2025年 |
スイスには、網の目のように張り巡らされた「鉄道網」と、その他の乗り物がうまく結びついています。 例えば、完全に電化されている「スイス連邦鉄道」(SBB)が、スイス国内の主要都市をカバーし、そこから 先は各地の「私鉄」が路線を延ばし、山岳地域には「郵便バス」が走っています。 更に、各種の「遊覧船」「ゴンドラ・バーン」「ロープウエイ」「ケーブルカー」等が、さまざまな観光地や展望台 へと、観光客を簡単に運び上げてくれます。 スイスでは、一人旅でも楽に、また言葉の不自由さを感ずる事もなく、スムーズに旅行を続ける事ができる国です。 そして、時間の正確さ、車内の清潔さもスイスの乗り物が自慢できるところです。 |
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スイス連邦鉄道 (SBB/ドイツ語、CFF/フランス語/FFS/イタリア語)は、 1898年に国民投票によって創設されました。 しかし、それよりも27年も早い1871年には、すでにヨーロッパで最初の登山鉄道が「リギ山」で開通しています。 「スイス連邦鉄道」が国内の主要幹線を、登山電車などの私鉄が支線や山間部を担当し、双方の路線を合計した総延長 距離は、約5000kmにも及びます。 「スイス連邦鉄道」(と一部の私鉄)には次の種類の列車があり、どの列車に乗っても料金は統一されています。 日本では必要な「特急料金」や「急行料金」などは、スイスでは不要です。但し「指定席予約料金」は、必要な列車も あります。 |
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普通乗車券(片道/往復/子供割引き) 「スイス連邦鉄道」と私鉄電車では、乗車距離による料金設定を行なっています。 各種の乗り物(ロープウエイ、ゴンドラ・バーン、ケーブルカーなど)では、それぞれの料金を設定しており、鉄道と 他の乗り物を乗り継ぐ場合には、それぞれの料金を合算します。 |
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片道乗車券 | 距離に関係なく | 当日のみ有効 |
往復乗車券 | 115kmまで | 当日のみ有効 |
116km以上 | 発行日より10日間有効 | |
子供割引き (親が同伴の場合) |
6歳未満の子供 | 無料 |
満6歳〜16歳未満 | 50%割引き | |
満16歳以上 | 大人料金 | |
「ジュニア・カード」を親が持っていると、大幅な割引がありますので、子供連れの方は是非、このカードの取得を お勧めします。 取得にあたっては、子供1名の場合は30フラン、2名以上では60フランかかります。 詳しくは、「おすすめ各種パス案内」をご覧下さい) |
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スイス連邦鉄道では、2011年12月から新たな規定として、列車内での乗車券販売を廃止し、お客様に対し必ず 乗車前に駅の窓口や自動券売機にて乗車券を購入してから乗車するという規定を設けました。 いかなる理由にも関わらず、列車内で検札された場合に切符を所有していない場合には、目的地までの片道普通乗車券 代金に加算して、お1人様あたり最低70.00フラン以上の罰金を徴収する事になりました。 詳細な記事は、公式サイトをご覧下さい。 切符の購入に関しましては、充分な時間的な余裕を持って頂き、乗車券を購入されてからご乗車下さい。 |
座席指定券 「スイス連邦鉄道」路線網内のIC(Inter City=都市間特急列車)を含む列車では、個人の「座席予約」 は、ほとんど必要なく十分に座って行けます。 ただ、「どうしても予約しておきたい!」という希望者は、ICと一部の列車のみ座席予約をする事ができます。 ICでは、1等車と2等車に、それぞれ1両づつの「座席予約専用車両」を連結しており、その他の車両は全て「自由席」 となっています。 |
また、「氷河急行」「パノラマ特急」「ベルニナ特急」などでは、個人客でも「座席予約」が義務付けられています。 (10人以上の団体客の場合では、「スイス連邦鉄道」も含めて「座席予約」は、義務となっています) |
10人以上の団体客であれば、「ユングフラウヨッホ」行きの登山電車では「予約が義務」ですが、「ゴルナーグラー ト」行きの登山電車は、個人も団体も「予約不可」となっております。 最近は、各社とも、「座席優先券」を発売していますので、時間指定で乗車する事が出来ます。 登山電車によって予約は異なりますので、各地の鉄道会社にお問い合わせ下さい。 |
スイスから他の国々へ行く場合では、「座席予約」はスイス国内では不要ですが、スイスを出ると必要となります。 例えば、ジュネーヴやローザンヌからパリへと向かう「TGV」や、アムステルダムやベルリンへと向かう「ICE」、 そして、ミラノへと向かう「ペンドリーノ」などです。 これらの「座席指定券」は、スイス国内においてあらかじめ購入する事になります。 |
グリンデルワルト日本語観光案内所では、これらの「乗車券と座席指定券の手配、予約」を行なっております。 詳しくは、お問い合わせ下さい。 |
なお、ユングフラウ地方全域の乗車券に関しては、弊社にて発券致します! (もちろん、駅と同じ切符で、同じ料金です) 弊社へお申し込み下さい。日本語でお買い求め頂けます。 |
荷物の運搬について |
スイスでは、鉄道を使った荷物の運搬システムがあります。 その荷物の運搬システムが、2018年06月05日より変更となりました。 以下が新しいシステムです。 なお、これらは鉄道を利用される方へのサービスですから、レンタカーなどで移動される方には適用となりません。 詳しくは、最寄の鉄道駅にてお確かめ下さい。 |
@ 「ラゲッジ Luggage」 最寄の駅にて午後7時までに手続きをすると、翌々日の朝9時から目的地の駅にて送った荷物を受け取る事ができます。 料金: 荷物(25kg以内)1個当たり・・・12フラン 自転車1台 ・・・18フラン 特別な自転車1台 ・・・36フラン 特記: 料金には最高保障額 2、000フランまでの保険料金が含まれています。 目的地に到着した荷物は4日間無料で保管されます。 5日目から1日5フラン の保管料がかかります。 荷物託送の区間及び時間等は、『こちらのサイト』からお客様自身にて検索可能ですのでご利用下さい。 エクスプレス・ラゲッジサービス(同日託送)は、2018年06月05日以降、廃止になりました。 A 「エアポート・ラゲッジ Airport Luggage」 昨年まであったフライト・ラゲッジのシステムは、大幅に変更になりました。 駅での航空便へのチェックイン手続きは、スイス・インターナショナル・エアーラインズを始めとする全ての航空会社では 出来ません。 旅行者の方に最適で便利な方法は、旅行の鉄道駅から空港駅まで「Airport Luggage without Check in」と呼ばれる方法で、 空港駅まで荷物を託送して下さい。 託送にかかる時間は、駅名と空港駅(Zurich Flughahen / Zurich Airport) 及び航空便の出発日時と時間を入力すれば、何時までに鉄道駅で荷物の託送手続きを済ませなければならないのか判明 します。 https://gepaeckshop.sbb.ch/deadlinecalculator/flyrailluggage?culturename=en 空港駅に到着後、各航空会社のカウンターに並んで頂きまして、チェックインの手続きを済ませて下さい。 チューリッヒ空港駅のカウンター時間: 午前07時00分から荷物の引き取り可能です。 料金:荷物1個当たり22フラン 特記:料金には最高保障額2、000フランの保険料金が含まれています。 グリンデルワルト駅でのサービスは毎日、06時40分〜19時20分です。(切符の購入など) 荷物の取り扱いは、06時40分〜18時30分となります。 なお、ジュネーブ空港駅へは、このエアポート・ラゲッジのサービスはありませんので、お客様自身にて持参して頂く事に なります。 |
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