おやじの つぶやき

 グリンデルワルトに住む、安東一郎=おやじ が、特にテーマもなく、毎日の行動、思い、気持ち、その他を、とりとめなく、 
 つぶやくコーナーです。 多少、個人的、傾斜的、一方的、一面的、勝手気ままに書いていますが、お許しを。 
           「ご意見」は、こちらへ。
 ご批判、激励、賛同、反対、その他、なんでもOKです。 (但し、匿名のメールは無視します)
なお、  をクリックして頂くと、その日の写真が御覧頂けます。
「おやじのつぶやき」の写真一覧
「おやじのつぶやき」(2021年03月分) 「おやじのつぶやき」 表紙 「おやじのつぶやき」(2021年05月分)

2021年04月30日(金) 晴れ * 6228
今日のグリンデルワルトの天気は、晴れ。
朝の気温は、プラス9℃。
穏やかな日。
4月も今日で終了。
明日から、5月だ。
今年もあと半年近くとなっている。
コロナがどうなるのだろうか?
先が見えない。
午前11時過ぎのグリンデルワルト村とアイガー。
2021年04月29日(木) * 6227
今日のグリンデルワルトの天気は、雨。
朝の気温は、プラス10℃。
雨が降ると、うっとうしい。
日本はゴールデンウィークが始まっている。
例年、この時期は雨が多いので、例年通りとなる。
ただ、日本からのお客様は、全然来れない。
寂しい。
2021年04月28日(水) 曇り * 6226
今日のグリンデルワルトの天気は、曇り。
朝の気温は、プラス10℃。

午後から、愛車(メルセデス・ベンツ Vクラス)をインターラーケンのガレージに持ってゆく。
冬用タイヤから夏用のタイヤへの交換。
1年に2回行なう作業。
ガレージに車を預けて、帰りは電車で。
久し振りに乗る電車も、また楽しい。(笑)
インターラーケン近くでは、道路のバイパス工事中。 インターラーケンからグリンデルワルトへ久し振りに電車で帰る。
2021年04月27日(火) 曇り * 6225
今日のグリンデルワルトの天気は、曇り。
朝の気温は、プラス8℃。
午前中は事務所での仕事。
午後は、自宅のベランダのペンキ塗り。
今週は、余りパットしないな。
2021年04月26日(月) 曇り * 6224
今日のグリンデルワルトの天気は、曇り。
朝の気温は、プラス10℃。

今シーズン営業開始した「アイガー・エクスプレス」も、スキーシーズン終了と共に運休となった。
検査休業でもある。
これから、グリンデルワルトからクライネ・シャイデックやユングフラウヨッホへは、今まで通りの登山電車を利用して登る事となる。
例年だと、これからオフ・シーズンとなり、お店もホテルも休業に入る時期でもある。
夏のシーズンは、5月下旬から始まる。
緑が多くなっている。午後3時ごろの我が家からの景色。
2021年04月25日(日) 晴れ * 6223
今日のグリンデルワルトの天気は、晴れ。
朝の気温は、プラス7℃

今日も、貸別荘の机と椅子のペンキ塗り。
太陽が出て、今日は真夏日。
暑い熱い!
半袖なので、しっかりと、日焼けしてしまった。

今日で、スキーシーズンも完全に終了。
今シーズンは、まあ良く滑ったほうかな。
机と椅子のペンキ塗り。 アイガー北壁に「雪崩」が。(赤丸)
2021年04月24日(土) 晴れ * 6222
今日のグリンデルワルトの天気は、晴れ。
朝の気温は、プラス7℃。

午後から、コロナヴィールス・ワクチンの1回目の接種を受けにインターラーケンにある会場へ向かう。
すでに年齢順に接種手続きの連絡がメールであり、日にちと時間を指定して予約してあった。
会場は、「ユングフラウ・パーク」(昔のミステリー・パーク)の入口。
予約してあったので、受付(と言っても机の上にPCがあるだけ)で、中年のおじさんが係員。
スマホに入っているQRコードを見せ、保険証とIDカードを見せて本人確認をする。
待合室で少し待って、受付番号を呼ばれたので部屋へ。(ここには、3か所の部屋しか無かった)
年配の係りの女性が、私の氏名と誕生日の確認を行ない、接種。
あっという間に接種して、
「あとで、痛みがあるけど、問題ないから・・・」」と。
で、世間話となり、
「日本人なの?」「あ〜そうなんだ」「仕事はどう?」「日本人観光客は来れるの?」「大変よね〜」「そのうち良くなるから、それまでの我慢だよね〜」などなど。
フレンドリーに会話。(笑)
私も、冗談のつもりで・・・、
「今日は、アルコール飲めませんよね?」って、聞いたら。
「ぜんぜん大丈夫よ!・・・・普通の生活すれば、いいから・・・・」と明るく言う。
(そうなんだ〜)苦笑
部屋の出口を出ると、また別の待合室。(入口と出口は、別々になっている)
ここで15分間。様子を見るという。
「自分で時間見ててね・・・」と、別の中年の係員のおばさんが言う。
15分経って、接種証明書とWHO発行の「予防接種又は予防の国際証明書」に日付のスタンプを押して貰った。
予防の国際証明書は、「要る? 要らない?」って聞かれたので「要る」って答えたら、貰えたもの。
まあ、中には、不要な人も居るんだろうな・・・。
ミネラル・ウォーターが置いてあったので、これも1本貰った。(無料だったので・・・苦笑)
受付してから、正味25分で終了。
このワクチン注射も、年齢順に受け付けているので、訪れるのはおじいさん、おばあさんばかり。
つまり、私も「おじいさん」の部類に入っている訳だ。(トホホ・・・)苦笑。
次回の2回目の接種は、1か月後の5月中旬に予約してある。
ユングフラウ・パークの入り口が、ワクチン接種会場。 WHO発行の「予防接種又は予防の国際証明書」
2021年04月23日(金) 晴れ * 6221
今日のグリンデルワルトの天気は、晴れ。
朝の気温は、プラス6℃。
穏やかなグリンデルワルト。

