スタッフからの「ひとこと」

お知らせ
この「スタッフからのひとこと」の内容は、
 2008年04月当時の内容ですので、今現在とは異なる内容もあります。 
あらかじめ、ご承知置きください。

弊社「グリンデルワルト日本語観光案内所」スタッフからの、
「ひとこと」 メッセージです。

  春の陽気に誘われて、スイス旅行をお考えの方もいることでしょう。
 確かに、町は春めいてお花も咲き始めますが、山上はまだまだ雪があり、
 (4月上旬までスキー可能です)
 夏と同じような旅行スタイルというわけにはいきません。
 こちらの春はオフシーズンで、クローズするホテルや乗り物も多いので、
 ご注意下さい。



 さて、今月は、皆さん気になるお天気について、ご案内させて頂きます。
 「今日/明日の天気はどうですか」とよく聞かれます。
 はっきりお答えできる日であればいいのですが、山の天気は変わりやすいですし、あいにく天気予報は当てに
 ならないので、「不安定のようです。
 晴れるかもしれませんが、雲も多くて、雨が降る可能性もあります。」としか言えないことも多いです。
 天気予報で全てのマーク、晴れ/雲/雨が表示されると、どの天気がどの割合でというのは分かりません。
 「住んでいる方の経験からどうですか」と聞く方もいらっしゃいますが、弊社は天気の専門家ではないので、
 天気予報をそのままご案内するしかないのです。ご理解頂けると助かります。
 また、冬なら雲海(麓は曇りで、山上は晴れ)の光景もよく見られますが、夏はそのような現象はあまり起こり 
 ません。
 本当に天気が悪い時には、麓でも山上でも悪く、特に山上では何も見えないこともありますし、気温が低いと
 夏でも雪は降ります。

 もう1つ、当地でよく起こるフェーン現象について、少しご説明しておきます。
 南からの湿った空気が、アルプスを越えると乾燥した暖かい風(“フェーン”)となり、アルプスの北側は
 高温になります。
 これをフェーン現象(フェーンFohnは、スイスではヘアドライヤーの意味もあります)と呼びますが、この風が 
 強いと、天気が良くても、ゴンドラは止まってしまいます。
 いつ再開するかは、風が止みしだいなので、待って頂くしかないのですが、こういう日もあることを念頭に
 入れて頂ければと思います。
 でも、こういったこと全てがアルプスの醍醐味と言えるのではないでしょうか。
 晴れても雨が降っても大丈夫なように、融通の利く計画を立てて行動することをお勧めします。

 スイスも異常気象/温暖化の影響を受けていますので、先々の予測はつきませんが、よろしければ、
 ご旅行前に下記も
 ご参考下さい。
 過去の天気予報 http://jibswiss.com/kakono-tenkiyoho-01-hyoshi.html
 スイスの天気予報 http://www.meteoschweiz.admin.ch/web/en/weather.html
 展望台のライブ映像 http://www.swisspanorama.com/
 なお、当地のテレビでは、朝07時00分〜10時00分にSF1というチャンネルで、1クール20分で、
 スイス全体の天気と各地の映像/天気をずっと流しています。
 もちろん、弊社でもご案内は可能ですので、お立寄り下さい。

 皆様のスイスへのお越しをお待ちしております。


 グリンデルワルト日本語観光案内所
 大黒 啓子

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