おやじの つぶやき

 グリンデルワルトに住む、安東一郎=おやじ が、特にテーマもなく、毎日の行動、思い、気持ち、その他を、とりとめなく、 
 つぶやくコーナーです。 多少、個人的、傾斜的、一方的、一面的、勝手気ままに書いていますが、お許しを。 
           「ご意見」は、こちらへ。
 ご批判、激励、賛同、反対、その他、なんでもOKです。 
 (但し、匿名のメールは無視します)
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「おやじのつぶやき」の写真一覧
「おやじのつぶやき」(2016年10月分) 「おやじのつぶやき」 表紙 「おやじのつぶやき」(2016年12月分)

2016年11月30日(水) 晴れ * 4733
午前08時15分のグリンデルワルトの天気は晴れ、気温はマイナス3℃。寒い朝である。

事務所での仕事。
グリンデルワルト村内も静かな物で、時折ユングフラウヨッホから下りてきた観光客の姿を見るくらい。
スキーシーズンまであと半月か。。。
雪が降らない事には話にはならない。
午前08時前のグリンデルワルト村とアイガー。霜が降りて白くなっている。
2016年11月29日(火) 晴れ * 4732
今日のグリンデルワルトの天気も、晴れ。
朝方は気温も下がっており、肌寒い。
午後に太陽が出ると、暖かくなるが、それでも気温が低い。

ヴェンゲンに住む「ラウバーホルンの男」であり「Vik」と呼ばれていた「ヴィクトール・ゲーチ」氏が亡くなった。
ヴェンゲンでスポーツショップを営むと共に、ワールドカップ・スキーの男子滑降競技、「ヴェンゲン・ラウバーホルン・レース」の大会委員長
として44年間、活躍していた人である。
勿論、ワールドカップのラウバーホルン・コースは、ヨーロッパ三大クラシックレースであり、難しいコースとしても有名である。
そのレースを年々大きな大会に作り上げ、盛り上げてきた第1人者である。
私も、何度かゲーチ氏とは会っている。
大会の会場だったり、スポンサー・レースの大会場だったり・・・・
そんなゲーチ氏が亡くなったと知って、ちょっとショックでもある。
2016年11月26日 没。72歳。
合掌
スポンサー・レース大会で。(一番左側がゲーチ氏) 1999年03月
2016年11月28日(月) 晴れ * 4731
今日のグリンデルワルトの天気は、晴れ。
でも、冬の太陽は昇って来るのが遅く、ずっとアイガーの裏側を通っており、太陽がグリンデルワルト村に当たるのは、今の時期だと午後2時
30分ごろから午後4時過ぎまでの時間に限られる。

車の掃除をして洗車を行なう。
(仕事に使う車を今月の取材以降手つかず状態だったので、ようやく掃除できるなった)
2016年11月27日(日) 曇り&晴れ * 4730
今日のグリンデルワルトの天気は、午前中は曇りで、午後には太陽が出て来た。
太陽が出ると、気温は上がるし、気分も良い。(笑)

我が家のベランダにクリスマス用のランプの装着を行なう。
そして、夜になると輝くように時間設定を行なう。
これで、先日のガーデンハウスのランプと出来上がりである。(笑)

夜には、インターラーケンへ息子のアイスホッケーの試合を見に行く。
現在グシュタードに住む息子は、グシュタードのチームに所属しており、グリンデルワルトやインターラーケンのチームとはリーグが異なる
ので、試合は行なわれない。
だが、ハスリベルグのチームとは同じリーグなので、時々、ここインターラーケンのスケートリンクで試合を行なっており、その時にだけ応援に
行くのだが。。。
ただ、残念ながら6−3で負けてしまった。
息子いわく「このチームはみな趣味でやっているので、勝ち負けには関係ないんだ・・・」。
なので、年配の選手が多いらしい。。。(笑)
2016年11月26日(土) 曇り * 4729
今日のグリンデルワルトの天気も、曇り。

週末だけ、標高2000m付近ではスキー場がオープンしている。
ただ、先週までは有った雪も、その後のフェーンで少なくなっているそうだが・・・

朝からザルネンにある息子の働くスポーツショップに向かう。
ここで、久し振りに「新しいスキー靴」を購入。
(もう10年以上ではないだろうか。。。スキー靴を買い替えるのは・・・苦笑)
今シーズンもスキーガイドの仕事があるので、老体にムチ打ってスキーをしなければならない。。。(笑)
息子と昼食を取って、その後はベルン郊外にある「IKEA」に向かう。
ここで、不足している家庭用品を購入。
クリスマス前の土曜日とあって、多くの客が来ていたが。
しかし、IKEAは凄いね。
色んな国の人々が買いに来ている。
そして、沢山買って行く。。。安いとはいえ、沢山買えばそれなりにお金がかかりますね。(笑)
2016年11月25日(金) 曇り * 4728
今日のグリンデルワルトの天気も、曇り。
重い雲がどっかりと座っている。

1日中、事務所での仕事。
FBの友達から「安藤さんの素敵な奥さまが、テレビに出ていますよ」と知らせてくれた。
先日、取材されたBS-TBSの『地球絶景紀行』だそうだ。
この番組のコーディネイトは行なっていないので、放送日などは知らなかった。
今なら、まだ「放送後のコーナー」で少しは見えるようだ。
http://www.bs-tbs.co.jp/zekkei/
どうぞ、ご覧ください。
2016年11月24日(木) 曇り * 4727
午前07時15分のグリンデルワルトの天気は、曇り。
昨夜から強い南風(フェーン)が吹いていて、夜中中家がガタガタと揺れ、風の音でなかなか寝付かれず。

