スタッフからの「ひとこと」

お知らせ
この「スタッフからのひとこと」の内容は、
 2009年10月当時の内容ですので、今現在とは異なる内容もあります。 
あらかじめ、ご承知置きください。

弊社「グリンデルワルト日本語観光案内所」スタッフからの、
「ひとこと」 メッセージです。


 今年も早や10月です。
 グリンデルワルトの夏シーズンの最終月となります。
 ハイ・シーズンと比べれば、観光客も減りましたが、それでも天気が良くなると、沢山の人たちで賑わいます。
 オフシーズンに休業になる乗り物は、大体10月25日までの営業となりますが、ユングフラウヨッホへは、
 1年中行くことが出来ます。
 
 少し静かになったスイス、グリンデルワルトに是非お越し下さい。


 10月03日には、カントリーフェスティバル、10月05日にはグリンデルワルト・マルクト(メインストリートが歩行者天国になり、
 お店が並びます)が有ります。この時期にグリンデルワルトにお越しの方は、お見逃しなく。

 昨年に引き続き、今年も貴重品の盗難、紛失の話を良く聞きましたので、今後もお越し予定の方は、貴重品の持ち運びに充分注意して
 下さい。
 スイス各地、観光客が集まるところは何処でも起こりますが、一番良く聞くのは、チューリヒ空港〜中央駅周辺となります。
 チューリヒ空港やチューリヒ中央駅で、ベンチに座った隙に盗られたという話は多いですが、もう1つ多いのが列車内です。
 チューリヒ空港で列車に乗る前から観光客に目をつけ、車内で貴重品の入ったカバンをちょっと置いた隙にこっそり持っていき、
 チューリヒ中央駅で降りて行く、という手口です。
 長い区間での盗難は少ないですが、上記の区間ですと(チューリヒ空港〜中央駅は約10分)、盗られたことに気付づかず列車が
 出てしまうので、盗った人も追われる危険が少ないのでしょう。
 盗られた方は、その次の停車駅(例えば、ICであれば、その後1時間列車は停まりません)で降りるときにやっと気が付く…という
 パターンです。
 日本人が特別に狙われているのかどうか分かりませんが、残念ながら現地の方より纏まったお金を持っている可能性のある旅行者が
 狙われるのは確かです。
 殆どの観光客がチューリヒ空港に到着しますので、そこではいつも見張られていると思ってください。
 ターゲットを見つけると、直ぐは盗らずに様子を見ながら、後をつけ同じ列車に乗り込み、チャンスを見つけて盗るのです。
 ただ、いくら目をつけられたとしても、隙がなければ盗ることは出来ません。
 カバンを切られたり、無理やり盗られたり、という凶悪犯罪は起こっていないので、貴重品から目を離さないように注意すれば防げる 
 事が多いです。

 また、こちらでは荷物を運ぶのを手伝ってくれることも多々ありますが、稀に荷物を手伝って安心をさせた後でこっそり盗られる
 パターンも何度か聞いたことがありますので、とにかく貴重品には、目を離さないようにご注意くださいね。
 日本から来られると荷物が沢山あるのは仕方ないのですが、あまり大きな荷物を沢山持っていれば、その分全てに気を配るのが
 難しくなります。必要に応じてライゼゲペックを利用するなど、狙われないように注意することも必要です。

 といっても、スイスの治安が悪い…と勘違いしないで下さいね。
 スリの常習犯は、観光地を廻っていますので、スイスだけで発生しているわけではありません。
 盗難以外で落とした、忘れた…という場合は、日本よりも出てくる可能性が高いのも事実です。
 観光中や列車内で落とした、置き忘れた、という貴重品は何度も出てきています。(私自身も見つかった経験があります)
 盗難事件の内容を聞くと、観光客の方がそれぞれ気をつけていれば防げるものが殆どです。

 こういった残念な事件を減らす為にも、旅行を楽しく過ごすためにも十分注意をしてください。

 スイス・グリンデルワルトにて、皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

 グリンデルワルト日本語観光案内所
 市川 ゆり

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