我が家の貸し別荘に置いてある、テラスで使う椅子や机の研磨を行なう。
太陽が出ると暖かい。
春だな〜。
テラスで使う椅子や机の研磨を。
2021年04月22日(木) 晴れ * 6220
今日のグリンデルワルトの天気は、晴れ。
朝の気温は、プラス6℃。

のどかな日。
家での作業を行なう。

ニュースから・・・
『2021年04月21日、スイス連邦内務省保健庁は、新型コロナウイルス感染症対策として、2020年07月06日から実施している特定の国・地域から
 スイスへ入国する者に対する検疫措置(10日間の自己隔離)等について、対象国・地域のリストを改訂(20回目)しました。
なお、日本は、改訂後も検疫措置等対象国となっていないため、自己隔離は求められませんが、2021年02月08日から入国制限措置免除対象から
 除外となったため、スイスの長期滞在許可を所持する者や例外的に承認された者(不可欠(essential)な短期商用等の目的で一定の条件を満たす場合)
 のみが入国を認められ、観光等の短期滞在目的での入国は認められません。

(2)05月03日(月)以降 <スイス隣接国・地域>
【ドイツ】
・ザクセン州 / ・チューリンゲン州

【フランス】
・ブルターニュ地域圏 / ・サントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏 / ・オー=ド=フランス地域圏 / ・イル=ド=フランス地域圏
・ノルマンディー地域圏 / ・ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏 / ・オクシタニー地域圏 / ・ペイ・ド・ラ・ロワール地域圏
・プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏

【イタリア】
・プーリア州 / ・エミリア=ロマーニャ州 / ・フリウリ=ベネチア・ジュリア州 / ・カンパーニャ州 / ・トスカーナ州

【オーストリア】
・ブルゲンラント州 / ・ケルンテン州 / ・ニーダーエスターライヒ州 / ・オーバーエスターライヒ州 / ・ザルツブルク州 / ・ウィーン州

<スイスに隣接していない国・地域> (※海外領土等、当該国全領域を含む)
・エジプト(追加) / ・アンドラ / ・アルゼンチン(追加) / ・アルメニア / ・バーレーン / ・ベルギー / ・ボスニア・ヘルツェゴビナ
・ブラジル / ・ブルガリア / ・カーボベルデ共和国(追加) / ・チリ / ・エストニア / ・ギリシャ / ・ヨルダン / ・カナダ
・カタール(追加) / ・コソボ / ・クロアチア / ・クウェート / ・レバノン / ・リトアニア / ・ルクセンブルク / ・メキシコ(追加)
・モンテネグロ / ・オランダ / ・北マケドニア / ・パレスチナ / ・パラグアイ / ・ポーランド / ・サンマリノ / ・スウェーデン
・セルビア / ・セーシェル共和国 / ・スロベニア / ・南アフリカ共和国 / ・タンザニア / ・チェコ / ・トルコ
・ウクライナ / ・ハンガリー / ・ウルグアイ / ・キプロス

2: 対象者
スイスへ入国する過去10日間以内に感染リスクが増大している国・地域に滞在した者(トランジットのため24時間未満の滞在にとどまる者は対象外)。
 なお、国境を越えて通勤する者等は、検疫措置の要請対象から除外されています。また、以下に該当する者も対象外です。
(1)感染防止措置が講じられた国外イベント等の場合
・文化的イベントへの参加から帰国したクリエイティブアーティスト
・競技会の参加から帰国したアスリート
・専門的会議の参加から帰国した者
(2)職業上又は医学的理由で渡航しなければならず、延期できない場合

3: 実施内容
スイス入国後直ちに自宅又は宿泊施設に移動し、最大10日間の自己隔離を実施する。

4: 報告義務
検疫措置(自己隔離)の義務を負う者は、スイス入国から2日以内に所管の州当局に入国した旨を報告し、当局の指示に従わなければなりません。

5: 指定基準
原則として、当該国、地域において過去14日間における人口10万人当たりの新規感染者数がスイスの数値よりも60以上上回る数値となっていること。
 (OWID:Our World in Data https://ourworldindata.org/ のデータに基づく。変異株の流行などその他の理由で指定される場合もあり)
 ただし、スイスと国境を接し、経済的、社会的及び文化的な繋がりが強い地域は、基準値を超えた場合でも当該リストから除外される場合があります。

6: 注意事項
陰性証明を有していても、本件検疫措置(自己隔離)の義務は免除されないとのことです。 また、検疫措置(自己隔離)の義務を遵守しない者に対しては、
 最高1万フランの罰金が科される場合がありますのでご注意ください。 』

なお、残念ながら日本からは、観光目的などの入国は出来ません。
2021年04月21日(水) 晴れ * 6219
今日のグリンデルワルトの天気は、晴れ。
朝の気温は、プラス5℃。

季節も春。
季節外れの雪ももう降らない。
そこで、冬の除雪機と春からの草刈り機の交代を。
今年の冬は、結構雪の降る日が多かったので、25回の出動をしてくれた除雪機。
秋までのお休みに。
そして、これから庭の芝刈りに活躍してくれる芝刈り(草刈り)機。

更に、8年間働いてくれた我が家の自動芝刈り(草刈り)機の「愛くん」が、昨年秋に引退(退職)したので、今年は、パワーアップした「愛くん2」が、登場。
我が家の庭は、結構坂道やデコボコが多く、「愛くん」では坂道を登れない事が多く、スリップをして止まることが多かった。
しかし、新しい「愛くん2」は、タイヤに大きな溝があり坂道もグイグイと上り下りが出来て力強い。しかもAI搭載なので、色々と便利になっている。
頼もしくて凄い奴、「愛くん2」である。
冬と春の交代。 パワーアップした「愛くん2」
2021年04月20日(火) 晴れ * 6218
今日のグリンデルワルトの天気は、晴れ。
朝の気温は、プラス5℃。

我が家の庭には、桜の木を始め他の種類の木々や、花などを植えているが、ここの土壌が悪いのか、病気になるのか、なかなか育ってくれない。
特に桜の木は、この家に移って来てから、家族全員の記念樹としてそれぞれの誕生日に植えた。
私の桜の木に唯一「さくらんぼうが」2年出来ただけで、その後、枯れてしまった。
そしてほかの桜も次々ダメに。
この冬の重たい雪で母の記念樹の枝が折れてしまったので、掘り出すことに。
そして、新たに「タニウツギ」(Weigelie)の木を植えた。
残っているのは、娘の桜の木のみ。
(家の反対側の別の場所には、別の桜の木を4本植えているが、そちらは育っている)