フィンランドから帰ってきた時、その前日にも強風が吹いていたそうで、グリンデルワルトの村内でも木々が倒れたり、の被害が出たそうだ。
我が家の雨戸も、2か所壊れており、翌日には、修繕をしたのである。

ところで、ニュースから・・
『在外日本人だけ切り捨て 東京五輪前に帰郷遠のく JRパス販売、来年3月まで     ニッケイ新聞 11/24(木) 6:00配信

 海外在住日本国籍者は来年4月から「ジャパン・レール・パス(以下JRパス)」が購入できなくなる――
JRグループは11日、JRパスの利用資格変更と日本国内での試験販売について発表し、これを明らかにした。
それによれば、海外在住の日本国籍所有者への同パス販売は2017年3月31日で終了し、日本国内での引き換えは同年6月30日までと
されている。
今まで利用してきた当地在住者からは強い不満の声が上がっている。
 JRグループの発表では「JRパスは観光のため訪日した外国人旅行者が鉄道で日本中の旅行をするために設定された」とし、「来年3月
31日に終了する在外日本人への販売は特例として取り扱ってきた」とだけ書かれている。
 その結果、日本国外に住む日本国籍所有者で、「居住国の永住権取得者」「日本国外に居住する外国人と結婚している人」への販売が
来年3月末で終了する。4月1日以降の販売対象は「短期滞在」の入国資格により訪日した、日本国以外の旅券のみを有する外国人旅行者
に限定される。
 JRグループから当地旅行社に今回の変更を説明するプレスリリースのリンクが送られたが、海外在住日本国者だけを資格外に変更した
理由は伝えられていない。
 そこで本紙は14、18日の両日、JR東日本公式ウェブサイトにある問い合わせフォームから、今回改訂に至った経緯等を問い合わせたが、
23日午後4時時点で返答はない。
 サンパウロ市在住者に今件を知らせると、多数が困惑の声を上げた。
 野口博文さん(愛知県、75)は「そりゃ残念だ」と嘆き、「確かに、かなりの数の在外日本人が乗り放題を満喫しているだろうし、儲からない
よね。でも、海外で頑張っている民間外交人のような在外日本人の特権を消すのか。まるで切り捨てだな」と怒りをあらわにした。
 母の誕生日を祝うため毎年帰国し、親族と顔を合わせているという八木静代さん(兵庫県、79)。この10月に帰国した際もJRパスを利用
した。「母の誕生日に帰る度使う。今年は百歳の誕生日だった。あと4、5年使えると嬉しいのだけど・・・」と残念がる。
 また牧山純子さん(長崎)、水源里栄さん(静岡)、大野宏江さん(京都)は「えぇっ!」と一斉に驚き、2020年に予定している団体訪問に
ついて緊急会議を始めた。「今年もJRパスで北から南まで周った。皆も次回の参加を楽しみにしている」と顔を見合わせ、今後の活動を
危惧した。
 東京五輪前に帰郷が遠のくような今回の発表に、続々と利用者からの反発が上がっている。
最終更新:11/24(木) 6:00』

日本に住んでいる方には分からないだろうが、在外日本人にとって、「ジャパン・レール・パス」は、日本国内を旅行する在外日本人にとって、
非常に便利で使い糧のあるパスなのである。
一週間、2週間・・・とあって、料金的にも割安となっている。
いちいち乗車券を購入する手間が省けるし、指定券もすぐに「みどりの窓口」で購入できる。
ただ、「のぞみ号」は利用できないので、東海道新幹線の場合は、1時間に2本しかない「ひかり号」か「こだま号」を利用するしかないので、
「ひかり号」には、多くの外人さんが乗っている。
「のぞみ号」優先の新幹線には、ちょっと不満があるが、、、でも、仕方ない。。。

このパスが今後使えなくなると、正直言って、在外日本人には日本国内での旅行がしにくくなるのは事実。
JR東海、JR東日本、JR西日本などは、黒字でしょうから、こんなケチをしなくても・・・と、一在外日本人のおじさんは、ひがんでしまう。(笑)
ジャパン・レール・パス
2016年11月23日(水) 曇り * 4726
グリンデルワルトの天気は曇り。
山は見えているが、鈍よりした雲が広がっている。

旅行の後片付け。
そして、クリスマス用のランプの取り付けをおこなう。
昔は、庭のモミの木に付けていたのだが、そのモミの木もデカくなって、とてもランプを取り付ける高さではなくなったので、数年前から
庭に建つ小さな小屋(物置)に付けている。
点灯は、この週末からだが。。。。(笑)

夕方から車でベルンに向かう。
毎年、行なわれる「天皇誕生日祝賀レセプション」に招待されていて、その為、ベルンのベルビューパレスホテルに向かう。
午後6時からのスタートだが、それ以前から到着し、入り口で出迎える在スイス国日本大使と御挨拶するのに時間がかかる。
スイス在住の各国大使や関係者、在スイスの日本人の方々など参加者は多い。
ここ2年、、日本に行く事があったので、開催時期と重なって出席できなかったが、3年ぶりの出席である。
今年、6月に着任された本田大使ご夫妻と初めてお会いする。
この20年近く、多くの大使とお会いしてきたが、みなさん赴任期間が短いので、なかなか会うチャンスが少ない。

