スタッフからの「ひとこと」

お知らせ
 この「スタッフからのひとこと」の内容は、2015年03月当時の内容です。 
あらかじめ、ご承知置きください。

弊社「グリンデルワルト日本語観光案内所」スタッフからの、
「ひとこと」 メッセージです。
 こんにちは。
 グリンデルワルトは、この月の初旬もまだまだ雪降りの日が多く、春や初夏の訪れは、もう少し先になりそうです。
 ウィンタースポーツを楽しむ人達にとりましては、シーズン終盤での恵みの雪という感じになっていますでしょうか。
 スキーヤーやスノーボーダーの方々の来訪はまだまだたくさんの方々がおられます。


 夏の貸し別荘の予約もかなり埋まってきている状況です。
 7月04日や11日は条件の良い物件の予約は、埋まっていますが、まだ少しスケジュールに空きのある6月28日や秋の好天日の多い
 9月第1週や第2週の予約は、まだまだあります。
 高山植物は、初夏の時期が最盛期とか最もきれいとかガイドブックの記事などで掲載されていますが、秋のこの時期でもまだまだ植物は
 ありますし、夏の6月下旬から8月上旬の時期よりも9月は空気が済んでいまして高山植物を眺めながらのハイキングもまだまだ出来ます。
 今年9月のシルバーウィーク(19日〜26日)は、まだまだハイキングも出来る時期ですので、この時期に黄葉と秋の高山植物を眺める
 ハイキングを今から計画されても遅くはないと思います。

 2015年は、イギリス人の登山家であるエドワード・ウィンパー (MR. Edward Whymper)がツェルマットのマッターホルン初登頂に成功して
 記念すべき150周年になります。
 1865年7月14日に7回目にしてやっと成功した日であります。
 それまでに何回も失敗をしてしまいましたが、初登頂150周年の節目が2015年です。
 このマッターホルンの麓にありますマッターホルンへの登山者を宿泊する施設がヘルンリ・ヒュッテ(3,280m)と呼ばれる山小屋です。
 このヒュッテへは、シュバルツゼー(2583m)からヒュッテまで往復日帰りハイキング出来るハイキングコースがあります。
 (高低差おおよそ700m弱)。
 片道ゆっくり行って3時間ほどで辿り着けるコースです。
 途中の岩場の間にも可憐な高山植物がかわいく咲いているマッターホルンを最も間近に眺める事が出来るハイキングコースです。
 基本的には、7月上旬以降でヒュッテがオープンしていれば行く事が出来ます。
 (特別な装備は、不要です。ハイキングシューズとストックがあれば、大丈夫でしょう)

 で、そのヘルンリ・ヒュッテが2年間の改築工事を終了しまして、7月13日に初登頂の150周年記念式典とヘルンリ・ヒュッテの開業式典を
 開催します。7月14日から一般営業を開始する予定と聞いております。
 太陽光発電やバイオ・トイレなどのエコロジー・技術をたくさん利用しまして、電気や排水等の設備も新しくなると聞いております。

 少し日本でご出発前に鍛えられてから是非ヘルンリ・ヒュッテへのハイキングを計画してみませんか。
 ご自身達だけで行く事に不安を感じられる方は、日本語ガイドと一緒に行けば、コース全体のペースを把握していますので、オーバー
 ペースにならずに連れて行ってもらう事が出来ます。
 余分な事を考える事なく、ガイドのペースについて行ってハイキングを楽しんで頂く事が出来るのです。
 ガイドの案内付きで行かれる事をお勧めします。

 ツェルマットでマッターホルンを眺めた後には、グリンデルワルトへお越し頂きまして、アイガーやヴェッターホルンを眺めながら傾斜の
 ゆるやかな牧草地をのんびりハイキングするような計画を立ててみて下さい。

 まだまだ日本語ガイド付きで楽に楽しくご旅行をされたい方、例年と比べますと日本語ガイドのスケジュールにも余裕があります。
 6月や7月でもまだ手配出来る日はありますので、調べたり、切符を窓口で購入するのが大変という方々や小グループのリーダーさんは、
 スケジュール等を参考に天候と合せた行程をガイドが導き出す事が出来ますので、気軽にメールにてご相談して頂ければと思います。

 メールでのやり取りだけでなく、当地にて一緒にハイキングに出かける事を楽しみに皆様のお越しをお待ちしております。

 グリンデルワルト日本語観光案内所
 上西 洋一

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