ニュースから・・・
『「雪だるま人形」を吹き飛ばせ! スイスの春祭り  4/20(火) 15:13配信  (c)AFPBB News
【4月20日 AFP】スイスの雪に覆われた山道に架かる橋で19日、チューリヒ伝統の春祭り「セクセロイテン(Sechselaeuten)」の儀式が行われ、
 まきの上に載せられた雪だるま形の巨大な人形が爆破された。
 この雪だるまの人形は「ベーグ(Boeoegg)」と呼ばれ、火が付いてから短時間で吹き飛べば「素晴らしい夏」が訪れる吉兆とされる。

これは「セクセロイテン」というお祭りで、昨年、新型コロナウイルス流行の影響で中止された。
 ベーグを燃やす儀式は祭りのヤマ場であり、通常はチューリヒ市中心部で行われるが、今年は見物客で「密」になることを避けるため、
 会場をチューリヒから南に100キロ離れた山中へ人形は運ばれ、シェレネン(Schoellenen)峡谷の「悪魔の橋(Devil's Bridge)」に設置された。
 悪魔の橋は、1799年にナポレオン戦争(Napoleonic Wars)でフランス軍とロシア軍の戦いが起きたことで有名だ。

 冬の悪魔を象徴するベーグは通常ほうきを持っているが、今年は橋の名にちなんでピッチフォーク(三つまたの熊手)を持たされた。
 薪に点火してから、花火が詰まったベーグの頭が吹き飛ぶまでにかかる時間で、どんな夏になるかを占うのが伝統だ。
 今年は比較的早く12分57秒だった。歴代最短記録は熱波のさなかに行われた2003年の5分42秒だった。

今年は無観客の状態で、テレビ中継された。』
https://news.yahoo.co.jp/articles/88a945c056691a090d9a0c8402a939c4f9b6e61f 』
桜の木の後に植えた「タニウツギ」の木 吹き飛ばされる「雪だるま人形」
2021年04月19日(月) 晴れ * 6217
今日のグリンデルワルトの天気は、晴れ。
朝の気温は、プラス5℃。

安東一康(あんどう いっこう)の You Tubeの「Simple and More Channel」では、前回のフィルストに続き、シルトホルンのスキー場をご紹介中。
どうぞご覧下さい。
また出来れば「チャンネル登録」と「いいね」をお願います。(笑)
Simple and More Channel - YouTube
安東一康の You Tubeの「Simple and More Channel」
2021年04月18日(日) 曇り * 6216
今日のグリンデルワルトの天気は、曇り。
朝の気温は、プラス7℃。
日曜日。
穏やかな、静かな日曜日。
スキー場終了の日。
スキーに来るスキー客の車も少ない。
2021年04月17日(土) 晴れ * 6215
今日のグリンデルワルトの天気も、晴れ。
朝の気温は、プラス5℃。

ニュースから・・・
『フィリップ殿下葬儀 エリザベス女王が最後の別れ  4/18(日) 7:52配信
 英ロンドン近郊のウィンザー城(Windsor Castle)内にある聖ジョージ礼拝堂(St George's Chapel)で17日、エリザベス女王(Queen Elizabeth II)の夫
フィリップ殿下(Prince Philip)の葬儀が営まれた。
女王にとって、73年間にわたり連れ添った殿下との最後の別れとなった。

 午後3時(日本時間同11時)、葬儀の開始に先立ち、全国で国民が1分間の黙とうをささげた。
フィリップ殿下の遺体を納めたひつぎは、殿下自らが設計に関わったランドローバー(Land Rover)の特別仕様車で礼拝堂に到着。
エリザベス女王は黒の喪服に黒のマスクを着用して着席した。

 新型コロナウイルス感染対策で参列者は30人に制限されたが、葬儀の様子はテレビ中継され、多数の国民が視聴。
参列者は全員マスクを着用し、互いとの距離を取って着席した。葬儀は50分にわたり続き、殿下のひつぎは永眠場所となる礼拝堂内の
王室墓廟(びょう)に安置された。

 参列者の大半は近親者で、女王夫妻の子どもであるチャールズ皇太子(Prince Charles)、アン王女(Princess Anne)、アンドルー王子(Prince Andrew)、
エドワード王子(Prince Edward)の4人に加え、孫のウィリアム王子(Prince William)とヘンリー王子(Prince Harry)兄弟が出席した。

 王子兄弟が公の場で対面したのは、ヘンリー王子が昨年、妻のメーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)と共に米国に移住して以降で初めて。
王子2人の仲は、ヘンリー王子の移住や、メーガン妃と共に行った痛烈な王室批判をめぐり険悪となっているとも伝えられている。
メーガン妃は現在、第2子を妊娠中で、医師から渡航を控えるよう勧められたため、葬儀は欠席した。(c)AFPBB News 』
https://news.yahoo.co.jp/articles/a48bebf160a2141e951728e58c6580f9f89ae483

私も、午後4時からCNNの生中継を見ていた。(イギリスとスイスでは1時間の時差がある)
エディンバラ公フィリップ殿下の希望で簡素な式をしたそうだが、でもやはりそこは大英帝国。(正確にはスコットランドだが)
伝統と重厚さがある。
ギリシャ王の子供として生まれ、英国のエリザベス女王の婿養子として結婚したフィリップ殿下。
女王と結婚して73年間常に女王の後ろを歩いていたフィリップ殿下が、初めて女王の前を行くという。
フィリップ殿下自らが設計に関わったという、ランドローバーの特別仕様車の後ろを、子供や孫のみの参列者が歩いてゆく。
礼拝堂での葬儀も、4人の聖歌隊の歌も、バグパイプによる演奏、海軍兵士や衛兵のラッパの演奏も、全てが質素だが、重みがある。
葬儀のあと、棺を墓地へ運び、そこで埋葬するのだろうと思って見ていたら、いつの間にか棺の姿は無くなっている。
そして、参列者は、教会をあとにする。
えっ!?・・・・埋葬しないんだ?・・・・と不思議に思っていたら、このニュースを見て分かった。
国王は、墓地ではなく教会の地下にある王室墓廟(びょう)に安置されるということを。
一般人とは違うんだ・・・と。
そういえば、ローマやパリなどの教会に行くと、礼拝堂や教会内部に、「〇〇王の墓」「〇〇王妃の墓」という物が多くある。
映画の「ダビンチコード」などでも、そういう王様や国王のお墓のシーンが登場する。
ああ・・なるほど・・・・と感心した次第である。
ラウンドローバーの後ろを歩く子供や孫たち。 エリザベス女王は専用車で出発。
セント・ジョージ教会に到着。 礼拝堂内に着いた棺。
2021年04月16日(金) 晴れ * 6214
今日のグリンデルワルトの天気も、晴れ。
朝の気温は、プラス3℃。