会場では、日本国歌、スイス国歌の歌の後、本田大使の御挨拶があって、日本紹介のビデオの上映、そして鏡割り・・と続き、日本食の
オープン。寿司は勿論、串焼き、おにぎりなどが披露されていた。
日本企業の宣伝コーナーもあった。
沢山の方々がおいでで、寿司などの和食が人気だった。

知った顔も少なく、8時前には会場を後にしてグリンデルワルトに帰ってきた。
本田大使の御挨拶は英語です。 本田大使ご夫妻とのフォー・ショット
2016年11月22日(火) 曇り&小雨 * 4725
今日のヘルシンキの天気は曇りと霧雨。
鈍よりと雲が低く、寒い感じ。
ホテルをチェックアウトして娘と空港に向かう。
中央駅から空港行きの電車に乗って、約30分。
娘の見送りを受けて中へ。
(娘は12月中旬に交換留学を終えてスイスに戻ってくる)

午後12時50分発のヘルシンキ発のルフトハンザ航空でドイツのミュンヘンへ向かい、ここで乗り換えてチューリッヒ到着が午後4時30分。
そして空港に預けておいた車に乗ってグリンデルワルトの自宅に戻って来たのが、午後07時30分。
なが〜〜い1日でした。
疲れました。(笑)
でも、スイスの自宅が一番いいですね。(笑)
ヘルシンキ空港行き電車(左) ヘルシンキ空港
機内から見る「ミュンヘン空港」 ミュンヘンからチューリッヒ間のヘルベチア航空
2016年11月21日(月) 曇り&小雨 * 4724
今日のヘルシンキの町は曇り&小雨模様。
午前中は、「24時間乗り放題チケット」を購入して、ヘルシンキの路面電車に乗る。
10個ほどの路線があるが、そのうち5個の路線に乗車。
終点まで乗ってまた街中に引き返す。
その車窓風景を楽しむ。(笑)

午後には学校(大学)帰りの娘と会って、市内観光。
夜には、有名なローカルレストランで「トナカイのお肉」を賞味する。
いよいよ、明日はスイスに帰る。
ヘルシンキ市内電車とバス 自然の岩山で作られたテンペリアウキオ教会
シベリウス公園にあるステンレスパイプの彫刻 小さなカフェ
2016年11月20日(日) 曇り * 4723
昨日までの睡眠不足を解消するようによく眠った。(苦笑)
娘と会って、早速ヘルシンキの街中へ。
今日の天気は曇り&雨模様。
ショッピング・デーの今日は、街中のデパート、商店、マーケットなどを見て歩く。
クリスマス前なので、クリスマス用品なども多く、買い物をする。

先週ここでも大雪が降ったとのことで、街中の至るところに残雪が残っている。
スイスだと、すぐに除雪して街中には残雪は残らないが、ここでは手が回らないのだろう。。。あちこちに残っている。
そして、たばこの吸い殻やゴミがその雪に中に捨ててある。
(雪が融けると中から浮いてくるのだ)
スイスよりも、街中が汚い。そして、小銭を恵んでほしいという浮浪者も多い。

昨日と違って、天気も悪く、町全体が薄暗いので、気分も落ち込むな〜〜。
「カンピ礼拝堂」は、人生の助けを必要とする人々の窓口 ヘルシンキの町並み
夜の「ヘルシンキ大聖堂」 夜のヘルシンキの町並み
2016年11月19日(土) 晴れ * 4722
朝方、ヘルシンキ到着2時間前になってから急に「船酔い」が始まった。
今回は、多分大丈夫だろうと・・・思っていたのだが。。。
それだけ、船の揺れがいつもより激しく感じる。
一度甲板に出て冷たい空気を吸っていると、船はヘルシンキ港に到着する時間だ。
船の場合は、その港に着いても、着岸には時間がかかる。
激しくぶつからないように、前後、左右にゆっくりと幅寄せをして、着岸する。
その後、連絡橋が繋がり、入国検査の機械を通過して連絡橋からターミナルビルへ向かう。
これがまた遠い。動く歩道などがある所もあれば、ない所もある。
建物に入ると入国検査である。
しかし、ヘルシンキはヨーロッパであり、シェンゲン条約国なので、検査は早く簡単である。

ここで、8月からヘルシンキ大学に交換留学している娘が、出迎えに来てくれており、久し振りの再会。
だが、3か月振りとはいえ、時々電話でも話もしているし、FB(フェイスブック)でも良く見ているので、そんなに「懐かしい」感じはしない。
港から市内(路面)電車で今夜からの宿泊ホテルに向かい、荷物を預けて早速市内観光へ。
今日は久し振りに天気が晴れたという。
市内の見どころを見て歩く。
ヘルシンキ大聖堂、ウスペンスキ寺院、そして世界遺産にもなっている「スオメンリンナ要塞」などを。
しかし、ヘルシンキでも午後3時には暗くなりはじめ、4時にはもう真っ暗となる。
昇った太陽も、頭上には上がらずに、45度あたりで止まり、そして沈んでゆく。
なので、もう真っ暗。。。9時頃か。。。と思っていても、時計の針はまだ5時だったりする。
夜が長いのだ・・・・

