ウィンターシーズンにお越しを計画しておられる方は、そろそろ準備が必要になってくるかと思います。
航空券を確保して日程が決まりましたら、宿を決める事が先決です。
スキーやスノーボードだけでなく、ウィンターハイキングや少しずつ日本でも人気が出てきました「かんじき」のようなものを履いて歩く
「スノーシューハイキング」もたくさん楽しむ事が可能です。
勿論、自然相手ですから、降雪の状況によってご案内する場所は、変わってくるという事になりますが、その時の状況に応じて臨機
応変に行動されれば、安全に楽しんで頂けるのではないかと思っております。
2013年の夏シーズンに滞在しようという方々も航空券を探し始めておられるのではないでしょうか。
過去数年は、6月や7月上旬・中旬の天候が不安定で雨の日も多いのではないかと思っています。
8月や9月の天候が安定していて快晴の中、ハイキングや観光を楽しんでいるという印象があります。
夏の時期の一極集中の時期を避けて、8月下旬や9月に来るというのも充分選択肢として有り得ますので、計画を練り直すのも
一案かと思います。
今年は、ユングフラウヨッホへの鉄道開通が100周年というメモリアルな年でした。
たくさんの方々が最新のガイドブックの記事等を読みながら行かれたりした事かと思います。
弊社のカウンターでもたくさんの方々が切符を購入されて行かれた事かと思います。
ガイドブックを読まれて少し変だなと思われた方々もおられるかと思います。
ユングフラウヨッホへ行く時間帯の事です。
ガイドブックでは、早朝や夕刻にユングフラウヨッホに行くのがお勧めと書いてありますが、これは大きな間違いです。
2012年の時刻表では、始発に乗車しましてもユングフラウヨッホに到着出来るのは、08:52です。
08:52は、早朝と言えるのでしょうか?
もう既に太陽は山の上に出ておりまして展望台に強い光を浴びせています。これでは、正午に到着しても一緒の風景なので、始発
電車に乗車したメリットはありません。
(まだ混み合っていないとか、グッドモーニングチケット購入なので、料金が安く済んだというのは別の意味でメリットがあります)
それから、夕刻もどうでしょうか?
最終電車の出発時間は、17:45です。夏の6月下旬の当地での日没は、21:40頃になります。
ユングフラウヨッホには宿泊施設がありませんので、必ず最終電車に乗車するか、1時間ほど氷河の上を歩いてメンヒヨッホ
ヒュッテに宿泊するかのどちらかになります。
夏の時期17:45と言えば、太陽はまだまだ真上にある感じでとてもではないですが、夕景を楽しむという時間には、完全に早すぎ
ます。ユングフラウヨッホからアレッチ氷河を写真にて撮影しようとすれば、いつの時間に行っても地形を考慮すると逆光になって
しまうという事になります。
最近のデジタルカメラには、ストロボを強制的に発行させる機能が必ず付いているはずです。
このストロボを活用すれば、逆光の中でも必ず人物とアレッチ氷河を眺める事が出来るのです。
ガイドブックに記載してある事も全てが真実ではありません。
筆者が来られた時期やその時の状況によって記載された文章と一緒ではありません。残念ながら。
レストランでもホテルでも料金は毎年というか日付でも変わる事も多々あります。
参考程度にお読み頂きまして行きたい場所の目星を付けてから行動されれば宜しいでしょう。
2012年12月31日までにに弊社にてユングフラウヨッホへの乗車券を購入して頂きましたお客様には、日本語の説明がある
パスポートも進呈しております。
皆様のグリンデルワルトへのお越しをお待ちしております。
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