スタッフからの「ひとこと」

お知らせ
この「スタッフからのひとこと」の内容は、
 2010年04月当時の内容ですので、今現在とは異なる内容もあります。 
あらかじめ、ご承知置きください。

弊社「グリンデルワルト日本語観光案内所」スタッフからの、
「ひとこと」 メッセージです。


 日本は桜の季節かと思いますが、こちらグリンデルワルトでは、スキーシーズンはまもなく終了しますが、山上は
 まだまだ雪景色が続きます。
 麓では徐々に緑が息を吹き返し、5月には美しい春の到来です。
 でも、それまでは、ホテルやお店、乗り物の多くが、オフシーズンの“冬眠”に入ります。
 ユングフラウヨッホに行く登山電車は、1年中動いています。
 しかし、フィルストやメンリッヒェンへのゴンドラは4月11日まで、シルトホルンへは4月25日までの運行となり、
 その後は、5月下旬ごろまで運休となりますので、4月にスイス旅行を予定の方は、ご注意下さい。



 さて、スイスは鉄道王国と言われますが、それはこんな統計にも表れています。
 スイス人1人あたりの鉄道利用距離は世界最高の2103km(日本は1976km)で、利用回数はヨーロッパ最高の47回(日本は70回) 
 これは、いかにスイス人が公共交通機関を好んで利用しているかが分かるものです。
 国の隅々まで鉄道やバスが発達しており、乗り継ぎの良さや正確なダイヤ、サービスの充実、親切な係員などといったことが、好評の
 要因となっています。
 スイスで個人旅行をしたことがある方なら、そうそうと実感できるのではないでしょうか。
 日本では1分でも列車が遅れると大変な事態になり、お詫びの放送が流れたりしますが、こちらでは2〜3分の遅れは珍しくはありません。 
 ダイヤが正確と言っても、約95%の割合ですから、日本には負けますが、周辺諸国と比べると全然ましです。
 乗り継ぎが良すぎて、荷物があると、ホームからホームの移動が大変というのはありますが、日本のようにせかせかせず、悠長に構える
 方がいいのかもしれませんね。

 また、風光明媚なスイスには、名前の付いた観光列車が多く走っています。
 氷河急行、ベルニナ急行、パノラマ急行、ウィリアムテル急行など。。。これらは人気があるので、予約必須のものがほとんどです。
 3か月前からの発売で、弊社でも予約は承っていますが、発売当日でも満席のこともあるので、お申し込みの際は、時間や等級などの 
 代案も書いて頂くと助かります。
 今年はベルニナ急行が100周年ということで、かなり混雑しています。

 そして、ここユングフラウ地方には、ユンウフラウ鉄道という1912年に開通した登山電車がありますが、この電車およびクライネ・シャイ
 デックで撮影された映画「アイガー北壁」が、まもなく日本で公開されます。
 昨年こちらで公開された時には、ドイツやオーストリアの俳優たちに交じり、地元の方々も出演していたので話題になりました。
 1930年代の話ですが、今も変わらないアイガーの雄姿、あるいは恐さを、映画館でご覧になった後、是非当地で、実物を目の前で見て
 下さい。

 ところで、弊社では新しいグリンデルワルトの村内地図(特製の日本語の地図)を作成しました。
 カウンターで無料配布していますので、お越しの際には、是非お持ち帰りください。

 いろんな楽しみ方があるグリンデルワルトに、是非お越し下さい。
 お待ちしております。

 グリンデルワルト日本語観光案内所
 大黒 啓子

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