娘と一緒に夕食を取り、写真を撮って、スイスで留守番中(働いている)息子に送る。
(息子も一緒に来ればよかったのだが、、、彼は冬の準備で忙しいのだ)
ヘルシンキ港 ヘルシンキ大聖堂
ウスペンスキ寺院 ヘルシンキの街中
2016年11月18日(金) 曇り * 4721
朝早く(深夜)に船室の窓から外を見ると、そこには「氷」が。。
氷の中を船は進んでいる。そして、雪が横なぶりで吹いている。
「まるでタイタニックじゃないか!?」(苦笑)
ロシアの西部。サンクト・ペテルブルグは、真冬の世界なんだ。
午前06時30分。まだ真っ暗な時間に船は着港。
一旦船室をチェックアウトして、荷物だけをフロントで預かってもらい、下船する。
(予約を、がストックホルム→サンクト・ペテルブルグと、サンクト・ペテルブルグ→ヘルシンキと別々の船室を予約したためである)

私にとって、40年前の横浜からバイカル号で上陸したソビエト連邦の「ナホトカ」以来のロシア共和国(旧ソビエト連邦)である。
入国審査には時間がかかる。(短期滞在なので、ビザなしでの上陸となる)
予約していた専用のミニバスに乗って市内へ。
そして、今日の目的である「エルミタージュ美術館」へ向かう。
天気は曇り空で、時折雨も降り、道には残雪があり、ネヴァ川は凍っている。

エルミタージュ美術館は、ロシアが誇るヨーロッパ屈指のギャラリーで、世界4大美術館の1つでもある。
館内は広大で、ゆっくり見ていては時間がない。
そこで、ガイドブックに載っている有名な絵画を探して館内を歩くが、そこに記載された部屋に肝心の絵が無い。
係員に聞くと、「今は、ない。昔はあった・・・」とか。
(なんじゃそりゃ〜〜!?)
その後、反対側にある「別館」にて近代美術の絵画を見て回る。
とにかく、広いので、歩く足も痛くなるし、だんだん疲れてくる。
(もう、年だね〜〜〜〜苦笑)

午後4時45分の専用ミニバスに乗って船の発着場へ。
そこには、長蛇の乗船客の列が。。。(あ〜あ・・・・)
週末なので、ロシアからヘルシンキなどに向かう船客も多いようだ。
チェックインをして、ロシアの出国検査をして、船内に。
預けた荷物を受け取って、新しい船室へ。
1ランク下げたので、今夜は窓のない部屋。(苦笑)
早々と船内のレストランで「お寿司」の夕食を取り、今夜はショーを見ないで、早々と就寝に。
(歩き疲れました。。。。苦笑)
エルミタージュ美術館 モネ作「モンジェロペの庭」
レオナルド・ダ・ビンチ作「リッタの聖母」 ロシアの「St.PeterLine会社」の船
2016年11月17日(木) 曇り * 4720
深夜、朝方からか、船体が左右に揺れている。
船の嫌いな私にとって、船旅は苦痛なのだが。。。。今回は船も大きいし、内海だから…と乗船することにした。
でも、船は揺れている。
窓から外を見ると、雨模様。しかも、波が高い・・・参ったな〜〜〜(苦笑)

朝食を取り、午後11時過ぎにエストニア共和国の首都「タリン」に着岸。
11時30分から下船開始。
ここで下船する人、観光に出る人と別れる。
私にとって、初の「エストニア共和国」 (ソビエト連邦の崩壊によって1991年に独立した若い国である)
入国検査に時間がかかる。(その点、飛行機は早くて簡単だ)
徒歩にて旧市街へ。
1997年に世界遺産に指定されているという旧市街。
まだまだ開発が進んでいない。でもユーロ圏であり、シェンゲン条約にも加盟しており、西ヨーロッパに近づこうとしている。

街中を歩くのは観光客が多い。
お土産屋さんは勿論、カフェやレストランが多い。そして「スシ・レストラン」もある。(凄い!!)笑
ドイツにあるビヤ・ホールのようなレストランでビールを飲んでソーセージを食べて、船に戻る。
(午後3時30分から乗船開始である)

出航は午後7時。
夕食を取り、ショーを見て、夜遅くに就寝。
明日は、ロシアのサンクト・ペテルブルグ(初の上陸)に行く。
「タリン」の旧市街 「タリン」の城壁
2016年11月16日(水) 晴れ&曇り * 4719
今朝のストックホルムの朝は、明るい太陽の明かりが差し込んでいた。
初めての太陽の明かりである。
ホテルをチェックアウトし荷物を預けて、旧市街へ向かう。
まずはストックホルムのメインストリート(歩行者天国)をウィンドーショッピングしながら歩いて、国会議事堂へ。
外観だけ見て(苦笑)、市庁舎へ。
市庁舎内のガイドツアーに参加して内部を見学。
これで、ノーベル賞の授賞式(コンサートホール)、受賞者が宿泊する「グランド・ホテル」。公式晩さん会が開かれる市庁舎の「青の間」と
「舞踏会」が開かれる「黄金の間」。そして、受賞者がサインする「ノーベル博物館」のカフェの椅子と。ノーベルに関するものは見たことに
なる(笑)
ちなみに、ノーベル氏は科学者でダイナマイトを発見(作った)為、お金持ちになったものの、ダイナマイトが犯罪にも使われることになった
為、その罪滅ぼしの為に「ノーべル賞」を設定したそうだが、生涯独身だったそうだ。

