スタッフからの「ひとこと」

お知らせ
この「スタッフからのひとこと」の内容は、
 2008年01月当時の内容ですので、今現在とは異なる内容もあります。 
あらかじめ、ご承知置きください。

弊社「グリンデルワルト日本語観光案内所」スタッフからの、
「ひとこと」 メッセージです。

 新年、明けましておめでとうございます!

 今年も、「グリンデルワルト日本語観光案内所」、ならびに、
 「スタッフからのひとこと」を、どうぞよろしくお願いいたします。

 今年の冬のシーズンは、11月に降った大雪と、その後の低い気温で溶けることも無く、クリスマス〜年末〜年始と 
 山の上から村内までスキーで滑って下れるほど、雪の量は多く、しかも、毎日が晴天続きという、とても理想的な
 シーズンです。


 昨年の11月に、東京で「ロングスティ財団」と日本経済新聞社との共催で「ロングスティ・フォーラム」という催し物が開かれました。
 昨年に第1回が開催され、今年は第2回目ですが、日本国内だけでなく、海外の観光局や旅行代理店なども参加して行なわれました。

 私も、当日、スイス政府観光局からのご依頼で「スイスで暮らす」お話しをさせて頂きました。
 お話しする会場は、その他の展示会場と同じフロアーで、しかも、隅っこでした。
 持ち時間は、20分。(交代制なので、前の方との間に10分間の交換時間が作られてありましたが・・・)

 どんな話しをしようか?
 どんな画像をお見せしようか?
 いろいろと、スイス出発前に準備をし、そして、画像は前もってメールでお送りしました。

 当日、展示会場は、国内と国外、その他などと分かれてありましたが、私が場内をクルッと見渡したところ、8対2の割合で、海外のブース 
 に、集まっているお客様のほうが多かったように思います。
 もちろん、海外だけでなく、海外を見て、国内を見ているのでしょうが。。。。
 (会場の配置は、入り口 → 海外 → 国内 → 出口。。。。となっていました)

 さて、1番目のミニ・セミナーは、カナダでしたが、すでに多くの観客で会場は身動きできないほど。
 そのミニ・セミナーに行くために、他のブースの前を通るのですが、この通過するお客様で、ブース前はごった返していました。
 (ブースの方が、気の毒でした)

 カナダが終了しました。
 「出番ですよ」と、私に声がかかりました。
 先ほどのカナダの人ごみを見ていたので、私の番になって、観客が半数以下に少なくなっていたら、嫌だな〜〜〜と思いながら、会場に
 行くと、そこはまたまた身動きできないほどの混雑ぶり。
 いやぁ〜、驚きました。

 ”この方々はもしかして、私の話を聞きに集まってくれているの?”
 どうにも不思議でなりませんでしたが、しかし、現実はその通りでした。
 それから20分の間、私は無我夢中でお話しながら、スイス・グリンデルワルトの画像を流していました。
 フト後方を見ると、
 「あと、3分!」の看板が。

 ”えっ あと、3分!?”
 私は、あせってきました。
 まだ、話しの後半にも達していなかったからです。

 またフト後方を見ると。
 「終了です!」の看板が。
 私は、バタバタとお話しを終了しました。

 多くの観客の方々は、引き上げられていましたが、私の話が、役になったのか、どうか?
 私は、今でも疑問に思っています。
 しかし、今回のこの催事で感じたことは、
 定年退職を間近に控えた方も、すでに定年された方も、そして、まだまだ現役で若い方も、海外での生活を希望している方が、いかに
 多いか、、、、ということでした。

 スイスの場合は、半年も1年も、ましてや5年や10年も、スイスに住んで、生活することは難しいと思います。
 物価も高いし、働く場所もありません。
 もちろん、お金の余裕がある方には、半年でもスイスで働かないで、生活することは可能でしょうが。。。。。
 ですので、スイスでの生活は、あくまでも
 2週間〜1ヶ月間くらい、スイスで滞在し、暮らしを楽しむ、、、、ということが良いと思います。

 気軽な気持ちで、気軽においでいただいて、滞在を楽しんでいただいて、そして、日本に帰る。
 例えば、日本の梅雨の時期。
 毎日がうっとうしい、この時期にスイスへ逃げ出す。(笑)
 あるいは、真夏の40度を越える日々。
 人間の体温以上の温度では、人間やる気を失います。
 そんな時期、スイスへ逃げ出す。(笑)

 こんな「スイスの暮らし方」
 如何でしょうか?

 グリンデルワルトでお会いする日を楽しみにしております。
グリンデルワルト日本語観光案内所
安東 一郎

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