スタッフからの「ひとこと」

お知らせ
この「スタッフからのひとこと」の内容は、
 2009年06月当時の内容ですので、今現在とは異なる内容もあります。 
あらかじめ、ご承知置きください。

弊社「グリンデルワルト日本語観光案内所」スタッフからの、
「ひとこと」 メッセージです。

 6月になって、ようやく全ての乗り物が運行を開始し、待望の夏シーズンの始まりです。
 まだ一部のハイキング・コースは残雪でクローズしていますが、山上ではクロッカスやリンドウ、
 サクラソウ、キンポウゲなどが花開いています。

 さて、今月は、グリンデルワルトの“ホット・ニュース”をお届けします。


 まず、こちらで最近よく取り上げられている話題は、氷河湖(Gletschersee)です。
 温暖化の影響で、氷河が後退したり、岩が崩れたりするだけではなく、氷河や雪が融けて湖が形成され、それがどんどん大きくなって、 
 その水が溢れ出すと、洪水や鉄砲水を引き起こす可能性があるとのことで警戒されています。

 グリンデルワルトでは、2005年にウンター氷河でこの氷河湖が見つかり、メッテンベルク山中に“水道管”を造る計画が立てられ、
 今その工事が始まったところです。
 増えた水量をこの水道管を通して滝に落とし込むことで、洪水にならないよう、水量を調節するというわけです。
 そのため、工事現場に近いグレッチャーシュルフトは、この夏中クローズします。(レストランはオープンしています)

 工事と言えば、グリンデルワルトの各所で、新しい建物を建てたり、大小行なわれていますが、目立つのは駅前でしょうか。
 ホーム拡張工事が夏の間ずっと続くようです。

 耳寄りなニュースとしては、まもなくスーパーMigrosが誕生することです。
 グリンデルワルトのスーパーは今はCoopのみですが(昔はMigrosもありましたが、閉店していました)、もう1軒できることで、
 買い物の選択肢が広がります。
 また、Coopも営業時間を延長したり、ハイシーズンは日曜もオープンすることになり、便利になりますよ。
 他にも、チョコ専門店など、いくつかのお店が変わっているので、リピーターのお客様は驚かれるかもしれません。

 スイスはインフルエンザの大きな被害もなく(空気はおいしいです!)、安心してご旅行頂けます。
 今からでも遅くはありません。是非スイス旅行を計画して頂きまして、皆様のお越しをお待ちしております。

 グリンデルワルト日本語観光案内所
 大黒 啓子

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