スタッフからのひとこと／２００６年０７月

スタッフからの「ひとこと」

お知らせ

この「スタッフからのひとこと」の
内容は、２００６年０７月当時の内容ですので、
今現在とは異なる内容もあります。
あらかじめ、ご承知置きください。

弊社「グリンデルワルト日本語観光案内所」スタッフからの、「ひとこと」　メッセージです。
	騒いでいたワールドカップも、スイス･日本ともに６月で終了。残念でした。スイスは、予選をグループ1位で通過し、その後の期待も大きかったところでのＰＫ敗退は、スイス人にとっては勿論、スイスに住んでいる外国人の私達もガッカリでした。しかし、ワールドカップに出場する事自体が難しいヨーロッパの中でスイスの予選１位通過というのはかなり評価されると思います。日本チームは今回残念ではありましたが、日本チームの中傷記事（日本人が書いている）を読んでかなり腹が立ちました。日本も強くなりたいなら、国がもっと力を入れないと無理でしょう。今の状況で、長いサッカー歴史を持つ他の国々に勝てというのは選手にとって残酷。勝ちたいのであれば、国がもっとサッカーが強くなる環境を作るしかないですよね。選手にあれこれ云う前に国にあれこれ言って欲しい。。。と云う事で、世界が沸いているワールドカップについて一言…でした。
さて、グリンデルワルトは、暑い日が続いています。６月の頭にあんなに大雪が降ったのに、うって代わって６月中旬ぐらいから、気温は２５度～３０度の日が続き、夕立、雷という日が続いています。そのお陰で、雪もかなりの速度で溶けていて、殆どのハイキングルートもオープンしました。ただ、落石が起こりやすくなっているらしく（勿論場所によりますが）、グリンデルワルトもグレッチャーシュルフトが落石のため、現在クローズになっているようです。行く前にチェックをしてくださいね。氷河急行の情報を１つ。氷河急行は、長い距離でないと予約が出来ません。昨年まではそういう短い区間は、予約なしで乗車可能…でしたが、今年から予約が出来ないのに、指定料金の支払い要求をされるようになったと云うことです。特に、ツェルマット～ブリーク間は、ツェルマットに移動の際に、来た列車が丁度、氷河急行列車に当ってしまう場合があります。知らずに乗ってしまうと、車掌さんから、指定券代金に当る１５フラン又は３０フランを請求されてしまうそうです。どうぞお気をつけ下さい。スイスのお土産についてちょっと書いてみます。スイスのお土産で一番お勧めはやっぱりスイスチョコレートです。チョコレートは、嫌いな人は余り居ないので、一番無難なお土産にもなると思います。チョコレート発祥は、メキシコと言う事ですが、その後、上手く加工させて現在のチョコレートの形にしたのがスイス人。又、ミルクチョコレートの発明もスイス人によるもので、現在のチョコレートの基本はスイス人によるものです。夏は溶け易いので持ち帰りに注意は必要ですが、やっぱり美味しいスイスチョコレートを是非、チョコレート好きの方に差し上げてください。きっと喜ばれると思います。スーパーに売っている板チョコでも充分美味しいですが、ちょっと高級なチョコレートをと云う方には、チューリヒ空港にも店がいくつかある「Ｓｐｒuｎｇｌｉ」がお勧めです。それからちょっと重いですが、スイスワインもお勧めのお土産の１つです。ワインの輸入が生産量を上回るスイスでは、自国で生産するワインの大半を国内で消費してしまいます。このため、輸出は生産量の１％と云う事です。フランスを代表するワインガイド「アシェット」２００５年版では、１９０本のスイスワインが選ばれ、そのうち１７％は最高の３つ星を獲得しました。ワイン王国フランスでも３つ星は選ばれたワインの２％だったらしいのに。。。と言う事で、スイスワインは、フランスワインほど高級なワインはありませんが、味は一流のものが多いということですね。持ち帰りが大変な方には、通信販売などで送る方法も有ります（日本語観光案内所で手続きできます）ので、是非ご家族、お友達に、又ご自身にもどうぞ。ワイン好きな方には大変喜ばれるのではないでしょうか。それでは、グリンデルワルトにてお会いできるのをスタッフ一同､楽しみにお待ちしております。
グリンデルワルト日本語観光案内所市川　ゆり

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