スタッフからの「ひとこと」

お知らせ
この「スタッフからのひとこと」の
内容は、2002年12月当時の内容ですので、
今現在とは異なる内容もあります。
あらかじめ、ご承知置きください。

弊社「グリンデルワルト日本語観光案内所」スタッフからの、
「ひとこと」 メッセージです。
***
ここグリンデルワルトは127日から各ゴンドラが再開し、
スキーシーズンが始まります。
しばらく静かだった村も、また活気を取り戻すのです。
そして、寒いこの季節にピッタリの飲み物があります。
Gluhwein(グリューヴァイン)―つまりホットワインです。
スイス以外にドイツやオーストリアでも飲めますが、一番
おいしく感じるのは、レストランよりも屋台でしょう。
特に、
Weihnachtsmarktクリスマス市に登場する屋台で飲む
ことは、お祭りの陽気さと、クリスマス前の神聖な雰囲気を
味わいながらの格別なものです。
冬の寒空の下でこそ、その暖かさが身にしみて嬉しい
Gluhwein
本格的なワインとはいきませんが、庶民的でホッとする味です。作り手によって、
アルコールの濃さや苦さ(甘さ)などが異なるので、いろいろな所で飲み比べてみる
のも楽しいと思います。
ご家庭でも簡単に作れますので、ここでご紹介しましょう。
材料: 赤ワイン 12カップ
     水    14カップ
    砂糖   30グラム
    シナモンスティック 1

作り方:小鍋に赤ワイン、水、砂糖を入れて煮立てる。

   カップ(耐熱用)に注ぎ、シナモンスティックを添える。
   お好みでレモンを加えてもOK。
この作り方でも十分おいしく飲めますが、もっとそれらしくという方には、専用の
ティーバッグがあります。レモンやオレンジなど様々な果実の風味が
詰まった袋で、スーパーで売っています。
紅茶を入れるのと同様に、煮立てた赤ワインの中にこの袋を
35分つけておき、
砂糖でお好みの味に調節して出来あがり。
前述の作り方よりも、こちらの方が当然フルーティーになります。
ただし注意―ワインを煮ている間に、香りで酔わないように!
また屋台で飲む場合、専用のカップで出してくれる所もあり、その色やデザインは
屋台によって違うため、記念に持ち帰ることも可能です。
ビールジョッキ・コレクターのように、各地
Gluhweinのカップを我家の棚に並べて
飾る、そんな粋なことをテーマにした冬の旅行も良いと思いませんか?
ご家庭でもと言いましたが、是非、本場の味も楽しんで下さい。
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グリンデルワルト日本語観光案内所
大黒啓子

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