スタッフからの「ひとこと」

お知らせ
 この「スタッフからのひとこと」の内容は、2019年07月当時の内容です。 
あらかじめ、ご承知置きください。

弊社「グリンデルワルト日本語観光案内所」スタッフからの、
「ひとこと」 メッセージです。
 2019年も後半となりました。
 6月下旬までの期間は、ヨーロッパ中がアフリカからの熱波に襲われ、とても暑い日々でした。
 (暦は初夏なのに、まるで真夏日の気温でした)
 スイスも例外なく、標高1030mのここ、グリンデルワルトでも、夜でも暑く、窓を開けて寝るような、
 そんな日々が続いていました。
 しかし、7月の声を聞くと、今度は一気に気温が下がり、朝夕は上着を着ないと寒いくらいな気温です。
 (でも、太陽が出る昼間は、やっぱり、暑いんですが・・・)
 これが例年のスイスの夏ですが、今年はちょっと季節がずれているのかもしれません。


 世界中が夏休みの現在、世界中からの観光客がここ、グリンデルワルトにも多くやって来ています。
 スイスも夏休み。他の国々も夏休み。
 夏休みは子供だけでなく、大人も夏休みのところが多いのが現状です。
 
 グリンデルワルトに来ると、必ず行く観光地が「ユングフラウヨッホ」です。
 ヨーロッパで最も標高の高い鉄道駅(標高は3454m)。 「トップ・オブ・ヨーロッパ」とも呼ばれている観光地です。
 ここへ行くためには、登山電車の切符を購入して登山電車に乗って行くのですが、この乗車券は1日5000枚の発売と限定されています。
 過去、弊社の「スタッフのひとこと」でも、何度でもお知らせしていますが、本当にこの夏も混んでいます。
 今現在、朝から乗車券を買い求めようと、グリンデルワルト駅舎にはなが〜い列が、すでに出来ており、駅舎の外まで並んでいます。
 数年前まで、こんなに長い列を作って乗車券を買い求める観光客が駅舎の外まで並んでいる光景を見たことがありません。
 2年ほど前からこういう光景を見ることになっています。
 実際、数年前までユングフラウヨッホへ上がる観光客の数は、年間50万人程だったのが、昨年は100万人を越えました。
 それだけ多くの観光客がユングフラウヨッホへ上っていることになります。
 特に天気が良い日は、朝からドッと観光客が押し寄せます。
 誰でも思うことは同じで、天気の良い日に上がりたい。世界遺産の氷河を見たい! のです。
 
 数年前からユングフラウヨッホへ上がる登山電車の「優先乗車券」が発売されています。
 これは、指定券ではなく、「優先的に乗車できるチケット」です。
 例えば、クライネ・シャイデック駅発10時00分に乗ろうと思って、グリンデルワルトから登山電車でクライネ・シャイデック駅へと上がり、
 ここからユングフラウヨッホへの登山電車に乗ろうと思っても、すでに多くの乗客がクライネ・シャイデック駅で待っています。
 すると、先着順で乗車するし、立ち席はしないので、車両の座席分の乗客で一杯となれば、それで満車。
 乗客は次の電車(30分後)を待って、それに乗るしかありません。
 しかし、その次の電車もまた満席となれば、更にその次(更に30分後)の電車を待つことになります。
 「優先乗車券」は、指定された登山電車(例えば、クライネ・シャイデック駅発10時00分とあれば)に優先的に乗車できます。
 そして優先乗車券を持っている乗客が乗った後に、空いている席を予約していない乗客が先着順で乗ることになるのです。
 これは、ユングフラウヨッホからの帰りも同じで、「優先乗車券」を持っている乗客から乗ることが出来ます。
 (登山電車でユングフラウヨッホに登った観光客は、同じ数だけまた登山電車で降りてくることになります)
 「優先乗車券」を持っていない乗客は、ユングフラウヨッホからの電車も待つことになります。
 
 この「優先乗車券」も数に限りがあるもの。予定数(1両ほどの人数)が売れれば、それで終了。
 希望しても、午前中は満席。午後なら空いているよ・・・ということも多々あります。
 「優先乗車券」は、片道が5フラン(1名分)なので、往復で10フラン掛かります。
 この10フラン。高いか安いか?
 (それは、お客様の考え方次第です)

 グリンデルワルト駅が混んでいるのは、大勢の外国人の観光客が、いちいち相談しながら=聞きながら 購入しているので時間が掛かるのです。
 弊社「グリンデルワルト日本語観光所」では、駅と同じ切符(乗車券や優先乗車券)などを発売しています。
 しかも、日本語で購入できます。
 日本人しか来ない弊社で、並ぶことなく、簡単に、安心して ユングフラウヨッホへの乗車券や優先乗車券をお買い求めください。
 そして、当日ではなく、前日に来て購入されることをお勧めします。
 自分の好きな=行きたい 時間を選ぶことが出来ますよ。

グリンデルワルト駅舎の外まで並ぶ、切符を買い求める観光客
 グリンデルワルト日本語観光案内所
 安東 一郎

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