ホテルに戻って預けた荷物を受け取り、タクシーで船乗り場へ。
午後6時発のフェリーにて一路、エストニアの首都、タリンヘ向かう事になる。
港で出国手続きを行ない、2名1室のトイレ、シャワー付きの船室へ。
この船は、4泊5日をセント・ペータースブルグ(ロシア)〜ヘルシンキ(フィンランド)〜ストックホルム(スウェーデン)〜タリン(エストニア)等の
フィンランド湾を巡る遊覧船で、ロシア人などにも人気があるようだ。
11階建ての「Princess Anastasia号」(ロシア船籍)は、38,000トン、乗客数2,500人、収容車輛580台の豪華なフェリーである。

船内は結構混んでいて、乗客の多くはロシア語を話している。
といっても、みながロシア人とは限らない。
なぜなら、明日到着するエストニアでも国民の半数がロシア語を話すからだ。
午後7時に出港。
出向風景を甲板で見るが、銅鑼も鳴らないし、「蛍の光」も流れない。(苦笑)
むか〜〜し、40年前に横浜港からソビエト船籍の「バイカル号」でソビエト連邦に出航した時は、銅鑼が鳴り、「蛍の光」が流れ、紙テープが
吹雪いていたものだが・・・(時は変わったか・・・)
寒い甲板で出航を見て、その後、レストランで夕食。
そして、イベントの踊りや歌などを見るが、名指しされて私も舞台の上に立ち、ロシア人船客と一緒にゲームに講じる(笑)
夜の11時に消灯。
ストックホルム市庁舎 夜行フェリーにてエストニアの首都「タリン」)へ
2016年11月15日(火) 曇り&雨 * 4718
今日のストックホルムの朝も、鈍よりとした重い雲に覆われており、しかも寒い。そして雨が降っている。
朝食をホテルで取って、街中に。
昨日利用した市内観光バスのチケットが48時間有効なのでこれを使って、旧市街の入り口まで向かう。
そして、まずは王宮を見学。
但し、現在の国王一家は子供の教育の為と言う事で、市内のこの王宮には住んでおらず、郊外のドロットニングホルム宮殿に住んでいて、
仕事の時にだけ、ここに来るそうだ。
豪華な内部を見学。子供達の結婚式に使用したウェディングドレスなどの展示なども見る。
その後、すぐ近くにある「ノーベル博物館」へ。
ここでは、800人以上のノーベル賞を受賞した方々の展示物があるという。
面白いのは、この博物館の中にあるカフェの椅子の裏側に受賞者がサインをする習慣があるという。
「王宮」にて。衛兵の交代は夏場のみ ノーベル博物館のカフェの椅子には、受賞者のサインが
2016年11月14日(月) 曇り * 4717
ストックホルムの朝は、鈍よりとした重い雲に覆われており、しかも寒い。
朝食をホテルで取って、街中に。
市内観光をするも、巡回バスに乗り放題のバスに乗るのだが、10時からの運行。しかも、30分毎に走っている。
(夏場だと、9時から運行で10分毎に走るという)
24時間乗り放題のチケットを購入するが、48時間有効だという。(これは、シーズンオフのオマケのようだ・・)
夏場はオープンデッキノバスだが、さすがに冬の時期は屋根が付いている。
(しかし、簡易の屋根なので、すき間風が冷たい・・・)
ゆっくりと街中を走り、日本語の解説をテープで聞いて市内観光。
やがて、下車して昼食。ツーリストメニューを食べる。(スイスに比べると全体の物価が安いのでお得感がある)
その後、「ABBA博物館」へ。
世界的に有名な「ABBA」がスウェーデン出身のグループとは知っていたが、その博物館があるとは知らず、ガイドブックで知った。
入場料は、215クローネ(約2540円)。
会場外に、顔だけ出してABBAのグループと一緒に写真が撮れるものがあり、当然、ここで記念の1枚を。(笑)
会場内では、ABBAの歴史(1974年のユーロビジョン=ヨーロッパのテレビ の歌の大会でウォータールーを唄って優勝。そこで世界的に
有名なコーラスグループとなる)から、衣装、スタジオ、などなど展示してあり、おやじ世代としては懐かしい。
現在でも世界中で歌われており、今までのレコード販売数は、優に5億枚以上という。
また、ABBAの曲をカラオケで歌ったり、ABBAと一緒に踊ったり。。。と体験できるコーナーもあって、面白かった。

