ち、非常に痛く心に伝わる。
おやじが、もし被害者なら、一生 絶対にこの大学生は許さない。
子供の仇を必ず取ってやる。

世間も「精神障害なので仕方ない・・・」などと、つまらない事は言わないでほしい。
精神障害者は犯罪を起しても良いという法律は、どこにも無いのだから。
雪が少なくなった周りの景色
2011年03月04日(金) 晴れ 2703
今日の天気は、晴れ。
午前08時の外気温は、−2℃。

毎日天気が良い。
気温は低いが、でも、晴天が続いている。
南斜面では、いよいよ雪が少なくなっている。自宅周辺も雪の姿が殆ど無くなってしまっている。
北斜面では、まだまだ真っ白な雪が付いている。

さて、久し振りに、本当に、ひっさしぶりに「写真クイズ」を行ないます。
クイズは、10問。
それぞれ、「ここは、どこ?」 「これは 何?」です。

回答の締め切りは、2011年03月12日(土)の午前07時59分まで(日本時間)です。
10問大正解の方には、粗品をプレゼント! グリンデルワルトからお送りします。
当選者の発表は、03月12日(土)の午後(日本時間)にでも行なう(予定)です。
回答には、お名前、住所、電話番号、メール・アドレス、そして、10問の答えを書いて下さいね。(笑)

奮って、御参加下さい。

では、
「写真クイズ」を、どうぞ。
2011年03月03日(木) 晴れ *** 2702
今日の天気は、晴れ。
午前08時の外気温は、−3℃。
ちょっと寒い朝だった。

ドイツでは「カーニバル」というお休みで、今は、ドイツからの休暇客があっちこっちに旅行に出ている。
スキーやビーチや、様々だが。
ここ、グリンデルワルトでもメンリッヒェンの駐車場が、朝から混んでいる。

さて、昨日の「世界 弾丸トラベラー」 に引き続いて、1月に取材して先月放送された「世界ふしぎ発見!」の取材風景も、
お知らせしなければなりません。(笑)
写真もあります。

2011年01月13日 からどうぞ。


日本のニュースから・・・
『<入試ネット投稿>仙台の予備校生関与か 逮捕状請求へ   毎日新聞 3月3日(木)2時36分配信

 京都大など4大学の入試問題が試験時間中にインターネットの質問掲示板「ヤフー知恵袋」に投稿された事件で、京都府警
と警視庁は2日、投稿に使われたNTTドコモの携帯電話の契約者について山形県新庄市在住の人物と特定した。
捜査関係者によると、その息子(19)は山形県立高校を卒業し仙台市の予備校に通っており、今年京大を受験した。

 府警はこの予備校生が投稿に関与した疑いが強まったとして、偽計業務妨害容疑で3日にも逮捕状を請求する方針を固めた。

 投稿があったのは、同志社大文学部・経済学部の英語▽立教大文学部の英語▽早稲田大文化構想学部の英語▽京大文系
の数学と英語−−の4大学の入試。全て同一の携帯電話から「aicezuki」の名前で投稿されていた。

 京都府警などは、掲示板を運営するヤフー側から掲示板への接続記録の提供を受けてインターネット上の住所に当たるIP
アドレスを把握。NTTドコモの携帯電話から投稿されたことを突き止め、同社への任意の照会で、契約者を特定した。

 入試問題の投稿者と同じ「aicezuki」を名乗る人物はヤフー知恵袋に、仙台市内にもある大手予備校「河合塾」の今年の
冬季講習で使われた京大対策教材に掲載された英語と数学の問題を投稿したり、「宮城県仙台市でいい精神科・心療内科を
教えてください。よろしくお願いします」と絵文字付きで投稿している。【太田裕之、林哲平】
最終更新:3月3日(木)2時56分』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110303-00000009-mai-soci
(毎日新聞の記事を転載)


だ、そうだ。
こういう輩は、ビシバシ摘発しなければならない。
たかがカンニング。されどカンニングである。
試験の点数によって、その後の人生が大きく変わる可能性は大きい。
まじめに試験を受けている者が大多数のなのだから。

しかし、時代の変化だね〜。
試験中に、携帯で質問コーナーに試験の解答を聞くなんて。
こんな事をやることが理解できない。
答えた方も、まさか試験中だとは思わなかっただろうが。。。。。。(苦笑)
2011年03月02日(水) 晴れ *** 2701
今日の天気は、晴れ。
午前08時の外気温は、+0℃。

昨年の6月に日本テレビの「弾丸トラベラー」(トラベラーは、アッキーナこと南 明奈さん)という番組の仕事(コーディネイター)
を行なった。取材中は、番組の秘密性(?)ゆえ、細かいことが書けなかった。
その時、「テレビ放送後にお知らせします」と書いておきながら、ず〜〜〜〜〜〜〜と、忘れていた。(ペコリ)
そこで、思い出したように(笑)、9ヶ月後の今、当時の様子をお知らせします。
今更・・・・という気もないことはないのですが、まあ、自分で言ったことなので、それを守ります。(笑)
(撮った写真も載せてますので、ご覧下さい)