今日も穏やかな景色が広がるグリンデルワルト村。
スキー場も、今週末でクローズする所も多い。
季節は春に向かっている。
午前10時50分の我が家から見えるアイガー北壁(標高397m)。
2021年04月15日(木) 晴れ * 6213
今日のグリンデルワルトの天気も、晴れ。
朝の気温は、プラス5℃。

在スイス日本国大使館からのニュースから・・・
『04月14日、スイス連邦内閣は、現行の新型コロナウイルス感染症予防のための各種制限措置の段階的緩和策(2021年4月19日以降適用)を
 閣議決定しました。

1: レストランのテラス席の営業再開
2021年4月19日以降、レストラン及びバーは、テラス席のみでの営業再開が認められます。
 ただし、着席義務があるほか、飲食時のみマスクを外すことができます。また、1テーブル当たりの人数は4人までとなります。
 飲食店側は、全員の連絡先情報の収集並びに各テーブル間の1.5mの社会的距離の確保又は衝立設置が義務付けられます。
 なお、ディスコ及びクラブは、引き続き閉鎖されたままとなります。

2: 公的に立ち入り可能な施設等の再開
公的に立ち入り可能なレジャー・娯楽施設は、一般の店舗や美術館・博物館等と同様の条件での営業再開が認められます
 (動物園・植物園は全てのエリアが再開可能となります)。
 ただし、屋内においては常にマスクを着用するとともに、社会的距離を確保する必要があります。
 なお、ウェルネス施設及びスイミングプールの屋内エリアは、引き続き閉鎖されたままとなります。

3: 観客を伴うイベント
観客を伴うイベントは、人数制限付きでの再開可能となります。
 観客の人数は、例えばサッカーの試合や野外コンサートなどの屋外の場合は100人まで、映画館、劇場、コンサートなどの屋内の場合は
 50人までに制限され、会場収容人数の3分の1が上限となります。
 常時着席及びマスク着用が義務付けられるとともに、観客同士の距離を1.5m確保する又は座席間を空ける必要があり、飲食は禁止され、
 イベント中の休憩時間はありません。

4: その他のイベント
既に認められている私的な集まりやスポーツ・文化活動に加え、参加者が最大15人までのイベントの開催が認められます。
 例えば、博物館等のガイド付きツアー、クラブメンバーの集まり、レジャー・娯楽イベントなどが含まれますが、マスク着用及び社会的距離の
 確保が前提となります。

5: 成人のスポーツ及び文化活動
成人によるスポーツ及び文化活動は、個人又は参加者が最大15人までのグループでの活動について緩和され、この条件下では競技会を
 行うことも認められます。
 屋外の場合には、マスク着用又は1.5mの社会的距離を確保する必要があり、屋内の場合には、マスク着用及び1.5mの社会的距離を
 確保する必要があります。
 ただし、フィットネスクラブでの持久力トレーニングや合唱団での歌唱など、マスクを着用できない活動については例外とし、より厳しい社会的
 距離の確保が要件となります。
 なお、物理的な身体的接触を伴うスポーツは、屋内での活動は認められず、マスクを着用した場合に限り屋外での活動が認められます
 (スポーツ及び文化活動は、屋外での活動及び事前に新型コロナウイルス検査を受けることが推奨されています)。

6: 大学等における対面授業
義務教育機関及び後期中等教育機関以外の大学及び成人教育機関での対面授業は、限られた範囲で実施可能となり、最大50人までの
 人数制限、会場収容人数の3分の1までを上限とし、マスク着用と社会的距離の確保が義務付けられます。

7: 企業内における自己検疫措置の免除等
検査計画を有し、現場で働く従業員に対し最低週1回の新型コロナウイルス検査を提供する企業の従業員は、新型コロナウイルス検査で陽性と
 認められた人と業務活動中に接触した場合においても、自己検疫義務は適用されません。
 また、老人ホームや養護施設は、新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた入居者をマスク着用から免除することが可能となります。
 これは、新型コロナウイルスの感染から回復した入居者に対しても同様です。

〇スイス連邦内閣閣議決定
https://www.admin.ch/gov/de/start/dokumentation/medienmitteilungen.msg-id-83106.html
(リンクはドイツ語、他にフランス語、イタリア語及び英語有) 』

ようやく、レストランも、テラス(屋外)での営業が再開される。
よかった。
2021年04月14日(水) 晴れ * 6212
今日のグリンデルワルトの天気も、晴れ。
朝の気温は、0℃。
吹く風は冷たい。
スキー場も、今週末でクライネ・シャイデックは終了。
グルントにあった屋外臨時駐車場の踏み板を係員が外している。(夏場は、牧草地になっている)
シーズンも、終わりだな〜。
午後2時の我が家からの景色。
2021年04月13日(火) 晴れ * 6211
今日のグリンデルワルトの天気は、晴れ。
朝の気温は、0℃。
気温が低い。
昨日の雪が山沿いで積もって、晴れるとまぶしく輝く。
綺麗な風景となる。

先日、無料でもらった「自分でするコロナ・テスト」を、実行してみる。
細くて長い綿棒を、2つの鼻の穴に入れる。
それを専用の液体の入った筒に入れて振る。
専用の器具に、その液体を落とす。
20分ほどしてCの印に赤い線が来ると「陰性」、Tの印に来ると「陽性」だという。
Cに赤い線が来たので「陰性」。
良かった、良かった。(笑)
新雪を被ったアイガー北壁とラウバーホルンの山。 自分でするコロナ・テスト器具。
2021年04月12日(月) * 6210
今日のグリンデルワルトの天気は、雪。
またまた、激しく雪が降っている。
しかし、これも午後には溶けてしまった。
春の雪である。
朝の気温は、プラス3℃。