徒歩にて市内を観光するが、午後3時ごろから暗くなって、4時にはもう真っ暗。
1日のうち16時間が夜間で、8時間が昼間。。。。そんな感じである。

今夜の夕食も、私は別の店で「お寿司」(笑)
勿論、経営は日本人ではなさそう・・・
結構、お寿司の店が多い。やはり、魚が新鮮だからなのだろうか・・・・?
市内乗り放題のバスにて観光 ABBA博物館
2016年11月13日(日) 曇り * 4716
今朝のグリンデルワルトは曇り。
朝から車にてチューリッヒ空港に向かい、ストックホルム行きの飛行機に乗る。
日曜日と言う事もあり、空港は混んでおり、乗った飛行機(スイス・インターナショナルだが)も、ほぼ満席状態。
2時間10分のフライトでスウェーデンの首都、ストックホルムへ。
飛行機は雲の上を飛行するが、街中は雲の下。
真っ暗なストックホルム。
空港からはリムジンバスに乗り、シティ・ターミナルへ約40分。
そこからタクシーで約10分で宿泊ホテルに到着。
雪が降ったばかりのようで、残雪が町中に残っており、車も走りにくく、しかも、歩きにくい。
午後4時だというのに、もう夜と同じで真っ暗。
街中の照明も少なく、全体的に「薄暗い」感じ。
夕食は、和食のようなお店に入ってお寿司(が安いのだ)などを食するが、でも、日本人経営じゃないね。
海があるので、魚類が安いと聞いており、日頃スイスでは食べれないものを食べるぞ〜(笑)
ストックホルム空港 夜のストックホルム市内
2016年11月12日(土) 晴れ * 4715
今日は、久しぶりのお休み。
グリンデルワルトの天気は晴れ、しかも快晴!!
昨日までの悪天候が嘘のように晴れた。
(実は、3年前の同じ番組の取材でも、取材中は雨の毎日で、取材が終わると一気に晴れたのだ。
 きっと、テレビのディレクター氏が雨男だと思うのだが・・・・3年前と同じディレクター氏であった。苦笑)

昨夜は遅い時間に帰って来てみると、グリンデルワルトは雪の世界。
そこで、夜に「今年初の雪かき」を機械を使って行なったが、余りの水分の多い雪に、除雪機が詰まってしまった。
そこで、今日はその除雪機に油をまいて滑りやすいようにしたり、庭の木の枝を切ったり、、、、
なんだかんだと忙しい日であった。

スイスの各地では、今日からスキー場もオープンしたそうで、今年は早い雪に胸をなでおろしている。
(昨年が、なかな雪が降らなかったから・・・)

明日から、少しの休暇を取って、スウェーデンのストックホルムと、現在娘が交換留学しているフィンランドのヘルシンキに行きます。
当然、あちらも雪の世界であり、氷点下の世界。
寒い場所から更に寒い場所へと行くのです。(苦笑)
アイガー北壁 ヴェッターホルン
2016年11月11日(金) * 4714
今日のローザンヌの天気も雨。
朝からローザンヌ市内に向かい、市内での撮影を行なう。
午後にも、同じく撮影を行ない、午後3時前にローザンヌを出発し、ジュネーヴ空港へ向かう。
丁度一週間の日本のテレビ取材であったが、残念ながら毎日雨模様。。。
さむいローザンヌの絵しか撮れなかった。。。。
(ディレクター氏が、雨男ではないか・・・?と、思われるのだが・・・)

午後4時前にジュネーヴ空港に到着し、取材班とお別れする。

ちなみに、番組は、「世界日本人妻は見た!」(毎日放送系)で、放送日は12月06日(予定)だそうだ。
どうぞ、見てくださいね。

ジュネーヴ空港をあとにしてグリンデルワルトに午後7時に戻ってくる。
1週間前と違って、すでに冬景色に変わっていた。
2016年11月10日(木) * 4713
今日のローザンヌの天気も、また雨。
朝からローザンヌ市内の撮影を行なう。
日本の道具を扱っているお店や漫画+アニメショップなどを撮影した。
日本、アニメブームなんだろうか、多くのスイス人がやって来ている。
流行っているんだろうか・・・?

夜には、ローザンヌで有名な大聖堂の「時を告げる人」を取材する。
毎日午後10時〜午前0時までの3回。
「10時ですよ〜〜」と声を上げて叫ぶ人である。
学校を訪問し、撮影 夜のローザンヌの大聖堂で叫ぶ
2016年11月09日(水) * 4712
今日のローザンヌの天気は、雨。
朝からウーシー近くの海岸へ。
風が強く、波も高い。
正直、言って寒い。(苦笑)

その後、ローザンヌ市内で、日本人妻の家庭を撮影したりする。

ところで、アメリカの大統領がトランプ氏に決定。
これには、私もびっくり!!
クリントンだろうと・・・・そう思っていただけに、まさか、あの トランプ氏が 大統領に決まるなって。。。。
きっと、トランプ氏自身が、一番驚いているんじゃないだろうか・・・・(笑)

これから、USAと世界がどうなるか?
でも、アメリカの大統領は、独裁者じゃないんだし、議会もあれば、民衆も居る。それが 民主主義でしょう。
私の思いでは、、、きっと、トランプ氏、おとなしくなって、「良い大統領」になるんじゃないのかな〜〜?(笑)

誰かが書いていた、「119 と 911 では、世界が変わる??」とか・・・・
ローザンヌ中央駅 日本大好きなコミックショップのオーナー
2016年11月08日(火) * 4711
今日のローザンヌの天気は雨。
朝からウーシー近くの海岸へ。
その後、ローザンヌ市内で、日本人妻の家庭を撮影したりする。