2010年05月31日分

2010年06月01日分 から


ところで、ニュースから・・・
『過去最悪の口蹄疫流行、処分地で水質汚染の懸念も 韓国  CNN.co.jp 3月2日(水)11時33分配信

ソウル(CNN) 韓国全土で家畜伝染病の口蹄疫が流行し、これまでに300万頭以上が処分される過去最悪の事態になって
いる。

口蹄疫は伝染性の強い病気で牛、豚、羊、ヤギなどに感染する。政府は昨年11月の発生以来、流行を食い止めるための対策
に追われ、全土で家畜にワクチンを接種、家畜を失った農家には補助金を支給してきた。
それでも農家の不安は消えない。感染した牛169頭を昨年処分した農家は「また同じようなことが起こらないかと心配だ」と
話した。

政府に対する批判も高まっている。初動対応が遅れ、処分した家畜を埋める手順も計画性がないと指摘する声もある。
農務省は地域事務所の対応に問題があったと認め、これほどの規模の流行に対しては包括的な対策が必要だと述べた。
一部の農家からは、埋葬地周辺の環境に与える影響を懸念する声も出ている。家畜を埋めた土地から流れ出した血液や油脂
が水源に流れ込んでいるとの訴えもあるが、農務省はこれまでのところ、水の汚染は確認されていないと説明した。

政府は2億4700万ドル相当を拠出して、汚染の不安がある地域に給水施設を増設すると表明した。口蹄疫に関連した環境問題
について相談を受け付けるホットラインも設置。3月上旬までには感染の拡大を食い止めたい意向だ。

家畜の処分を免れた農家では、ワクチンの有効性を疑問視する見方もあり、消毒を繰り返すなどの入念な予防措置を講じて
いる。  最終更新:3月3日(木)0時12分』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110302-00000016-cnn-int
(CNNの記事を転載)


だそうだ。

今朝、テレビのCNNで、このニュースを見ていた。
大きな穴に、生きたまま放り込まれる沢山の豚たち。
その大きな穴も、多くの豚たちで満杯状態。身動きできない、そんな状態だった。
その豚たちが皆、テレビのカメラに向かって、大きな口を開けて、叫んでいる。
「ブヒー! ブヒー!」と。
「助けてくれ〜!ここから出してくれ〜!」と叫んでいるようだ。
この豚たちは、このあと生き埋めの状態で死んでゆくのだろう。

フト、何十年も前、ナチス・ドイツ軍に連行され、裸にされて「ガス室」に入って行ったユダヤ人の映像とダブった。
彼らも、何も知らないまま「ガス室」で殺されていた。
狭い部屋に何百人という状態で。

せめて、豚たちは、生き埋めではなく、薬か何かで殺せないのだろうか。
なんか、可哀相な映像だった。
2011年03月01日(火) 晴れ 2700
今日の天気は、晴れ。
午前08時の外気温は、+1℃。

今日から3月。
事務所のランプや飾り付けを取り去った。
春だね。

我が家の庭にも、初の「マーガレット」が一輪咲いている。
近所の庭にも、黄色や白い花が咲いている。
春だね。

日本のニュースから・・・
『<東京スカイツリー>600m超える 自立式電波塔世界一に   毎日新聞 3月1日(火)13時36分配信

 東京都墨田区で建設が進む東京スカイツリーが1日午後、600メートルを超え、未完成ながら自立式電波塔として世界一の 
高さになった。事業主体の東武鉄道によると、広州タワー(中国、600メートル)を抜いた。
今月中に計画の634メートルになり、内装や周辺の商業施設などの工事を経て、12年春に開業する。

 08年7月に着工したスカイツリーは現在、地上デジタル放送用のアンテナを取り付ける最上部の鉄塔「ゲイン塔」を少しずつ
引き上げる工事が進められている。1日午前10時に高さ594メートルから作業が始まり、午後1時7分に600メートルに到達。
同3時半過ぎに604メートルになった。

 建設現場周辺にはカメラを手に見物客が詰め掛けた。
千葉県市川市の消防設備士、長和敏さん(60)は「見に来るのは3回目。世界に誇れる技術が詰まっていて夢があるよね」と
スカイツリーを見上げていた。【山田奈緒】

最終更新:3月1日(火)18時44分』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110301-00000051-mai-soci
(毎日新聞の記事を転載)


だ、そうだ。

昨年行って登ったドバイの「ブルジュ・ハリファ」(828m)は、世界一高い超高層ビルとのことだが、どうしてこんなに高い建物が
作れるのだろう・・・?と、不思議でならない。
勿論、建築設計を見れば、建築専門家によれば、当たり前なのだろうけど、素人的に考えると、鉄骨を運ぶクレーン車なども
どのように持ち上げるのだろう。足場が段々と狭くなる工事現場で、どのようにして建設するのだろう・・・と、疑問は絶えない。
人間のすることって、凄いね。

「今月の写真」を、どうぞ。
近所の庭にも、黄色や白い花が咲いている。