今日から、25日までは「休暇」を取ります。
例年なら、日本に仕事で行ったり、ヨーロッパ内での休暇を過ごすのだが・・・・。
昨年同様、コロナの為に、自宅でおとなしくして過ごす。(涙)
朝から激しく降った雪も、午後には溶けてしまった。
2021年04月11日(日) 晴れ * 6209
今日のグリンデルワルトの天気も、晴れ。
朝の気温は、プラス10℃。
日曜日。
今日を持って、フィルスト地区とメンリッヒェン地区のスキー場が休業となる。
日曜日だが、スキーに来るスキー客の数は少ない。
クライネ・シャイデック地区は、来週の18日に。
007のシルトホルン地区は、再来週の25日に、それぞれ終了となる。
これから、各乗り物会社も一時休業して、また6月頃からの夏のオープンとなる。
昼食後のコーヒーが美味い! ♪ダバダバダ〜〜♪ 「違いの分かる男は、ネスプレッソ」(笑)
2021年04月10日(土) 晴れ * 6208
今日のグリンデルワルトの天気も、晴れ。
朝の気温は、プラス8℃。
またまた、気温が上がって来た。
春に戻るか〜〜。

現在、スイスやヨーロッパでヒット(流行)している歌がある。
私も好きで、頭の中に残る曲でラジオからでもよく流れている。

1つは、「ウェラーマン」という曲。(ウィクペディアによると)
 「ウェラーマン」(英語: Wellerman) 、或いは「スーン・メイ・ザ・ウェラーマン・カム」(英語: Soon May the Wellerman Come) は
ニュージーランドで捕鯨船に食糧を供給していたウェラー兄弟の補給船で働く人々である「ウェラーマン」に関する歌である。
1860年から70年くらいに作られたと考えられている。
作者はわかっていないが、十代の船員か湾内捕鯨基地で働く労働者が作った可能性がある。
1973年に初めてニュージーランドの本にこの歌が掲載された。
2020年から2021年にかけて、ザ・ロンゲスト・ジョンズのバージョンとネイサン・エヴァンズのバージョンがTikTokを通して思わぬ
バイラルヒットとなり、ソーシャルメディア上でのシーシャンティの流行につながった。

 この歌の歌詞は"Billy o' Tea"と呼ばれる捕鯨船がクジラに遭う様子を描いている。
乗組員はウェラー兄弟の従業員である「ウェラーマン」が贅沢品を供給してくれることを期待している。
繰り返し部分では乗組員が「すぐにウェラーマンが来て、砂糖と紅茶とラム酒を持ってきて」くれるだろうと願っている。
 ニュージーランドのフォークソングのウェブサイトであるNew Zealand Folk Song にあるこの歌の項目によると、
「こうした湾内捕鯨基地の労働者は賃金を支払われておらず、既製服(出来合いの衣類)、蒸留酒、たばこで支払われていたという。

 ザ・ロンゲスト・ジョンズはこの曲を「ウェラーマン」("Wellerman") というタイトルで録音しており、この曲は2020年にソーシャルメディアの
TikTokでバイラルヒットとなった。2021年01月22日にこの曲のリミックスが出た。
シーシャンティに対する関心が急に高まったことについて、メディアでは19世紀の十代の捕鯨労働者の社会からの隔絶を、
新型コロナウイルス感染症の世界的流行ゆえに外から隔絶されている若者たちの状況になぞらえて説明している。

 スコットランドの音楽家であるネイサン・エヴァンズは2020年12月にTikTokにこの歌を歌うところを投稿し、それによってこの歌は
さらによく知られ、シーシャンティに関する関心が高まるようになった。
リミックスなども作られるようになった。TikTok起源であるため、このトレンドは"ShantyTok"と呼ばれている。
エヴァンスのバージョンは2021年01月21日にポリドール・レコードから発売された。

曲は、You Tubeでご覧ください。(お勧めです)
https://www.youtube.com/watch?v=qP-7GNoDJ5c
https://www.youtube.com/watch?v=90Oc9Xl5Aps
https://www.youtube.com/watch?v=RSx1xWn0RJ0


もう1曲は、「エルサレム」(Jerusalema) という曲。(ウィクペディアによると)
 エルサレムは、2019年に南アフリカの作曲家でプロデューサーのマスターKG(本名はKgaogelo Moagi)によって、バッキング歌手の
ノムセボ・ジコデと共に録音された曲です。2020年には、あらゆる年齢層の人々による自己録音ダンスビデオで世界的なウイルスヒットと
なりました。

 マスターKG=モアギ(1996年生まれ)は南アフリカのリンポポ州の村の出身で、ティーンエイジャーとしてコンピュータ上で音楽を制作し始めました。
2018年にデビューシングル「Skeleton Move」で初めて成功を収め、大きなアリーナでのコンサートを行ないました。
2019年、モアジはエルサレムのメロディーを思いつきました。
「私はこの美しいメロディーを見つけて何度も何度も演奏しました。それは霊的なものでした、私はそれを十分に得ることができませんでした」
その後、歌手のノムセボ・ジコデと共にリラックスしたアフロビートを特徴とする曲を録音しました。
この曲の歌詞は、南アフリカの11の公用語の中で最も広く話されているズールー語です。
テキストでは、エルサレムは憧れと希望の場所として書かれています。
「エルサレムは私の家であり、私を救い、彼は私と一緒に行きました、ここに私を残しないでください。この歌は神の保護と導きを求めるために使われる」
とモアギはインタビューで語りました。