ところで、グリンデルワルトの我が家に設置しているカメラの画像「Eiger Live」を見ると、、、、、
な〜〜〜んと、グリンデルワルトの天気は曇りだが、あっという間に雪景色となっている。
ついに、冬の季節に突入か〜!?
午前06時45分の我が家からの景色
夜のローザンヌの町並み
2016年11月07日(月) * 4710
今日のローザンヌの天気は雨。
朝からウーシー近くの海岸へ。
その後、ローザンヌ市内で、日本人妻の家庭を撮影したりする。
午前06時20分のグリンデルワルトの景色
ローザンヌの街中
2016年11月06日(日) * 4709
今日のローザンヌの天気は雨。
朝からウーシー近くの海岸へ。
そこには、日曜日のお昼前に集まって冷たいレマン湖の水の中に入って寒中水泳をするグループが。
お友達だそうだが、約30名くらいが家族連れで集まり、冷たい水の中に。。。
中には、一人で音楽を演奏する男性も居たりして。。。
その後、軽食を皆で食べてワイン飲んで。。。
午後には、ある日本人妻の家庭をお邪魔して、スイス人男性の両親も集まっての親子三代のお昼を撮影。
スイスでは、気温も下がり、各地で雪が降っている。
我が、グリンデルワルトも標高1000m付近まで降雪があった。
寒中水泳の後、軽食とワインで・・・ ローザンヌの大聖堂
2016年11月05日(土) * 4708
今日のジュネーヴの天気は雨。
車でジュネーヴを出発し、ローザンヌへ向かう。
日本のテレビ番組の取材の為、ここにある、某日本食料品店で訪れる日本人客を待つ。
そして訪れるお客さんにインタビューを。
見ていると、日本人客よりも外人客(スイス人など)が多く訪れるのに、私は驚く。
健康食ブームなのか、日本食ブームなのか。
中には、若者が日本の飲み物だけ買いに来ている。
結構高いし、そんなにも有名なのか・・・?と、これもびっくり。
また、手頃になったお寿司を買っては店から出ると、すぐに食べたり、お寿司の盛り合わせを買って行く人も。
夜は、ここに住む日本人妻の方々と一緒に自宅で飲むが、、、、結構騒ぐのね。びっくり。。。
2016年11月04日(金) 晴れ * 4707
今日のグリンデルワルトの天気は晴れ。
午前08時の気温は+1℃。
肌寒い朝ではあるが、一旦太陽がアイガーの裏側から出てくると、いっぺんに暖かくなる。

午後から車でジュネーヴへ向かう。
日本のテレビ局の取材チームが深夜到着の便でやって来る。
明日から取材の開始である。
番組は、「世界の日本人妻は見た!」(毎日放送)であり、2013年5月に取材して以来3年ぶりである。
今回は、スイス西部に住む日本人妻を取材する。
放送日は未定。決まったら、お知らせします。
2016年11月03日(木) 晴れ&曇り * 4706
今日のグリンデルワルトの天気も晴れ&曇り。

日本のニュースから・・・
『ヨーロッパで温水洗浄便座が広まらない3つの理由      @DIME 10/28(金) 12:20配信
 ヨーロッパでの温水洗浄便座普及を阻む原因と、普及の糸口を紹介します。
 日本国内の一般家庭への普及率が80%越えとされる温水洗浄便座、またの名を『ウォシュレット』(ウォシュレットはTOTOの登録商標
 ですので、記事中では温水洗浄便座を使います)。
 温水洗浄便座のトイレしか使えない、なんてほど病みつきになってしまった人もいるほどで、除菌、音楽、スマートフォン連動などの高機能
 を備えた温水洗浄便座も見かけるようになりました。
 しかし、数十年に普及活動の効果もいまいち、海外諸国ではなかなか温水洗浄便座が普及しないようです。
 特にヨーロッパでの参入障壁は高いようです。
 なぜでしょう?

 今回はヨーロッパでの温水洗浄便座普及を阻む原因と、普及の糸口を紹介します。
 ◆温水洗浄便座が広まらない理由1:現地のトイレ業界の競争
 温水洗浄便座普及を阻む最も大きな理由の一つに、「現地のトイレ業界の競争」があります。それも激しい競争です。
 ヨーロッパ各国のトイレ業界には、日本のそれと同じように、老舗のトイレメーカーがいくつかあり、もちろんその老舗を追い越そうとしたり、
 恩恵を受けようとする中小メーカーもあるわけです。
 そんな中、日本のTOTOやLIXILが温水洗浄便座を、日本で受け入れられているそのままの形でホテルや一般家庭に導入しようとしても、
 信頼の低い「新参者」と思われる他、長い年月を経て強固に組み固められ、独自の販路網を構成した各国の「トイレ業界」に割り込むことは
 容易ではないことが分かります。
 日本国内の消費者視点からでも、たとえ海外から新たにメーカーが参入してきても、TOTOやLIXILといった強力なブランドと信頼を築き
 上げた国内トイレメーカーを手放して、すぐに乗り換えようという気を起こさないだろう、と想像できるはずです。
 もちろん、海外進出を目論む日本のトイレメーカーも上述の事情は重々承知していて、例えばTOTOは現地の競合トイレメーカーにOEM
 供給を求めるなどの活動を長年続けています。

 ◆温水洗浄便座が広まらない理由2:トイレとお風呂が一体化
 トイレとお風呂が別々の部屋に設置されていることの多い日本と比べ、ヨーロッパではそれらが同じ部屋に置かれていることのほうが
 一般的です。
 この違いが如実な影響を表すのは、電源コンセントの設置位置。
 水漏れの心配の少ない日本のトイレでは、電源コンセントを温水洗浄便座用に低く設置することも可能です。
 一方、シャワーやバスタブ、洗面所からの水漏れが十分に考えられるヨーロッパの一般家庭では、ほとんどの場合、電源コンセントは
 洗面所の上部などに見られるのみです。