 モアギの偉業による曲のリミックスのためのビデオクリップ=バーナ・ボーイズはまた、南アフリカの外でオンラインで広がりました。
若いアンゴラ人がダンスビデオを作ってオンラインにした後、ビデオブームが始まり、世界中で知られるようになりました。
翌年のコロナ禍のなか2020年の秋頃にはアフリカ、西ヨーロッパ、アメリカなど、キリスト教圏において再度注目を集めます。
曲はオリジナルのビデオによって指示された振り付けを持っておらず、全てのビデオは、独自のダンスの動きを示しています。
 コロナ禍の憂いを晴らすような軽やかなダンスが人気となり“ Dance Challenge”へと発展しました。
今では一般市民から大企業までが参加する大人気の「踊ってみたい」動画になっています。
エルサレムは、南アフリカ、フランス、ルーマニア、ポルトガル、イタリアを含む多くの国でナンバーワンに入りました。
 この「Jerusalema Dance Challenge」 が話題となっている地域は、イスラエル、オランダ、ポルトガル、イタリア、スペイン、フランス、
ジャマイカ、カナダ、アメリカなど多岐にわたり、多くの国、そして多くの職種の人たちによって披露されています。
とくにコロナにおいて苛酷を極める業界のダンス・チャレンジは、見ているだけで胸が熱くなるものがあります。
 2021年02月、権利者ワーナー・ミュージックは参加団体に最大4,000ユーロの遡及(そきゅう)利用料を要求したと発表されました。

オリジナル だそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=613A9d6Doac

色んな人たちが踊っていますが、その中でも一番再生率が高いのが「オーストリア航空」だそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=vH-zGql7Y_A

「All over the world」 26分あります。
https://www.youtube.com/watch?v=mdFudLPyqng

シュトゥットガルト空港。
https://www.youtube.com/watch?v=DJikiU__CgA

「Wengen 観光局」は、32分あります。
https://www.youtube.com/watch?v=z_LO2kmcgsQ

その他、世界中の企業、医療、警察、消防など、本当に多くの人々が踊っています。
「ウェラーマン」(Wellerman)のYou Tube 「エルサレム」(Jerusalema)のYou Tube
2021年04月09日(金) 晴れ * 6207
今日のグリンデルワルトの天気も、晴れ。
朝の気温は、プラス1℃。

朝から一人でスキーに。
今シーズン最後のスキーとなる。
ターミナル駅からメンリッヒェン・ゴンドラバーンに乗ってメンリッヒェンへ。
ここで2本滑って、移動する。
レーガー、グンミ、アルフェンと乗り継ぎながら、スキーで滑る。
更に、アイガーノードヴァンド、ウィキシー、ラウバーホルンとリフトに乗っては、全てのコースをノンストップで滑って、クライネ・シャイデックを
12時30分に下山。
グルントまでノン・ストップで滑って、自宅に帰って遅めの昼食を取る。
標高差は5,394m。使用した乗り物は14本。滑った距離は約50km。
これで、今年のスキーは終了。
メンリッヒェンの展望台からのパノラマ。正面にアイガー、メンヒ、ユングフラの三山が。
アイガーノードバンドの高速チェアーリフト。左側がアイガー北壁。
クライネ・シャイデック駅。前方にはアイガー北壁が。 グリンデルワルト村へ向けて滑る。奥の山はヴェッターホルン。
2021年04月08日(木) 晴れ * 6206
今日のグリンデルワルトの天気は、晴れ。
朝の気温は、マイナス8℃。
昨日まで降った雪も、太陽が出ると、いっぺんに溶けてしまう。
春の雪だな〜やっぱり。

スイスでは、自分で検査が出来る「簡易コロナテスト器具」を無料で貰える事になり、早速薬局で貰って来た。
これは、一人につき一か月の間に1袋(5個入り)を貰えるもので、自分でコロナのテストをするという器具である。
テストの結果、もし陽性になったら、「正式な検査を受けなさい・・・・」という事になる。
貰う為には、各自が加入している健康保険証を提示するだけ。
そして、無料といっても、実際には各保険会社がこの料金を負担しているという事となっている。
自分で行なうコロナ・テスト器具。
2021年04月07日(水) * 6205
今日のグリンデルワルトの天気も、雪。
朝から除雪機を使っての雪かき作業で始まる。
朝の気温は、マイナス4℃。

スイスのニュースから・・・
『スイスに残る10個の小さな方言と言語
 スイスは多言語国家だ。四つの公用語のほか、極めて小規模な言語と方言が数多く存在する。
その中には消滅に瀕するもの、すでに絶えてしまったものもある。

1: ティチーノ州の方言(Tessiner Dialekt)
 ティチーノ州とグラウビュンデン州のイタリア語圏の方言は、イタリア北部の方言グループであるロンバルド語に属する。
方言は谷ごとで異なる。何十年にも渡り、特にティチーノ州の方言は激減。
1970年代、ティチーノ州の家庭では大半が方言を使っていたが、2012年にはその割合が約30%だった。
グラウビュンデン州のイタリア語圏(ミソックス、カランカ、ブレガリア、ポスキアーヴォ)でも同様の傾向が見られるが、それほど顕著ではない。

2: グリンドイツ語(Gurinerditsch/ボスコ・グリン)
 13世紀、ドイツ語を話すヴァレー(ヴァリス)州からの入植者がボスコ・グリン谷に住みついた。
イタリア語圏のティチーノ州で唯一、ドイツ語を話すこの村の住民は、その孤立した地理的要素により、古い中部ドイツ語の言葉が数多く残る。
グリンドイツ語が特殊なのはそのためだ。一方、ボスコ・グリンでヴァリスドイツ語(ヴァリス州の方言)を話す人はごくわずかだ。

3: ムッテンのヴァリスドイツ語(Walserdialekt von Mutten)
 ヴァリス州からの入植者は、自分の方言をグラウビュンデン州に持ち込んだ。
ここムッテンのヴァリスドイツ語は非常に特殊で、言語学的に元のヴァリスドイツ語のグループには含まれない。
1934年、ある方言学者が「ムッテンの方言」について論文を執筆したが、明確な結論を見出せずじまいだった。この古い方言は、ほぼ消滅している。

4: ロマンシュ語(Die Musikerin Bibi Vaplan schaut in die Kamera)
 ロマンシュ語は、現在のグラウビュンデン州で、俗ラテン語とケルト語、レティア語が混じったものとして発展。
ユネスコの「絶滅のおそれのある言語」にリストアップされている。19世紀前半はグラウビュンデン州の人口の大半がロマンシュ語を話したが、
今は5人に1人だ。スイスの人口で見ると全体の0.5%。
方言は五つの「イディオマ」と呼ばれる書き言葉に分類される。最も絶滅の危機にあるのは南部の「ストセルヴァン(Sutsilvan)」だ。
そのイディオマを教える学校は一つしかない。

5: フランコ・プロヴァンス語(Frankoprovenzalisch/アルピタン語)
 スイスのフランス語圏(ジュラ州を除く)では19世紀まで、フランコ・プロヴァンス語の方言が使われていた。
これはフランス語の方言ではなく、独立したロマンス語だ(独立性はロマンシュ語と似ている)。
その後、フランコ・プロヴァンス語に代わり、標準フランス語が使われるようになった。
フランコ・プロヴァンス語が使われるのは現在、フリブール州とヴァレー州の一部地域だけで、そのほとんどが年配者だ。
例外はフランコ・プロヴァンス語の方言「パトワ・デヴォレーヌ(エヴォレーヌの方言)」。この方言はヴァレー州のエラン谷に今も残る。
小学校でも教えている。

6: フラン・コントワ語(Frainc-Comtou)
 ロマンス語の言語グループに属するオイル語の方言。フランスの一部、ジュラ州で使われていた。20世紀初めにほぼ消滅。
フランスとスイスでこの言語の保存に向けた動きが起こっているが、この言語の話者は両地域で3800人程度しかいない。

7: ロマ語(Romanes)
 シンティ・ロマ人の言語。元々はインドから移住してきた人たちだ。
ウルドゥー語とヒンディー語と同様、インド・ヨーロッパ語族インド語派に属する。現在、スイスには約5万〜8万人のロマ人が住む。
彼らはロマ語を少数言語として認知するよう求めている。

8: イェニッシュ(Jenisch)
 スイスに住む移動民族イェニシェの一部は、スイスドイツ語に加えイェニッシュと呼ばれる言語を話す。
この特殊な言語は口語で伝承されてきた。
これはドイツ語が変化して出来たもので、スイス、オーストリア、ドイツ、ベネルクス三国、フランスに多様な方言が存在する。
イェニッシュの単語は歴史的に「ロートヴェルシュ(Rotwelsch)」(中世期のドイツ語圏で、盗賊仲間が使っていた隠語)に深く関係している。
 スイスは1926年から73年の間、この言語を話す民族の子供たちを連れ去ったため、言語としてのイェニッシュは苦境に立たされた。
イェニッシュを話す人も新たに学ぶ必要があるほどだ。現在、この言語を話すスイス人がどれくらいいるのかはわかっていない。

9: イディッシュ語
 欧州のユダヤ人の間で生まれた言語。
統一された言語ではなく、多くの方言と人工的な標準語(Yivo)がある。
スイスのユダヤ人は19世紀中盤まで、アールガウ州のスルブ谷に強制的に住まわされ、ここでスイス独自の派生語が生まれた
(スブターラー、エンディンガー・イディッシュと呼ばれる)。
ただ20世紀後半には消滅した。スイスドイツ語に残る単語が一つだけある。それは「Stuss」で「ナンセンス」という意味だ。
 20世紀初めに東ヨーロッパから移住してきたユダヤ人の子孫は、いまだ東イディッシュ語の方言を話す。
これは特に正教を信仰する家族の間で使われている。

10: マッテン・エングリッシュ(Mattenenglisch)
 マッテン・エングリッシュは、すでに消滅した特殊言語、そして隠語だ。
ベルン旧市街のマッテ地区やベルン市の下層階級の間で使われていた。この社会言語はマッテのベルンドイツ語を基盤に発展。
言葉には非常に難解なルールがある。
単語の最初の文字は最初の母音から分離され、後ろに付く。また単語の最初は常に「i」で始まり、最後は母音の「e」に付く。
フランス語、ロートヴェルシュ、ヘブライ語、イェニッシュの言葉も使われている。
マッテン・エングリッシュの多くが現在のベルンドイツ語(ベルン地方の方言)に受け継がれている。』
https://www.swissinfo.ch/jpn/
という。

通常、スイスには4つの公用語がある。ドイツ語、フランス語、イタリア語、そしてロマニッシュ語、というが、
更に10個もの細かい方言があるとは。
その中に、インドのヒンディー語に近いものもあるとは・・・。驚きである。

私も昔、チューリッヒに行ってスイス人と会話すると、
「貴方は山の方から来たのか?」と聞かれた。(山とは、ドイツ語圏の高山地域のこと)
更に、ドイツでドイツ人と会話すると、
「貴方はスイスから来たのか?」と聞かれた。
方言が分かるんだね〜〜。
本人は、「標準ドイツ語を話している積りなのだが・・・(苦笑)
午前10時過ぎの我が家の庭の様子。雪で真っ白。
2021年04月06日(火) * 6204
今日のグリンデルワルトの天気は、雪。
20日ぶりの雪降りである。
朝の気温は、マイナス1℃。

スイスのニュースから・・・
『ますますマルチリンガルになるスイス人
 国の調査で、スイスの人口の3分の2以上が、日常生活で複数の言語を使っていることが分かった。
5つ以上の言語を使う超マルチリンガルも2%弱いる。

 連邦統計局が25日に発表したスイスの言語・宗教と文化に関する調査(第2回/2019年実施)他のサイトへによると、多言語話者の割合は
前回調査の2014年からわずかに増えた。
15歳以上の68%は、少なくとも週に1回、親戚や同僚との会話やネットサーフィン、読書、テレビ観賞などで複数の言語を使っている。
これらの活動で1つの言語しか使わない人は32%で、2014年の36%からやや減少した。
高齢者ほど単一言語しか使わない人の割合が多い。
日常的に2カ国語を使う人は38%、3カ国語は21%、4カ国語は6.4%、5カ国語は1.77%だった。

 移民系に複数言語を使う人の割合が多く、日常的に少なくとも3つの言語を使う人は移民1世で41%、2〜3世で49%。
非移民では21%だった。新しく言語を学ぶ人の動機は「仕事」が34%で最も多かった。
 15歳未満の子供の33%が家で2カ国語に触れる機会があり、3カ国語以上は10%だった。
人口全体では、多言語を話す世帯に住む人の割合は32%だった。