 ◆温水洗浄便座が広まらない理由3:住宅の新築が活発ではない
 理由2をさらに補強するのが、ヨーロッパでは「住宅の新築が活発ではない」という事実。
 景観保護や伝統を理由に、ヨーロッパの住宅は数世紀前のものを修繕しながら使い続けるというのがごく普通です。
 そのため、わざわざ温水洗浄便座を導入するために新たに電源を引いて、特別な工事をするという決断は、経済的になかなか簡単に
 出来るものではありません。
 日本で「温水洗浄便座付き」を不動産屋が物件の売りに出来るのも、新築時にまとめて工事してしまっているからです。
 もちろん、郊外では新築の“団地”を見かけることも多く、その場合は電源コンセントを引くことも可能でしょうが、ここでも理由1が壁として
 立ちはだかります。なぜなら、住宅会社と現地のトイレメーカーとの間に、日本のトイレメーカーがのこのこと入り込んでいくのはそう容易
 なことではないからです。

 ◆ヨーロッパでの温水洗浄便座普及の糸口とは?
 日本で受け入れられている温水洗浄便座を、そのままヨーロッパの一般家庭や企業に売り込もうというのは困難だということは分かって
 もらえたはずです。
 そのような安直な参入は、「現地独特のトイレ業界」、「住宅構造の違い」、「住宅に関する考え方の違い」、さらに「水質の違い」や「配管の
 違い」など様々な問題によって阻まれてしまうからです。
 ならば、どのようにすれば、日本人の愛する温水洗浄便座の素晴らしさを認知させ、一般家庭にもすんなり導入してもらえるようになる
 のでしょうか?
 生活者視点からは、いくつかの糸口が見えてきます。

 温水洗浄便座普及の糸口1:ヨーロッパ人のおしりだって洗ってほしい
 「おしりだって洗ってほしい」のキャッチコピーは、TOTOの温水洗浄便座を一気に話題にしたことで有名ですが、ヨーロッパ人の心にも
 響くものだと筆者は思います。
 その理由のひとつは、ビデの存在。
 温水洗浄便座が日本のほとんどの一般家庭で見られるように、ヨーロッパのほとんどの一般家庭ではビデが見られます。
 ビデとは、便器の横に並べて設置してある衛生陶器で、用を足した後におしりを洗うためのノズルがついています。
 温冷の切り替えも可能で、便器からの分離や手動式であることを除けば、機能は基本的な温水洗浄便座と何ら変わりません。
 実際に跨がなくても、トイレットペーパーを湿らせる用途にも使えます。
 つまり、多くのヨーロッパ人も、多くの日本人と同様に、おしりの清潔を気にかけているということです。

 温水洗浄便座普及の糸口2:まずは日系ホテルや旅館から
 ホテルオークラやニューオータニ、加賀屋などの日系ホテルや旅館が海外進出を活発に行っています。
 海外の一般家庭での導入には、比較的高額な設置費を強いる温水洗浄便座ですが、企業にとってはそれほど大きな出費にはならない
 はず。
 まずは海外進出している日系ホテルや旅館内の客室に、確実に導入してもらうことが認知度を高める糸口の1つなのではないでしょうか。
 また、日本美術を展示する美術館などに隈なく設置し、実際に使ってもらい続ければ、最終的には「あって当たり前」という印象を作り
 上げることが可能だと思います。

 温水洗浄便座普及の糸口3:現地トイレメーカーとの賢い協力
 いくつかのOEM供給の例に見られるように、現地トイレメーカーとの協力は温水洗浄便座普及に不可欠です。
 例えば、現地の老舗トイレメーカーと協力し、まずは「暖房便座」だけでもデフォルトで製品に付けてもらうなど、小さく、下から攻めていく
 のも手ではないでしょうか。

 以上、ヨーロッパで”温水洗浄便座”が広まらない3つの理由と普及の糸口でした!
 2020年の東京オリンピックでも、多くの外国人が日本の温水洗浄便座に惚れこむことでしょう。
 文/諸原龍之介    @DIME編集部     最終更新:10/28(金) 12:20』
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161028-00010004-dime-bus_all


だそうだ。
時々、日本からのお客様が
「どうしてスイスにはトイレの温水洗浄便座がないんだ?」という言葉を聞くのだが、実際、こういう問題があるからこそ、普及しないんだね。
日本人にとっては、温水洗浄便座があって当たり前の世界になっているし、これがないと困るという日本人が居るのは分かっているが。。。
国ごとに事情が違うんだから、仕方ない。
実際、スイス人の友人には、日本の便座が暖かいのが「嫌だ、気持ち悪い・・・」という方も居る。
自分が全てではない・・・のである。
今週末で休暇に入る「愛くん」 アイガーを見ながら至極のコーヒータイム
2016年11月02日(水) 晴れ * 4705
今日のグリンデルワルトの天気も晴れ。
真っ青な空。
穏やかな「秋晴れ」である。
昼、昼食後にアイガー北壁を見ながら飲むコーヒーが美味い。(笑)
2016年11月01日(火) 晴れ 4704
今日のグリンデルワルトの天気は晴れ。
しかし、朝方の気温は低くて、肌寒い。

今日は、愛車(メルセデス・ベンツ Vklass)のタイヤ交換の日。
夏用から冬用に交換。
1年に2回行なう作業ではあるが、月日の経過が早いな〜〜。

「今月の写真」を、どうぞ。
ヴェッターホルンとシャレー アイガー北壁