 スイスの4つの公用語に関しては、居住者の76%が日常的にドイツ語(スイスドイツ語は65%)、39%がフランス語、15%がイタリア語、
0.9%がロマンシュ語を話す。
公用語以外でも最も普及している言語は英語で、スイス人口の45%が日常的に使っている。 』
https://www.swissinfo.ch/jpn/

という。
確かに、スイスでは多くの言葉(言語)を話すスイス人が多い。
話すだけでなく、読み書きなども普通に行なうから凄いと思う。
地理的な事もあるし、長い歴史の土壌もある。
単一言葉しか話せない日本人としては、羨ましい限りである。
(勿論、日本語も物凄い難しい言葉であり、この日本語を話し、読み書き出来る日本人は凄いのだが)

我が家でも、子供同士はスイス・ドイツ語で会話し、母親とはドイツ語で。おやじとは、英語かローマ字で読み書きして、日本語で会話する。
そして、更に子供達は、仕事でドイツ語と英語とフランス語も使っている。
たいしたものだ。(笑)
再び、冬が戻って来た。午前8時過ぎ、我が家から見るグリンデルワルト村の雪景色。
2021年04月05日(月) 晴れ * 6203
今日のグリンデルワルトの天気も、晴れ。
朝の気温は、プラス7℃。

毎月頭に「JIB通信」というメルマガを発信している。
配信先は、個人であったり、会社であったり、旅行代理店(旅行会社)、マスコミ関係や出版社などである。
最近、その配信に対して「戻って来る」ケースが多くなった。
「旅行業を廃業しました」「営業を終了しました」「退職しました」「出向しました」「辞職しました」「このメールは、もう使われておりません」など。
コロナによる影響の大きさを痛感させられている。
「明日は我が身」であるが、なんとか持ちこたえようと頑張っている。

年に2回、雪が降る前の11月頃と、春になる4月頃。
我が家周辺の牧草地に「牛の堆肥」が、機械によって撒かれる。
牧草地にとっては、大事な肥料。
しかし、これが、ひじょ〜〜に「臭う」。
2〜3日すれば乾燥して匂いも無くなるのだが。。。。
家の窓は閉めておかねば、ならない。
文句を言う積りはない・・・・。
グリンデルワルトでは当たり前の光景であり、農家にとっても景色にとっても、必要な作業であるから。
いや〜、しかし・・・それにしても・・・くっさ!(笑)
この車が、牛の堆肥を牧草地にばら撒く。 我が家の庭を横断中。しかし、臭う(笑)
2021年04月04日(日) 晴れ * 6202
今日のグリンデルワルトの天気は、晴れ。
朝の気温は、プラス2℃。

イースター休暇中。
冬のシーズンの最後のお休みである。
イースター金曜日からイースター月曜日までの4日間が、このイースター休暇。(復活祭という)
例年だと、多くのスキー客がやって来る時期だが・・・。
今年は、やはり少ない。
でも、南のイタリヤ方向へ向かう高速道路は、観光客の車の渋滞。
いつもの、渋滞が起こっている。
移動する人は、移動する。
コロナに関係なく。
スキー場の雪も少なくなって来た(写真右側)。スキーシーズンは04月11日まで。
2021年04月03日(土) 曇り * 6201
今日のグリンデルワルトの天気は、曇り。
朝の気温は、プラス7℃。

珍しく、シュピエッツにある「アウトレット・ショップ」に行く。
昔から、一度は言ってみたいと思っていたお店。
今日まで冬のバーゲンセールをしているとの事で、まあ、見物がてら、行ってみた。
いや〜〜物凄い人出に、ビックリ!!
今日までと言う事もあるのだろうが。
アウトレットと行っても、ほぼ新品。
売れ残った商品と言うよりも、これを目当て(仕掛けて)仕入れたのではないかと思われる品々。
1フランから50フランまで。
殆どが冬物なのだが。
子供が多い家庭や、子供がいる家庭などは、来シーズン用に、安い今、購入するようで、買い物カートに満杯。
スキーウェアー、アンダーウェアー、ヘルメット、グローブ、そりなど。
まあ、考え方では、お得な購買だと思われる。
私も、新品のグローブを7フラン(約700円)で購入した。(笑)
2021年04月02日(金) 晴れ  * 6200
今日のグリンデルワルトの天気も、晴れ。
朝の気温は、プラス6℃。
春の訪れ。我が家の庭にも花が咲き始めた。
暑いくらいのグリンデルワルト。

イースター休暇が始まった。
イエス・キリストの復活の日。

スイスのテレビ・ニュースで放映していたが、このコロナ禍の中、チューリッヒ空港から飛行機で休暇に向かうスイス人たち。
行き先は、マジョルカ島、ドミニカ共和国、英国など。
「どうして、今、行くのですか?」
「毎年行っているから・・・」
「我々の休暇だから・・・・」
「ちゃんと、予防しているから・・・・」
そして、スイス発の飛行機は混んでいるそうだ。
休暇先に着くと、数日間の隔離がある。
休暇から帰って来るとスイスで10日間の隔離をしなければならない。
合計14日間以上の隔離と、休暇。
「スイス国内を旅行したらどうか?・・・」と、ニュースは言っていた。

04月02日 午後03時10分のスイスの現状。
感染者数 : 603、092人 (前日比 : +1,968人)
死亡者数 : 10,350人 (前日比 : +13人)
回復者数 : 317,600人。
テラスに、椅子とテーブルを出した。 我が家の、桜の木。
2021年04月01日(木)  晴れ 6199
今日のグリンデルワルトの天気も、晴れ。
朝の気温は、プラス6℃。

今日も良い天気、素晴らしい景色のスイス・グリンデルワルト村。
春がやって来ている。

グリンデルワルト生まれ、育ちの「安東一康(あんどう いっこう)」のユーチューブ8YouTube)では、グリンデルワルトでのスキーや、
春の様子などを動画でご紹介しています。
どうぞ、ご覧ください。
そして「チャンネル登録」と「いいね」をお願い致します。(笑)
(1) Simple and More Channel - YouTube

「今月の写真」を、どうぞ。
スポーツセンターとアイガー北壁。 グリンデルワルト鉄道駅。